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9月10日のEdinburgh  作者: edinburgh0910
Edinburgh編——戦いの幕開け

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6/21

幕間 戦場までの船上

 ———その夜の航海は苛烈(かれつ)を極めた。

レー、リン、パトリック一行は夜に航海を決断したが、それが間違いだった。

先の見えない黒に包まれた高波の真っ(ただ)中の海上で、船に揺られると気分を悪くする者も少なくない———リンはその「船酔い」という障壁(しょうへき)に苦しまされていた。


「パ、パトリック……もう少し、船の速度を落とせる?少しの……間でいいから。」


「リン様、これでも作戦に支障をきたさない限界まで減速しているのです。お辛いでしょうが、あと三時間ほどの辛抱です。」


パトリックの無慈悲な返答に、泣きたい気持ちをぐっと(こら)えてリンはレーに質問をした。


「レー先生は、どうして船にそんなに強い……の?」


「んー。きっと身体が慣れているから。鮮明には分からないですが、もっと荒い海にいた覚えもあるんですね。」


「これより酷い海って……海賊でも……やってたのかよ……」


結局価値のある回答は得られず、ライトブルーの瞳は落ち込んだ。

しかし、そんな会話をしているうちに高波は収まり、そう長くない時を経て彼らはドイツに到着するのだった。

少しの障壁。

こういう筆休め回がもう一つほどありますが、次々回には二章スタート!


至らぬところもあると思いますので誤字停止などありましたら、ドシドシ送ってください。

応援してくださる方は是非、ブクマ・拡散お願いします!


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― 新着の感想 ―
リンは以外にも船酔いするんですね。また、レーはカン全に船酔いの体制があるようなんですね、んー。
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