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1月 5日 宝への暗号

今回はちょっと短めです。


なんせ暗号を丸一日使って考えたもんですから・・・

結構頑張りました・・・


ではどうぞっ!!

1月5日は1日中あわただしく、俺らは館を出て島を散策することにした。館から、山のふもとまでは使用人が車で送ってくれた。リムジンはやはり長いな…。さらにはトランクにマウンテンバイクを入れてくれてこれで島を散策するといいと言ってくれた。帰るときは内線で呼んでくれればいいとポケベルまで渡してくれた。


まるで、俺達を追い出そうとしたかのように・・・



「大変なことになっちゃったなぁ。せっかく旅行気分で来たのに・・・」美秀がそっぽを向いて言う。

「まぁ、まぁ、気にするな。これもしょうがない。」俺は美秀をなだめる。こいつが機嫌を損ねたら、厄介なことになる。

「じゃあ、イズミンは気にしてないわけ?ていうか、旅行券当てたの誰よぉ?」もはや答えがわかってる状況で、聞くとはなんと嫌な奴・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・」旅行券を当てた人物、神嵜はそっぽを向いている。

「もぉ~、やになった。」と言ったきり黙ってしまった。

俺らは無言のままマウンテンバイクをこぐ。


「あ、そうだ。行くときに見かけたんだけど小説の安売りしてたよ。」煉雄が言いだした。そんなことで俺たちはその書店に行くことにした。


その書店は閑古鳥が鳴いていた。店の主人は奥でパイプをふかしているし、店の中には人っ子ひとりいない。

「ああ、どもいらっしゃい。そこらへんの棚にある文庫本全部50円だから適当にとって行っていいよ。」


確かに一番目立つ所に置かれていいる本棚が、五十円コーナーになっていた。

神嵜は、読まないとわからない!!どうでもいい雑学

茜崎は、龍の爪(一応、ミステリーです)

夢泉は、名探偵も悩みはある


三人とも自分の好みの本を買った。

さらに書店で本を物色していた俺たちはひょんなことに変わった本を見つけた。

本の名前は、「民間伝承伝記」という自費出版の本だった。俺たちはもしかしたらこの本の中にこの鮫胎島の「書」に関することがあるのではないかとページをめくっていた。

すると・・・


あった!!!


この本には書についてこういう風に書いてあった。


この「書」は鍾乳洞に隠されている宝のありかと、その宝の呪いに取りつかれたものが狂気になることが記されている。

宝の呪いは、白鮫様の呪いであり。白鮫様はとりつき、とりつかれたものは胎を食いちぎり、その牙でかみつき毒でじわじわと殺していく、そしてばらばらに引き裂く。最後は重圧に耐えられず自分の首を引きちぎるという。


鍾乳洞の宝までには、数々の関門があるという。

たとえば、地面がいきなり崩れたり。毒矢が飛んできたり。

しかしそれは正しい道を行けばいいという。

鍾乳洞が、複雑な迷路のようになっており数本に分かれている道が多いらしい。

そして鍾乳洞の奥地には、すきおとおる金色の頭がい骨があるらしい。

さらに鍾乳洞の正しい道を行くための暗号も「書」に示されている。


「AEbdF,Hg,LTo,pZqd,dgo,pdbdg,oAEFH,pdbLT,ZAEFd,gopdH,bLTZA」

とあり、さらにこれが記されているページには決まって光を発している碇のマークが描かれていたという。








というように神嵜たちは「民間伝承伝記」を読み、暗号の部分だけを写メっておいた。



すると店の主人が話しかけてきた。「おまえさんたち、鉈城館にきたものだそうですな・・・よかったらそれ差し上げましょうか?役に立つと思いますよ。」

神嵜たちはありがたいとばかりにもらった。


「ありがとうございますっ!」三人そろって言った。




次に神嵜たちは、島の博物館に行った。博物館といってもすごく小さなものだった。その博物館はなぜか、元素と毒薬についての展示コーナーしかなかった。


博物館を出た神嵜たちはポケベルで鉈城館の使用人を呼び出して迎えに来てもらった。




使用人が迎えに来た時すでに時刻は夕刻、すぐそこに闇が迫っていた・・・

みなさん、暗号が出てきました。

ポイントはすでにそろっています。

事件は次話くらいから起こすつもりです・・・


暗号のヒントは今後も少し出させてもらう予定です。



では!また次回お会いしましょう!!


Let's meet you, when you finish looking at a silver dream!


あなたが銀色の夢を見終えた頃お会いしましょう!



ドリャ!!(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;’.・

カッコつけてんじゃねぇ!!



(*´σー`) ヘヘ…ゴメンナサイ



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