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リグレット・コレクター  作者: 天そば
第二章 文化祭一日目
19/42

バックネット裏の作戦会議

24(大原あかり7)


 遠く、中庭のほうからは、マイクを通した声と、興奮したような大歓声が聞こえてくる。

 ペアゲームが始まってから三十分。中盤に入って、ゲームは大いに盛り上がっているみたいだ。マイクで拡大された声だけならともかく、観客の声まで聞こえてくるんだから相当だと思う。

 私たちはグラウンドのバックネット裏にレジャーシートを広げて座り、そんな熱気とは無縁の話を聞いていた。


「……そういうわけで、わたしと柚希は一日ごとに入れ替わってお互いの高校を行き来するようになったってわけ」


 そこまで話し終えて、制服姿のユズは一つ息を吐いた。

 たびたび話題に出ていた「妹の柚希ちゃん」が実は双子で、姉妹そろって嶋君を好きになったから、一日ごとに入れ替わってお互いの高校を行き来している。しかもそれは、入学してからずっと続けている。

 それが、「二人いるユズ」の真相だった。


「なるほどなあ……」


 藤井君は改めて二人のユズをしげしげと眺めて、


「なんか日によってムラっ気があるとは思ってたけど、双子とはなあ……。びっくりするぐらい同じ顔じゃねえか」

「そりゃ、同じ顔じゃなきゃこんなことできないわよ」


 制服姿のユズが、微妙に鼻声になった声でそう答えた。私服姿のユズはその言葉にうんうん頷いたあと、膝の上に置いたカツラをぎゅっとにぎりながら、気遣うような視線を私に向けた。


「あかり。あの……びっくりした?」

「びっくりは、もちろんしたけど。……それよりは、そうだね」


 私は目の前にいる二人のユズを見比べて、


「腑に落ちたってほうが強いかな。ああ、そういうことだったんだなって」


 器用だったり不器用だったり、素直だったり天邪鬼だったりと、ユズが日によって言葉遣いや態度が違うことには気づいていた。いままでは、単なる気分の差かな、なんて思って深く考えなかったけど。

 自分に自信があって、いろいろとそつなくこなせるほうのユズが、お姉さんの柚香。

 口下手だったり不器用だったりするけど、素直でひたむきなほうのユズが、妹の柚希。

 軽く状況説明を受けただけでも、どっちがどっちなのか判別はついた。それぞれの仕草や表情も見覚えがあって、理屈抜きに、二人とも私の知ってるユズだと感じる。

 たぶん私は、いままでも無意識のうちに柚香と柚希を区別していたのだと思う。だからこうして、双子だってことがわかっても、たいした驚きもなく受け入れられるのだ。


「ところでよ、良次はいつから川口が二人いるって気づいてたんだ?」


 藤井君に訊かれ、えーっと、と前置きしてから嶋君は答えた。


「だいたい二ヶ月前だよ。夏休みに入る直前だった」

「そうだったわね。で、そのときにわたしも柚希も嶋くんに告白しちゃったんだけど、いまはどっちか決められないっていうから、部活を引退するまで返事は保留ってことになったの。そうよね?」


 視線を泳がせながら頷く嶋君。……可哀想に、一番難しい立場じゃん。


「そういうわけだから、あかりも藤井くんも、このことは秘密にしてもらえない? わたしたち、ちゃんと白黒つけるまで入れ替わりは続けたいのよ」

「わたしからも、お願いします」


 柚香と柚希、そろって私たちに頭を下げる。

 もちろん、断る気はない。


「うん、オッケー。もともと言う気なかったもん」

「おれも。ま、横から楽しく見とくよ」


 ありがとう、と頭を下げたあと、柚香は藤井君に尋ねた。


「ところでさっき藤井くんが言ってたことって、他の人たちも気づいてたりする? 川口は日によってムラがあるって」

「あー……いや、他のやつらがそう言ってるのは聞いたことねえかな。もともとお前ら、あんまり積極的に誰かと話さねえじゃん? だから、違和感を抱くってレベルまでいかねえんだと思うぜ」

「あかりは、どうだった?」


 柚希に訊かれて、私はいままでのことを思い出しながら答える。


「私は気づいてたよ。ムラがあるっていうか、ユズはその日の気分によって性格が変わるんだなあって風に思ってたけど」

「えっと、じゃあ、わたしたちが双子で、入れ替わって学校に来てるってことまでは気づいてなかったの?」

「さすがにそこまではね。……なんか隠してるなとは思ってたけど」


 そこはあえて触れずに、というか、踏み込めずにいた。


「瑞樹とかヨシノリは、そこまでは気づいてないと思う。ユズの話してても、そういうことは言ってこないし。……ただ二人とも、ユズにはいろんな一面があるみたいなことは言ってたよ」

