さらなる苦難
続きです
ここから2章になります
どこに行く宛もなく、来た道を歩いていると、エミリアがこちらに駆け寄ってきた。そして、
「どうしたの、なんか元気ないね」
と声をかけられ、僕は先ほど起こったことを正直に話した。彼女は何も言うわけでもなく、ただ隣で暫くじっとしていた。そして彼女から、
「じゃあ、一旦いつもの図書館へ行かない?」
と言われ、そのまま図書館へ向かった。
そこで僕は司書さんにも同じように声をかけられたので、司書さんにも同じことを話した。そうすると司書さんは
「この国は魔法至上主義だから仕方ないよね」
と笑いながら話していたが、司書さんの顔にはどこか覚悟を決めた顔をしていた。僕はその圧に少し怖気づいたが、司書さんは
「君はどうするつもりだ?」
を言われたので、僕は「どうすればいいか困っているんです」と正直伝えた。そうすると司書さんは
「君がこの先どんな理不尽にも耐えられる自信があるなら、一つだけ方法がある」
と伝えられた。僕は縋る思いで、
「するしかないです、それ以外生き抜く方法がないですから」
と言い、覚悟を決めて司書さんにお願いした。
そうすると司書さんはとある用紙を持ってきて、僕に紙にサインするよう言われた。
僕は言われるがままサインしたのだが、彼女は、
「本当に大丈夫なの?」
と心配する声が聞こえた。僕もその心配はわかった上でサインしているので、
「大丈夫、必ず這い上がってみせるから」
と彼女頭を撫でながらそう答えた。
司書さんもその言葉に気づいたのか、
「覚悟は決まったようだね、じゃあ、明日朝5時から、ここに来るように」
と伝えられた。僕は「はい」と返事をし、その後その日は寮に戻るのだった。
急に名前出しましたが
主人公→ルカ
ヒロイン→エミリア
の名前で進めていきます、よろしくお願いします




