日刊ランキングに載ったらどうなるのか
マイナスな事を書いたらアクセスが落ちた。ブクマ外しはともかく、読む前からアクセスが落ちるとは変な話だ。結局は気持ちの問題で、そこに因果関係などあるはずもないのだが。
何はともあれ、爆死は全て過去の話。私はまだまだ書く。
「今までの作品でいちばん反応のいい連載がある」となんともハッピーな事実がある。
本当にありがとうございます。次なる爆死ネタと言う名の新作のネタがばんばか降りて来ている状態だ。
火曜の夜に投稿し、大変ありがたいことに木曜日には日刊ランキングの24位に入る事ができた。12ポイント。評価を入れて下さった方がいるからである。
私にとって「なんらかのランキングに名前が出る」のは高校の国語と社会のテスト以外では起こり得ない現象だったので、非常に、非常に嬉しい事である。
その節は本当にありがとうございました。記念にスクショを撮りました。どうか、評価者様とブクマをして下さった方に宝くじが当たります様に。
こうなると、ランキングに載るかって運じゃね?と思わなくもないが、ランキングはランキングである。必要なポイント数が少ないと言う事は、それだけ人目につきにくいと言う事でもある。
さて、『ランクインすれば爆発的にアクセスが増え、ポイントが増える』とは先人の言葉である。
私は早速、アクセス解析を見た。確かに、更新していない朝の時間帯にアクセスが40ほどある。前日はこの時間帯はゼロだったわけだから、とてつもない進歩である。
『ほ、ほ、ほ』
私の胸は高なった。毎朝の頭痛と肩こりが消え去り、晴れやかな気持ちで朝から床の拭き掃除をした。
私は前日に作成しておいたストックを投稿しようかと考えたが、思いとどまった。
『更新を遅らせて、日中ランキングだけでどのくらいアクセスが伸びるのか確認しよう……』
そう思ったからだ。
よそ様のアクセス解析をちらっと盗み見すると、初日は100ちょっとだったのが次の日には1000以上になっていた。
何度痛い目にあっても、夢を見るのはやめられない。ランキングに入ったら、ポポポポーンとブクマが入るかもしれない。
そんな希望を胸に、私は午前中を過ごした。
午後、私はアクセス解析を見た。確かに閲覧数が増えている。前日の日中、0ポイントだった頃はアクセスも0だったのが、めでたい事に100前後のアクセスが付いている。前日は3回更新してやっと得たPVをランキングは稼ぎ出した。
しかしポイントは微動だにしない。
ランキングに入ればPVが増え、簡単に評価が得られるものだと思っていた……のだが、現実はそんなに甘くなかった。
しかしまだ、早朝に入れて貰った分のポイントがある。午後に更新されても、ランキングには残れるだろう。14時ごろは再びアクセスが増えだす時間だ。ここまで待とう。
そう思ったが、もうこの機会を逃したら二度と浮上できないのではないか、とメンタルがゴリゴリに削られてしまい、14時前に書き溜め分『短編で評価〜』を投稿した。
ありがたい事に、すぐブクマと評価が入った。これで次の更新も大丈夫だし、週刊ランキングの下の方に載るだろう。まだまだ爆死ネタはある。
私はほっと胸を撫で下ろした。ちなみに、今回の更新の時あらすじに「これからの爆死の記録をリアルタイムで更新します」的な事を付け加え、最新話の前書きに「ランキングに載りました!」とアピールをした。本音を言うならあらすじにも『祝!日刊ランキング』的な事を入れたかったが、底辺っぽくないので止めた。