「そっか。二人からしたら、そう見えるんだね」


 そう呟く柚希の横で、柚香は少し険しい表情を浮かべた。


「じゃあもし、わたしに顔がそっくりな双子の妹がいるって広まったら、どうなると思う? いまはなんとも思っていない人たちも、入れ替わりに気づくと思う?」


 それは、どうだろう……。

 私と藤井君は顔を見合わせた。


「そんでもお前ら、あんま周りと話さねえからな。……いや、でも、野球部が相手だと気づくやつはいるかもな。毎日顔合わせるわけだし」

「そうだね。野球部で、しかも同じマネージャーの瑞樹だと、気づかれる可能性が高いかもね。……ヨシノリは微妙だけど、まったくなんも思わないってことはないかも」


 私たちの返答に、なぜか、柚香と柚希、嶋君までもが一斉に表情を曇らせた。私と藤井君は、また顔を見合わせる。


「どうしたんだよ。要は双子だってバレなきゃ大丈夫ってことじゃねえか。おれと大原にはタイミング悪く顔見られたけどよ、このまま川口妹が誰にも会わないように脱出すりゃバレねえだろ」

「それがバレる可能性があるからまずいのよ。『学生証コレクター』っていう、わけのわからないやつが出たって話、聞いた?」

「『学生証コレクター』? なんだそいつ」

「そう名乗るやつが、荷物置き場にある女子生徒の鞄から学生証を盗んでいったのよ。で、柚希の武広高校の学生証も、そいつに盗まれたってわけ」


 お姉さんから親指を向けられた柚希が、おずおずと言う。


「今日、ちょっとばたばたして、間違えて武広高校に行くときの鞄を持ってきちゃって、その中に、学生証も入ってたから……」

「ああ。そういえば今朝、学校指定じゃない鞄持ってきてたね」


 その鞄を荷物置き場に置いているうちに、学生証を盗まれたってことか。確かに、これはちょっとまずい事態なのかもしれない。


「学生証に貼ってある写真を見られたら、双子だってバレるってことだもんね」

「そうなのよ。いちおう、あとで返しますって書き置きはあったけど、他の人の目に触れる前にどうにかして犯人を見つけて、学生証を取り戻したいの。だから、風邪気味のわたしも学校に来て、三人でいろいろと捜査してたってわけ」


 なるほどね。実はけっこうな緊急事態だったんだ。

 納得する私の横で、藤井君が柚香に尋ねた。


「でもまだ犯人も学生証も見つかってねえんだよな。これからまだ犯人と学生証捜し、続けんのか?」

「そういうつもりよ」

「よし、わかった。それならおれも手伝うぜ!」


どんと胸を叩き、高らかに宣言する藤井君。

 え、と声をあげる私以外の三人。


「でも、いいのか、一樹?」

「おうよ。こうして事情を知ったのもなんかの縁だし、それに、楽しそうだしな。一風変わった文化祭の過ごし方って感じでよ。……な、大原も手伝うだろ?」

「うん。私も言おうと思ってたのに、藤井君に先越されちゃったよ」


 私が笑いながら言うと、柚香も柚希もはぱっと表情を明るくした。


「ありがとう、あかり! 藤井くんも」

「わたしからもありがとう。じゃあ、これからは五人で学生証捜しね」


 言ったあと、柚香は嶋君に目を向けて、


「……で、嶋くん。さっき電話で、わかったことがあるから報告したいって言ったでしょ。あれ、なんだったの?」

「ああ、うん。盗まれた人たちの共通点らしきものを見つけたんだよ」


 共通点? と柚香は首をかしげた。


「でも『学生証コレクター』って、要は文化祭のおふざけでしょ。それなのに、適当に目に付いたものを盗んだわけじゃないかもしれないってこと?」

「うん。さっき中庭で、学生証を盗まれたって人たちに会ったんだけど、みんな、顔に特徴的なほくろがあったんだ。色が濃くて、はっきりしていて、パッと顔を見ただけでも、目を引くようなほくろだった」


 嶋君は柚香と柚希を目で示した。


「川口たちの泣きぼくろもそんな感じだろ? こういうほくろが、盗まれた人たち全員にあったんだよ」


 なるほどね。

 私も鼻の横にほくろがあるけど、小さいし色も薄いし、一目見ただけじゃ気づかない人もたくさんいると思う。それと違って、柚香たちの泣きぼくろなら、すぐに気づくだろう。それぐらい印象的なほくろなのだ(ていっても、柚希のは付けぼくろらしいけど、犯人が知るはずもない)。こういうほくろのある人は、そんなに多くはないと思う。盗まれた人たち全員にあったのなら、単なる偶然で片づけるにはできすぎている。

