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DRAGON BREAK  作者: グラニュー糖*
7/10

DRAGON BREAK 7

「っはぁー!!死ぬかと思った!!!!」


 ……と、元気ハツラツな第一声をかましたのは、『死ぬかと思った』らしい人物だった。特徴的だった左肩のゴムは外され、くすんだ金色の髪の毛は枕元で拡がっていた。


「そんだけ元気なら大丈夫そうだな」

「よかった……!」

「シャレットー!!!」


 オレはゆったりとした服に着替えさせられたシャレットに、横から覆いかぶさるように抱きついた。そう来るとは思っていなかったのか、シャレットは目を丸くした。


「お、おおう!バルディも元気そうで何よりだ!」

「何よりだ、じゃない!心配したんだから!起きなかったら、どうしようって……」

「おいおい、泣くなよ……」


 明らかに困ったシャレットを見て、ミゲルはクスクスと笑った。


「ふふふ、うろたえるシャレットなんて、滅多に見られないよ」

「だな」


 シャレットはオレの頭をポンポンと撫でながら水色の目を細めた。


「……オレの故郷では、泣くことが許されていないんだ。泣くと死ぬからな。自分自身が。だから、涙を安売りするんじゃない。わかったな?」

「シャレット……それは別世界の話?」

「……グドーに聞いたか」

「うん……」

「……副隊長。ミゲル。ちょうど良いから、話させてほしい。とても……とても大切な話だ」


 カリビアとミゲルは顔を見合わせる。カリビアは少し考えたあと軽く頷き、オレたちの他に誰もいないことを確認して鍵をかけた。

 シャレットは体を起こし、腰に枕が当たるくらいまで布団から抜け出した。

 オレたち3人はその辺から取ってきた椅子に座る。


「……まずは自己紹介をさせてくれ。オレはシャレット。勇者シャレット。…………人間だ……」

「!!!」


 みんなが驚いて口を塞ぐ。

 人間。人間……か。

 元より人間と悪魔は敵だ。敵というより、羨ましいという感情が強い。

 悪魔は元々人間だった人が多い。もちろん、最近発生した悪魔は純粋な悪魔なのだが、『第二次魔界崩壊』の前は全ての民が人間であったと言われている。


 だから、人間のままで生きている人が羨ましいのだ。だから近づきたい。ずっと側にいてもらいたい。死んでも自分のものにしたい。だから襲う。だから殺す。だから契約して、自分から離れないようにする。そういう悪魔が多いのだ。


 なぜオレが知らず知らずのうちにシャレットに甘えていたのかがわかった。この人が『人間だから』だ。


「オレの目的は『魔王グドーを殺すこと』。……だった」

「だった?」

「あぁ。過去形だ。だから問題無い。……無いんだよ」


 シャレットはまだ迷っているようだ。

 時たま見せる行動がシャレットの迷いを表しているように。シャレットを信じて背中を見せるグドーの行動に安心している、自分に嫌気が差したりしているから。


 なんで殺せないんだ……って。


「待って、グドーって魔王なの?!」

「魔王だ。そう聞いている」

「じゃあその可能性が無いってことは……」

「それは無い。ずっと言い聞かされてきたからな。『闇に包まれたのは、魔王グドーがこの地にやって来たからだ。シャレット、お前は勇者として魔王グドーを倒すのだ。』……ってな……」


 そんな。そんなことって。

 グドーはシャレットが目を覚ますのをずっと隣で待っていたのに。グドーはシャレットを殺す気は無いって断言してたのに。でも、シャレットも目的を捻じ曲げようと必死に自分と戦っているのだろう。これはグドーに話していいことなのだろうか?これを聞いて、オレたちは今まで通りに過ごすことができるのか?


「それに、見ただろ?グドーの完全無欠なところ。格闘術はピカイチ、魔法も何かカッコいい黒い雷を出すわ、結界は作るわ、さらに火力も大変なことになってるわ。勉強もできるし……ほら、よくミゲルと図書館に行ってるだろ」

「うん。初めて会ったのは図書館だったからね」

「何を調べようとしていたのかはわからなかったけどな……。で、人を引き込むのが上手い。さすが魔王だぜ。……はー、なんか言ってて腹立ってきた。殺そかな」

「「「ダメダメダメ!!!」」」

「……冗談だよ」


 冗談とは思えないほどの殺気だったけど!?というか、人間だと明かしてから何か素っ気ない気がするんだけど……気のせいかな……?


