1月 6日 警告&不安
三か月更新停止は初めてでした。
処女作ごめんなさい。
さぁーてそろそろですかねぇ~
それではひさびさに
はーじまっるよぉー
煉雄は部屋のドアを開けた。
すると開けた途端、中にひらりと紙が一枚現れた。
美秀がそれを拾いに行ってみた。細長い形をした和紙だ。
美秀はそれを裏返してみた。
「きゃっ」
美秀は思わずそれを投げ出した。
今度は涼がそれを拾いに行ってみたするとそこには墨で書いた、ただれた文字が連ねてあった。
それを見たとたん部屋の温度が数度っ下がったように涼は思えた。
そこにはこう書いてあった。
『伝説は
解き放たれた
道はなき
愚か者たち
すぐに立ち去れ』
紙のところどころに墨汁が知のようにに点々としている。
この脅迫文のようなものを廉のは涼しい目で見ていた。
そして微笑みながら言った。
「きっと、外の人たちが島にいるのが気にくわない島民の仕業だよ。気にすることはない。僕がちゃんといるから」
いつもは頼りなさすぎる煉雄だが、この言葉には涼も美秀も不思議と安心を感じた。
まるでその煉雄の一言で部屋の温度が一気にポカポカしてきた。
「さぁお風呂につかって疲れでもとろうか」
いつもと変わらない感じで煉雄が言った。
――――――――――――――――――――――――
そうは言ったものの、自分の発言には責任を持っているのか。二人がそれぞれ二つの風呂に入ってるとき、煉雄はずっと考え事をしていた。
二人が風呂を出て、夕飯が運ばれてきてこれから食べよう、というときも煉雄は少し難しい表情をしていた。食べ物が目の前にあるときは、食べるという思考回路しかない煉雄にとっては異例の事態だ。
さすがにそんな煉雄を見て心配したのか、涼は声をかけた。
「なぁ、煉雄さっきからずっとそんな調子だが大丈夫か?」
「そうだよ、いつものレッキーらしくないよ。もしかしてさっきのやつ気にしてるの?」
いつもは煉雄に対して手厳しい美秀までそう言ってきた。
「いやいや、違うよ。今日のお昼ご飯何食べたかが思い出せなくって」
煉雄は笑いながらあわててそう言った。
「え、ほんとにそれだけなの…? …心配して損した」
と少し機嫌を損ねてしまった。
三人の間に気まずい沈黙が流れてしまった。
沈黙の末に一番最初にしゃべったのは涼だった。
「そういえば来た時から思ってたんだけどなんで、食堂でみんな一緒に食べないんだろうな」
「あ、確かにあたしもそう思ったことある。なんか変だよねこの家族。ねぇ、レッキーもそう思わない?」
「ん~、何となく予想はついてそうでついてなさそうでなんとなくついてるんだな」
煉雄がもったいぶらせて言った。
「じゃあ教えてくれたっていいじゃん」
美秀が不満そうに口をとがらせる。
「まぁいいじゃんか美秀。煉雄には煉雄なりの考えってもんがあるんじゃないか?」
「当たらずとも、遠からず…かな?」
煉雄は笑いながら言った。
その後も三人は雑談を続けていた。しかし、煉雄はいつもより口数が少なかったし、落ち着きがなかった。
寝るまで煉雄の心の中にはとある不安がぬぐい切れなかった。
そして煉雄の不安はいずれ適中することになる――――――
煉雄君は勘は鋭いんですよ。天然だけど意外とハイスペックですよ。
耳もいいし、目もいいし、鼻もいいんですよ。
さてさてどうなるやら次回??
この話は長くしたいんですけど…
どうしよっかな~
まぁ、細かいことは気にしないもん勝ちで!
それでは
西院奈良ぁ~o(^◇^)/~