 藤井君は腕を組みながら首をかしげた。


「でもじゃあ、なんだってそういう人たちから学生証を盗むんだろうな。……文化祭のおふざけでやってるとみせかけて、実は顔にほくろのある生徒の写真が欲しくなった、とかかな」

「え。そんな人、いるの?」


 ぎょっとしたような顔の柚希に、藤井君は涼しい顔で頷いてみせた。


「いるかもしれねえぞ。人の好みっていろいろだからな。顔にほくろのある子が好きで好きでたまらなくて、それをこじらせて顔ほくろコレクターに発展しちまったやつがいても、おれはそんなにおかしいとは思わねえよ。……それに、そう考えりゃ、なんで他校のお前の学生証まで盗んだかってことも説明がつくじゃねえか」


 あ、と思わず声を漏らしてしまった。そう言われればそうだ。文化祭のおふざけなら、他校の生徒の学生証までは盗まないと思う。それなのに柚希の学生証が盗まれたってことは、どこの学生証でもいいから、とりあえず顔にほくろのある子の写真が欲しかったんだと考えれば説明がつく。


「確かにそれなら、いろいろと辻褄が合うね。すごい、藤井君」

「だろ? な、良次。どう思う?」


 得意げな藤井君に対して、嶋君は少し考えるような表情で、


「それもあるかもしれないけど、もしかしたら、単純に川口の学生証が武広高校のものだと気づかずに盗ったってこともあるんじゃないかな」


 え、と嶋君を除く四人の声が重なる。そんなことって、ある?


「荷物置き場に置かれた鞄を一つ一つ見て、顔にほくろのある子の学生証を捜すって、けっこう大変だし時間かかるだろ? 俺が犯人なら、急いでぱっぱと学生証の写真だけ見ていくと思うんだ。そこに書かれた文字までじっくり見ることはしない。そうすると、学生証ってパッと見はどれも似てるだろ?」

「でも、そんなに都合よく間違えるかあ?」

「普通は間違えないかもしれないけど、川口の学生証は定期の後ろに入ってたんだろ? パスケースを見た犯人は、まず定期が目に入る。だけど、その後ろに学生証があるかもしれないと考えて、定期をずらす。そのとき見えた部分が、ちょうど顔写真のところだけで、それで顔にほくろがあるのを確認した。そのあとはもう、パスケースに指を入れて学生証を抜く。もう一度じっくり確認することはせず、すぐに他の鞄の捜索に当たった。こういう流れなら、ありえないことじゃないと思うけど」


 説得力がないわけじゃないけど……。うーん、なんか釈然としないな。


「パスケースから抜き取った学生証を確認しないぐらい、時間的な余裕がなかったのかな?」

「なかったと思うわ」


 意外なことに、私の疑問には柚香が即答した。


「実は、わたしも一つわかったことがあるんだけど。犯人が学生証を盗んだのは、オープニングセレモニーのあいだよ」


 オープニングセレモニーのあいだ。ってことは、実質十分あるかないかぐらいだ。


「さっきね、わたしたちの荷物置き場になってる地学室に行ったら、益田くんがいたの。……うん、そう、医学部目指してる人。そのときに聞いてみたんだけど、彼、オープニングセレモニーのあとはずっと地学室で勉強してたんだって。離れたのは午後二時半ごろ、クラスの演劇に出演するときだけ。でも、そのときにはもう柚希や他の人たちの学生証は盗まれていたのよね?」


 うん、と柚希が答えるのを聞いて、柚香は次の言葉を継いだ。


「益田くんは、室内をうろうろして鞄を見て回るような人はいなかったと言っていたわ。つまり、犯人が学生証を盗んだのは、益田くんが地学室にいなかったとき――オープニングセレモニーが行われていたあいだに限定できる。それだけ短い間なら、焦って学生証の確認を怠っても無理はないんじゃない? 武広と公星の学生証は顔写真の位置も背景の色も一緒だし、制服も似てる。間違える可能性は充分あると思うわ」


 むむむ、なるほど。犯人はオープニングセレモニーのあいだ、約十分でほくろのある人の学生証を集めようと必死だったはず。そんなときにいちいち抜き取った学生証の確認はしない。