「それで……さっきの泣くことの話だけど……」

「あぁ。人間……いや、あっちでは人間のことを『人類』と呼んでいる。涙は悪魔……じゃない、『魔族』の魔力の源でな。好きなんだよ。泣いてる奴が。涙を辿って魔族が襲いかかって死ぬこともあるし、あまりにも強い想いを込めて流した涙がその人の魔力となり、人類ではなく魔族になってしまう。だから、どっちみち『人類』として死んでしまうんだ」

「逃げられないの?」

「無理だな。泣いた、という事実は消すことはできない」

「……そうなんだ……」


 オレなんて毎晩のように泣いてたぞ。

 オレは悪魔だから大丈夫なのかな……?狙われたりしないのかな……?


「……オレから言うことはこれくらいかな。質問とかはあるか?」

「良いかな?」

「もちろん」


 ミゲルは少し躊躇いながらもシャレットの目を見た。


「……勇者として、僕たちを倒したりはしないの?」

「………………なんで?」

「いや……だって、僕たちは悪魔だよ。人間……ましてや勇者とは相容れない存在だ。それはシャレットもわかってるはず。なのに、どうしてここに来て、悪魔と一緒に鍛えてるのかな……って」

「………………。オレもビックリしたよ。悪魔がいっぱいだー!って。でも全部倒せるわけないし、あっちとこっちじゃどれくらいの力量差があるかわかんないだろ。だから手を出さなかった。グドーの後を追ったら、こんなヤバい組織があるって聞いて『敵わないな』と思ったんだ。まずオレじゃミゲルに勝てる気がしない。だから……」

「力量を測るために魔王軍に入れるように魔王に挑んで、自分を鍛え続けてる……ってこと?」

「そうだ」


 ……どこかピリついた空気が満ちる。

 シャレットがシャレットじゃないように思える。ずっと騙されていたのは許す。でも、もう今までの関係には戻れないの……?


「……ま、鍛えたところで副隊長やミゲル、軍のみんなを殺すわけにはいかなくなったけどな」

「シャレット……!」

「当たり前だろ。恩は必ず返す。そうじゃないと、勇者がただの通り魔みたいに思われるんだぞ」

「と、通り魔って……」


 シャレットは一度ニコッと笑い、喋り疲れたのか深呼吸をした。


「無理をするな」

「大丈夫っすよ、副隊長。あ、副隊長にも勝てるとは思ってないですから。あんないっぱい武器を飛ばされちゃ、一瞬で切り裂かれておしまいじゃないですか」

「……あれは滅多にやらん」


 毎回飛ばしてくるのはどこの誰だ。


「それに、あの剣だって副隊長に貰ったやつですし……。そのぶん、キチンと働きますよ」

「ふふ……。そうか」


 ……カリビア、嬉しそう。頑張って副隊長として振る舞ってるみたいだけど……あの抱きつきでオレの中のカリビアは『副隊長』じゃなくなったからなぁ……。


「……シャレット、オレからもいい?」

「いいよ。グドーにどこまで聞いたかは知らないけどね」

「…………また……昨日と同じくらい、仲良くしたい……」


 それだけが、切実な願いだった。

 お願いだから。お願いだから、オレのせいで、ドラゴンソウルの災いでみんなの絆を壊さないで。オレが見た中で最高の関係を壊さないで。きっと呪いだ。呪いに決まってる。オレを普通の悪魔にして。誰も不幸にしたくない。誰も悲しませたくない。オレも悲しみたくないから。


「………………こんなオレで良ければ。オレからもよろしくと思ってる。ミゲル、頼まれてくれるか?」

「当然だよ」

「副隊長、オレたちを離さないでほしい」

「……前向きに検討しておく。まず、この話し合いは秘密だからな。考えるまでもない」

「副隊長……!」


 にへら、と笑った彼は、いつものシャレットだった。


「…………さ!ここからはいつものオレだ!へへ、ずっと寝てたから腹減っちゃった」

「こらこら、今日は経過観察だと言ったはずだ。持ってきてやるからここで待ってろ」

「えー」


 ベッドから出ようとするシャレットをカリビアが止めた。そういえば昨日経過観察とか言ってたかも。


「じゃあアスターは?まだ今日尻尾モフってないからさ〜」

「グドーが横で寝てて外に出られない」

「起こしてこいよ!!」

「ダメだよ!グドーはずっと、一睡もせずにシャレットの看病をしてたんだから!」

「え……?」


 シャレットは目を見開いた。

 きっと、入れ代わり立ち代わりで見ていたのだと思っていたようだ。起きたときにちょうどグドーの番だと思っていたようだ。でも違う。あんなに強い人が、あそこまで覇気が無くなるほど一歩も動かずに『親友』の看病をしていたんだ。


