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仕事

僕は早速受託して頂いた雇い主の元へ向かった。業務としては力仕事が多いという印象だった。僕は言われるがまま作業をし、雇い主…も納得できるほどの仕事をこなした。そして時間はあっという間に過ぎ、本日の報酬を貰おうとした時、

「ああ、君言われたことと違うことしかしてないから報酬はなしね」

と言われてしまった。僕は納得出来なくて、

「その指示出したの、あなたですよね、契約書にも…」

「だからその契約書通りにしていないから報酬が渡せないって言ってんの、さっさと理解してくれないかな」

「そんなの納得出来るわけないです」

と雇い主と喧嘩になった。だが相手は大人なので、力では叶うはずもなく、一方的にボコボコにされた。

その日、ボロボロになりながら帰る途中、エミリアに見られてしまった。彼女は心配そうな顔で

「どうしたの?そんな怪我して」

「ちょっと仕事で怪我しただけだよ」

と少し嘘を交えて伝えた。

「…そっか、じゃあまだご飯はまだ?」

と言われたので僕は「そうだよ」と言った。

「じゃあ…一緒に食べる?」

と照れくさそうに言った彼女に、「うん、いいよ」と伝えた。

それから彼女と一緒にご飯を食べ、これから休もうとした時、

「君に仕事依頼が来ている、直ぐに向かうように」

とゴードンさんから連絡が入り、指示通り僕が向かう姿を見た彼女は

「…絶対に無理しちゃだめだからね、約束だよ」

と言う彼女に、笑顔を見せ、そのまま仕事に向かうのだった。

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