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1月 7日 朝  喧騒

やっぱり一周年記念に処女作を更新しないわけにはいかない!


と思い即席でこれだけ書きました。

短くてすいません。

明日あたりにもう一度更新させてもらいます。


きのう書いたの消すのはもったいないので、続きで書きました。

えっ…と 昨日読んだ人はもう一度読んでくれてるかわかりませんが


それではとりあえず

はでぃまり~、はでぃまり~

翌日、美秀と涼は館内やかたないの騒がしさで目を覚ました。


三つのシングルベッドにそれぞれ寝ているのだが、窓際の煉雄のベットだけきちんと布団がたたまれていた。


「ん、おはよ あり?レッキーは?」

美秀がぼさぼさの髪の状態で涼に挨拶した。


「煉雄なら俺が起きた時からもういなかったぞ。それにしてもなんか騒がしくないか?」


「そういえば、そうかも。なんかあったのかな?」


「さぁな俺もまだ起きたばっかだし。とりあえず歯磨きとかして来いよ。俺はちょっと煉雄をさがしてくる」


「あ、そういってらっしゃい」


――――――――――――――――――――――――


部屋から出た涼は妙に感じた。

部屋を出るまでその廊下は人が何人もいたようだったのに、涼が外へ出てみるとそこにいた人々は煙のように消えてしまった。

涼はそんな不思議な感覚が心の中に芽生えた。


涼は首をひねりながら、とりあえず食堂のほうへと行ってみた。

そこなら少なからず誰かいると思ったからだ。


涼は改めて屋敷の大きさを実感した。館内のあちこちが似たり寄ったりの作りになっていて全く自分が今どこを歩いているのかわからない。


ようやく涼は食堂についた。


「おーい、煉雄いるかー?」

ドアからなかを見ると煉雄の背中が見えた。


「なーんだいるじゃんか、声くらいかけて…」

煉雄が振り返った瞬間、涼は絶句した。


「朝っぱらからなーにやっとんじゃー!」

涼の脳内で美秀がそう叫ぶのが映像ビジョンとして再生された。


「煉雄なにやってんだ?」


食堂にいた煉雄は両手でざるを抱えていた。そこにあふれんばかりの大福とみりんあられがあった。


「ひょうふぁふぁよ、ひょうふぁ」

口に大福を頬張った状態で煉雄が宇宙人語をしゃべった。


「…口ん中のものを飲み込んでから言ってくんないか」

涼は頭を押さえながら言った。幼馴染の涼でも予測不能な煉雄の行動はいつも驚く。


ごっくんと大福を飲み込んでから煉雄が言った。

「調査だよ、調査。涼も大福食べる?」


「…んじゃ俺ももらおうかな。でも調査ってふぁんふぁよ?」


「ふぇっふぉふぇ… えっとね、今日の朝から計美さんが行方不明みたいで、靴はあるのに部屋にはいないんだよ」












涼の心うちにドキッとした衝撃が走った。思わず大福をのどに詰まらせそうになった。

そして激しくせき込む。すかさず煉雄が背中をさすってくれた。もちろん和菓子の入ったかごもすかさず置いたが。


「い、いないってどういうことだよ…  失踪てことか?」


「まだわからない、失踪じゃないかもしれない。なんせ広いからね、見つかってないだけかもよ。もしくは…」

煉雄は話すごとにだんだんと声が小さくなって最後のほうは聞きとることができなかった。

いつもの煉雄らしくない怖い顔をして考え込んでいた。

「もしくはどうしたんだよ?」

涼にそう聞かれて煉雄はいつもの調子に戻った。


「いいやなんでもないよ。みりんあられ食べる?」

そう言って自分はもうすでにぼりぼり食べ始めている。

するとドアの外から靴音が聞こえた。


「朝っぱらからなーにやってんじゃー!!」

そう言って美秀がとび蹴りを煉雄にくらわしてきた。

煉雄の背中にクリティカルヒット!!


ぐふっ!という短い悲鳴とともにかごの中に突っ込みなおかつ倒れた。


「だ、大丈夫か?みりんあられで窒息死してないよな…」


「あたしのとび蹴りごときで倒れるとはまだまね。朝、お菓子食べちゃだめって言ったじゃん!」

腕を組みながら煉雄を見ながら美秀は保護者のような口調でそう告げた。


「まぁ、落ち着けって。こいつはこうじゃないと調査ができないんだよ」

涼が必死に美秀をなだめつつ煉雄の様子を気にしている。


「だって…、だって… なんか騒ぎがあったみたいだから一人で部屋にいるのも、ここまで来るのも… もうなんでもない!」

とび蹴りして後は好き勝手愚痴か… 涼は心の中でひそかにため息をついた。


「バ、バンドエードちょ、ちょーだい」

煉雄が今にも倒れそうな(いや、倒れてるか)声で言った。


「目もと怪我しちゃってんじゃん。ほらバンドエード」

そう言って美秀は不愛想に煉雄にバンドエードを渡した。


「うん、ありがと」

煉雄は傷の場所を確かめるため目元を触りバンドエードをはった。


「ちょ、ずれてるよ。貼り直して…」


美秀がそう言いかけた瞬間すさまじい悲鳴が上がった。


その時の煉雄の行動は疾風のようにはやかった。

すぐさま悲鳴の方向に走って行った。


取り残された二人もあわてて追いかけた。

涼は律義に煉雄のお菓子を抱えた状態で走った。


幸い食堂前の廊下から一直線に伸びている場所に家政婦さんが腰を抜かして倒れていたので見つけやすかった。どうやらいるのは浴槽のようだ。


煉雄がそこに黙って立っていた。

何度も言いますけど即席なんで短いです。


ひと騒動ようやく起こします。


一応、推理物なので人は死にます。

そこまで鮮明に描写するつもりはありません(というか文章力がないだけです)


とりあえず今日はこれだけです!ごめんなさい!


それではまた明日!


約束通りきました!1月10日!

今回は結構たくさん要素入れたつもりです。

まぁ読み手次第ですけどね。

どう受け止めるかは、

早めに次回投稿をさせていただきます。僕も次の展開は書きたいので。


それではそれではまた逢う日まで!!

祭成爛さいならん!!(^_^)/~~

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