「グドーが……一睡も……せずに?」

「そうだよ。ね、ミゲル」

「うん。代わろうかって言ったんだけど、追い返されちゃったんだ。着替えさせたのも多分グドーだと思う」

「…………あっ!?ほんとだ……服、変わってる」


 今気づいたのかよ。


「シャレットは一度眠ったらベッドから落ちるほどの衝撃を与えないと起きないからな。服を着せ替えるのは簡単だったろう」

「…………わかった。そのまま寝かせてあげてくれ。………………そのお人好しさで、オレはお前を殺そうという気にはならなくなったんだよ」

「……シャレット?」

「なんでもない。……あの、お腹、空きました……」

「あぁ、持ってくる。バルディ、ミゲル。お前たちも早く戻ることだ。シャレットが目を覚ましたんだ、任務は終了だろう」

「はい。……じゃあ、また明日ね、シャレット」

「明日な。バルディも」

「……シャレット……」

「心配すんな。お前は悪くない。ゆっくり解決しよう」

「…………うん……」


 __________


 _____


 翌日。

 シャレットは医務室から解放され、いつもの部屋に戻ってきた。今まで通りになった4人をカリビアに頼んで集めてもらい、オレは改めて発表することとなった。


「……というわけで……。短い期間ですが、よろしくお願いします!!」


 ペコッと頭を下げたオレを包むのは、あの砂の色をした外套ではなく、みんなと同じ青っぽい軍服だ。今回はちゃんと襟を曲げている。


「いや〜〜〜!まさかバルディが魔王軍に入るなんて!」


 喜びを隠しきれていないシャレットに頭を優しくポンポンと叩かれまくる。ふざけているので多少威力はあるが、痛くはない。


「ふふん、シャレットから俺のことは聞いたみたいだからな。みっちりしごいてやる」

「お、お手柔らかに……」

「魔法のことは何でも聞いてね。わからないことがあったら、一緒に図書館に行こう!」

「うん。ありがとう、ミゲル」


 これからはみんな先輩だ。頑張って強くならなきゃ!


「わかっていると思うが、バルディはオレの管轄ではあるがメインパートナーはアスターだ。お前たちは、たまにサポートしてやれ」

「「「わかってます!!」」」

「…………わかってなさそうだな……。いいか、魔法は本当にピンチな時だけだ。できるだけ使わせたくない。ただでさえドラゴンソウルなんだ。万が一暴走したら、遠距離もマスターされていたとしたら倒しようがなくなるだろ」

「はい……」


 ミゲルは渋々首を縦に振った。


「そして格闘術。これは完全に『素手』を想定したものだ。ドラゴンソウルが進行してしまっているバルディは、もうすでに『素手』ではなく、『ドラゴンの爪(仮称)』を装備しているということになる。つまり片方が『素手』、もう片方が『鉤爪(クロー)』と言ったところだ。距離的にもバランスが悪すぎる。それに、電気で痺れさせながら戦うのはお前だけだ、グドー」

「う……。はい……」


 グドーもうろたえながらも答えた。


「剣は論外だ」

「なんかオレだけ短くないっすか?!いやまぁそうなんですけど」


 す、すごい。みんなのバトルスタイルをしっかり見ているからこその感想なのだろう。


「でも、そしたらアスターも格闘術なんじゃないですか?」

「そう言うと思って、解決策を用意している」

「?」


 みんなが不思議そうな顔をする。


「それは、『意図的にドラゴンソウルの暴走を引き起こし、体にドラゴンソウルの力だけをまとわせる』ことだ」

「は………………はああああああっ!?」

「驚くのは無理もない。今までは発動しないようにするので精一杯だったからな。だが、完全に消すことは不可能だと判明した今、できることはそれしかない」


 カリビアは腕を組んで目を閉じた。


「……確かに。ドラゴンソウルが発動しているときの強さは本物だ。それを使わない手はないが……。バルディはどうなるんですか?」

「良い質問だ、グドー。ドラゴンソウルの魔力の流れを調べたところ、ドラゴンの体が前に出てきているところはまた別の魔力の流れができているということがわかった。なら、反対の手にも同じように魔力を流し、ドラゴンソウルを発現させようというわけだ。上手く行けば、力だけを行使することができるだろう」

「……成功確率は?」

「…………五分五分……にまで持ち込めれば良いのだが。なに、また何かあれば止めるから」


 __________


 _____


 ………………それから。

 グドーの宣言通り、主に戦闘についてみっちりしごかれた。


 アスターの戦闘スタイルを見様見真似で身につけていった。まるで野生児のようだったが、これが一番効率がいい攻撃方法だった。


 任務や遠征には着いていくことはできなかったが、みんなが留守のときは1階で鍛えたり、掃除したり、本を読んだりして待っていた。


 グドーとシャレットからは礼儀作法を教わった。なんでも、『魔王たる者どっしりと構えていないといけない。』とか、『魔族にバレないようにするには、行き過ぎる行動をしないといけない。』とか……。

