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冒険者としての活動を1年間禁止になりました。

 俺たちはギルド内にある別室に連れてこられた。

「初めましてだな。俺はギルドマスターのサブルクだ。それでどういう経緯でこうなったのか説明してもらえるか」

 

 真面目な話をしにきているはずだが、サブルクのなめているキャンディーが気になって仕方がない。


「なんだ、これが欲しいなら食べるか」

 なぜか、ギルドマスターは自分の食べかけを俺の方へむけてくる。「

「いっいや大丈夫です」

「なんだ、うまいのに。これを食べないなんて人生の十割は損をしているな」


 昔、お酒を大好きな人からそんなことを言われた覚えがあるが、このペースにはまってはいけない。


 気をとりなおして俺とイブキの自己紹介と今回のことについての説明する。

 ギルドマスターは途中まで真剣な感じで聞いていたが、途中からぺろぺろキャンディーをカリカリと噛み砕きだした。

 こいつ絶対話聞いてないぞ。


 俺の説明が終わると、

「なるほどな。じゃあこっちの勘違いや暴言もあったけど、奴隷の管理が行き届いていないってこともあるからな」

 なんか意外とまともなことを言っている。


 ただのおかしなギルドマスターではないようだ。


「モッサはいくら真実だとしても誤解を受けるような言葉遣いには気を付けるようにな。それでなくても人がいないんだから頼むぞ」


「それでお前らは……薬草とりもないからな、しばらく冒険者ギルドには出入り禁止ってことで。そうだな期間は1年でいいだろう。ちなみに他の街の冒険者ギルドは関係ないからな」


「えっ! 1年って長くないですか!」

 1年間冒険者もやらずにこの村で生活していくのはさすがに長すぎる。

 冒険者をしなくてもやっていける金額は稼げてはいるが、それにしても。


「まぁ残念だけど、ギルドを守るためにも職員への暴力は許されないんだ。もちろんこちらに非があることは認めるが。それに組んでくれる冒険者もいないんだろ? 死亡したりしたらそっちの奴隷の面倒をこのギルドでみることになるしな。まぁわかるだろ?」


 イブキはそれを聞きながら両手の拳を握りしめうつむいている。

「というわけだから、この村でお前たちにまわす仕事はない。どこか他の街にでも行った方がいいだろう」


「わかりました。今までお世話になりました。イブキいくよ」


 俺はイブキの手をとりギルドマスターの部屋からでる。


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