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10月雑記③インターネットをやめろ!!(下)

 

 木曜日いい感じに推移した私の執筆ライフではあったが、金曜は予想通り低調な滑り出しであった。


 何しろ、肩が筋肉痛でめちゃくちゃ痛いのである。調子に乗って筋トレマシンで遊んでいる場合ではなかった。


 まあ、会社に行く=ネット環境からは逃れられないので(そうか?)これは予想の範疇である。


「自分に関する予想は当たる」。これは自分で自分にリミッターをかけてしまっているのか、それとも私が悪い意味の自分を分かりすぎているだけなのだろうか。


 読者の皆様方には「自己分析を繰り返したところで、それを反転させるぐらいの気概がないと別に役に立たない」ことを書き残しておきましょう。


 さて。金曜は特に成果がなかった。と言うわけですでに土曜である。木曜は16000なのだから、土日で20000はいきたいものである。


 前回のプレイをなぞっておけばいい……と言うことになるのだが、前回の「とにかくネットを遮断する」には弱点があった。


 なろうに直書きできないのである。


 私は普段グーグルドキュメントにある下書きをなろうに持ってきて、そこで直書きしている。プレビューを印刷して、書き込みして、修正を繰り返す……と言ったスタイルだ。


 ネットがないとそれができない。なろうのちまっとした画面じゃないと、どうにも完成させようと思えないのである。


 つまりネットを使いつつサーフィンをやめる、という行動ができないといけないわけだが、まあ……うん。それができたら苦労しないよね……。


 と言うわけで「ネット環境を維持しつつ、極力余計な事はしない」誓いを立てる。


 時刻は9時半。木曜はこの時点で早朝に稼いだ分4000字があったので、スタートは遅れている。しかし、もうそろそろ質(というよりウェイトの重いもの)に向き合わねばいけない。


 まずはエッセイを書いて、とりあえず手を動かす。この「とりあえずなんでもいいから思っていることを書く」は有効な手段だと思うし、きっと何かの本にも書かれているだろう。とりあえずエッセイを書く。はい900字書けた。


 見直しを30分……えっ、30分!?


 見直しには果てしなく時間がかかる。こねくり回したところで良くなるとは限らないんだけど、なんかもうちょっといけるのでは……と思ってしまうのよね。締め切りより自分の満足優先と言うか。


 とりあえず頑張る……と「もうこれでいいか」と思う瞬間が来る。その時が来るまで、なかなか踏ん切りがつかないのだ。


 見直し1時間……やったね、これで今日の更新に間にあう。


「投稿水準まで持って行く」所まで行ったら執筆した文字数にカウントしてよろしい。え? それだと執筆量が二重カウントになってしまうのでは? とお思いのあなた。


 完成させることは、下書き以上の価値があると思いませんか!? こまけえことはいいんだよ。


 進捗、3350字……まだ、11時!!


 そして休憩へ……疲れを感じる前に休む。ジムに行くのはまだ早い。


 休憩時間に衣替えをする。4年前に買った高いズボンが変色? している。いやまあ、めちゃくちゃ着倒したんだけどまだまだ使う予定だったのに。と言うことでつけおき洗いしてみ……えっ何これめっちゃ色落ちする。絵具か? どゆこと?


 慌ててインターネットで検索する。インターネットあって良かったー。しかし何もわからん。とりあえず洗濯してみっか…….。


 てなわけで洗濯機を回し、今度はエッセイの執筆に取り掛かる。下書きがあって邪魔なので。二話分確認し、約3600。


 12時半、今日の成果は見直しなど7000字。連載をもう一話見直しして、それは3時間ぐらいかかる。今日のエッセイを書いて、なろうに投稿して、追加の番外編に着手できれば恩の字だ。


 ……お腹が空いてきた。しかし、食べるとダメになってしまうのが世の常。エッセイの続きを書いていたら気分が落ちこんできた。


 13時半。スーパーへ行こうと思い立つ。


 皆さんが普段どのような生活をしているのかはわかりかねるが、執筆で気分が落ち込んだ時にスーパーへ行くと結構面白い。最近はなろうのタイトルか? とでも言わんばかりの長い商品名のものがあったりして、分かりやすさ、インパクト、安定感は消費者にとって重要なファクターと感じる。


 ずっと白黒の画面を眺めていると、スーパーというのはとにかく刺激が強く、わくわくする所である。


 料理をするのがめんどくさいのでお弁当を買う。生協の弁当はダサうまい感じがする。執筆するとだいたい何を食ってもうまい。基本を大事にしよう。


 ご飯を食べる。エネルギーが不足しているので書けないわけだが、血糖値が上がるので普通に眠くなる。


 よーしスポーツジムに行こう。そう思って、ジムに行って、サウナに入って、帰宅して気がついたら19時半であった。


 ……あれ?私はジムの休憩室で半妖の夜叉姫を見て……その時まだ18時だったはずでは……?


 やっぱり執筆より休憩時間のが遥かに長い。一連の流れを見て分かる通り、


 小説を書くのには午前中が一番適しているのである!!!!!!!!!!のが明らかになった。


 慌てて連載を投稿する。最近編み出した作戦は「毎日投稿はしないが、とりあえず後書きに次回の予定を書いておく」だ。ぎりぎり、それだけは守れている。


 これでもはや何人いるのかすらわからない読者の皆様への配慮もバッチリである。


 20時。晩ご飯の時間だ。


 明日の連載と、エッセイの残りを……と思いつつ、もうそろそろダメっぽさがあるな……と脱力する。


 あわあわして、投稿して、もう20時。投稿直前って「これでいいのかな?」と思って眺めて微調整して、ってやっていると30分ぐらいすぎてしまう。さて、休憩してご飯食べてインターネット……。


 21時37分!?午後から何も進んでいないけど!?


 やっぱりインターネットは時間泥棒なのである。


まとめ


◆人間大体午前中の方が集中できるので執筆を最優先でやって雑用は午後にやるのが良い

◆ネットを遮断すると集中できるがなろうに直書きできないデメリットがある

◆投稿直前の微調整する時間が意外とかさむ


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