 これには藤井君も納得したようで、


「なるほどなあ。出席取ったあとなら、こっそり抜けてもバレねえしな。じゃ、川口妹の学生証を武広のものだと知った上で盗んだのかどうかは、まだ判断できねえか」

「そういうことだな。……じゃあいったん、わかったことをまとめよう」


 嶋君はポケットから紙とシャーペンを取り出す。


「まず、犯人はこの学校の生徒。外部の人や先生がこんなことをするとは思えないからな」


 紙の一番上のほうに、『犯人は公星高校の生徒』と書く。


「犯行時刻はオープニングセレモニーの最中。クラスごとに集まって出席を取って、そのあとに抜けだしたと考えると、所有時間はだいたい十分ってとこかな」


 その下に、『犯人はセレモニーを抜け出し、学生証を盗んだ。所有時間約十分』。


「あと、これはまだ確定ではないけど、犯人は顔にほくろのある生徒の学生証をターゲットにしている。被害者はいまのところ二年生女子だけしか確認できていない」


『顔にほくろのある生徒の学生証を盗んだ可能性大。二年生女子のみ?』。

 箇条書きにして計三行。嶋君はシャーペンの頭を顎に当てるようにしながら、


「つまりこれだと、開会の挨拶をした森野先輩や、紙吹雪をまくために屋上にスタンバイしてた生徒会の人たちは、セレモニー中は自由に動けないから犯人じゃないってことになるな」

「刑事ドラマ風に言えば、アリバイ成立ってやつだな」


 藤井君、なんか楽しそうだね。

 けど、森野先輩たち生徒会の面々を数名除外できたところで、とても犯人の特定なんてできない。あと何百人いるんだって話だもん。


「犯人を見つけるには、もっと情報を集めなきゃだよね」

「だな。ペアゲームのあとに、各自でいろいろ訊いて回ろうぜ。セレモニーの最中にどっか行ったやつを見たって人がいるかもしれねえし」

「それから、ターゲットが二年生女子だけなのかどうかも、はっきりさせといたほうがいいな。これは、ちょっと聞き込みをすればわかるだろう」


 藤井君は、さっきよりますます楽しそうに笑い、


「聞き込みか……。いよいよ本格的に刑事ドラマっぽくなってきたな。じゃあよ、各自で情報を集めたあと、もう一回集まって報告しあおうぜ」

「集まるって、どこで? 柚希もいるし、公星の生徒がいるところだと、こんな話できないわよ」


 柚香の疑問にも怯まず、ちっちっち、と藤井君は人差し指を振った。


「なあに、心配すんな。いい場所があるんだよ。文埼書店のあたりから中道に入ったとこによ、『ハナマル食堂』っつーのがあるんだ。場所も目立たねえし、大して美味くも安くもないから、たぶんウチの生徒でも知ってるやつのほうが少ねえと思う。こういうときにはうってつけだろ?」


 なるほどねえ。駅や学校の近くに学生のたまり場はいくらでもあるし、わざわざそんな食堂に行く人はいない。そこなら知り合いに会う可能性はなさそうだ。

 私と同じことを思ったのか、他のみんなも口々に、それでいいと思う、と頷く。かくして放課後の報告会は『ハナマル食堂』で行われることに決定した。


「じゃあ柚希は、先に食堂行って場所取っといて。わたしたちが情報収集してるあいだ、あんたは学校に入れないし、そっちのほうがいいでしょ?」

「うん、そうする」


 そうやって、全員の行動が決定したところで、校舎からチャイムの音が鳴った。びっくりして体育館の時計を見ると、なんと、午後五時。もうペアゲームが終わって、あと十分で帰りのホームルームが始まる時間だ。


「もうこんな時間か。じゃあ、もう教室へ向かって、ホームルームが始まる前に、できるだけ情報収集しよう」

「うん。……放課後になるとすぐ帰っちゃう人もいるだろうし、この十分で少しでも事態を進展させたいわね」


 柚香の言葉に、みんなで頷く。

 ――でも実際、その十分で、事態は少しどころでないぐらい進展した。


     *


 理科室棟で荷物を取ってから、私と柚香は教室棟に戻った。とりあえず一旦教室に戻って、口許に大きいほくろのあるクラスメイト、まる葉月はづきちゃんに学生証が盗まれていないか訊いてみることにしたのだ。

 階段を上がって二階に着く。廊下には人が多く出て、楽しそうになにやら話をしていた。みんな、今日一日のことで話が尽きないんだろうなあ、なんてことを思いながら歩いてると、


「あ、川口さん!」


 後ろのほうから突然、柚香を呼び止める声が聞こえてきた。振り向くと、二年一組の教室からバレー部の多村さんが顔を出していた。あんまり話したことないからわからなかったけど、改めて見てみると確かに顔にほくろがあるね。

 心なしか晴れやかな表情で廊下に出てきた多村さんは、柚香の前に立つと、


「川口さん、もう教室に戻った?」

「ううん。いまから戻るところだけど……どうかしたの?」


 多村さんはにっこり笑って、告げた。


「たぶん学生証、戻ってきてると思うよ」

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