 魔王も王族だ。そんな人から教わるなんて、滅多にないチャンスだということで全力で学んでいった。

 シャレットも本当は戦闘面を教えたかったらしいが、なんでも剣なので断念した。その代わり、『人間』ということを利用して相談相手になってもらった。人間は悪魔のオレからしたら安心できる存在だからだ。


 ミゲルからは攻撃魔法はダメだということで、生活のための魔法を教わった。あの図書館で見た『本を浮かす』とかそういうのだ。

 最初はバランスが取れなかったり、与える魔力が多すぎたりして吹っ飛び、グドーの脇腹にぶつかったときは2人で謝ったりしていた。


 そうして、1年の月日が経ったある時だった。オレはカリビアに呼び出され、城のバルコニーで待っていた。


「お待たせ。しっかり励んでいるようだな」

「カリビアの……いや、副隊長のおかげです。ドラゴンソウルはまだちょっと不安定ですけど、それ以外はかなり上達してます」


 オレは身長が伸びてアスターを越えた。だが越えたのは身長だけで、強さはまだ下だ。


「……ふふ……。お前が敬語だと、違和感しかないな」

「な、なんだよぉ!せっかくグドーとシャレットに教えてもらったのに……」

「いや、よくできているよ。2人にはありがとうと伝えておく」


 カリビアは手すりの方に向かった。

 今は朝礼の直後だ。まだ訓練までには時間がある。その時を狙って話をすることになった。


「それで……何の用で呼び出したんですか」

「…………ここを出る前に、1つやらねばならないことがある」

「やらねばならないこと?」

「そうだ。…………お前がここにいた時の記憶を消す」

「…………………………は?」


 何を言ってるの?


「もちろん覚えたその所作や本で調べた内容、訓練内容は消えないようにする。消えるのは人物の情報だ。どのみち、鍛えたものは体に染み付いているだろう」

「じゃあ……グドーたちのことを忘れるの?」

「…………そうだ」

「嫌だ!!そんなの、嫌だ……!」

「しょうがないだろ!決まっていることなんだ……」


 カリビアは拳を握り締める。

 誰も軍の情報を持っている人がいないのはそういうことなのだろう。


「じゃあ……副隊長が軍を抜けるときでも記憶を消すのですか?」

「そうだな。後腐れがないようにな」

「緊急時でも?」

「それは無理だ。記憶を消すことができる時間が無かったらさすがに無理だ」


 話し方からすると、何かを用いて記憶を消すようだ。


「ここだけの話……。もし、グドーやシャレットが元の世界に『自ら』『計画して』帰ろうということになれば、記憶を消さねばならん。遠征先で死んだら元も子もないがな」

「グドーは強い人です。きっと死にはしません」

「そうだろうな。オレも彼には期待している。しかし……見たところ、別世界の彼らも『幽霊』や『妖怪』より力は弱いようだ。だからそこが不安なんだ」


 魔王でも勝てない相手が、この世界にはうじゃうじゃいる。この前グドーに「どうしてこの世界に来たの?」と聞いたら、「立ち振る舞いとか、戦い方、別の世界の成り立ちとかを勉強するためだ。留学みたいなものだな」と返された。今度「向こうにも『幽霊』とか『妖怪』とかいるの?」って聞いてみよう。


「……見たところ、まだバルディがここをやめるのは先みたいだけどな」

「頑張りたいけど頑張りたくない……」

「………………一応お前にも話しておこう。ここ最近、さらに『幽霊』や『妖怪』の動きが活発になってきている。『霊界』が頑張って抑えているみたいだが、やはり漏れてしまうものは漏れてしまうようだ。幸い、ただの『幽霊』、『妖怪』と言える『何者か』で留まっているが……。もし、人間界で有名な名前の奴らが動き出したら、その時は捨て身の覚悟で戦わねばならない。バルディ、遠征のスパンが短くなっていて、最近はまともにあの4人に教わるタイミングが減ってきているだろう。だから…………」


 カリビアは言葉を切る。

 たとえどれだけ強くなったとしても、未だに剣に対する免疫は無いし、ドラゴンソウルを操るための十分な力量だって無い。心に身が追いついていないんだ。


「後悔をするな。オレが今言えるのはそれだけだ」


 後悔をするな。

 オレもカリビアも知らないが、この言葉はこの先ずっとオレの心に残ることとなる。


 善は急げとかいう言葉があるが、それとはちょっと違う。目先のものではなく、ずっと未来の話である。

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