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9月雑記②集中力を取り戻せ

 

 そろそろやるかと思ったものの、集中力は続かない(元々ない)。


 私は完全に小説の書き方を忘れていた。(そもそも習得していないのだが)


 設定すら曖昧になっていたので、自分の作品を読み返……うわ何これ!!!!!!!下手!!!!!!めっちゃ下手じゃね!?


 私は今まで「文章力はまあ……ぎり行けそうな気がする。多分話がダメなんだろうな」と思っていた。


 え……? これもしかして文章力に問題があったのでは!?


 と急に思い始め、読むのをやめた。


 このエッセイを書いている理由の一つに「恥を晒して羞恥への耐性をつける」がある。


 小説を書いているとこっぱずかしくなる時がある。しかし作者がめちゃくちゃ恥ずかしくなってやっと読者になんとなく感情が伝わるぐらいである、と小耳に挟んだので、小説書きと言うものは恥ずかしい思いをしなければならないらしい。


「な、なんだこれー!?」


 下手すぎて戦慄した。論理的な私が「辺野ちゃん、落ち着いて。昔の作品が下手に見えるって事はあなたが成長したのよ……」とささやく。しかし「このエッセイって1話が一番文章うまそうに見えない?」との問いには答えてくれない。しかし自分の書いたものを読み返すと言うのはなかなかツライものがある。


「日本語の勉強……は今する事じゃないな……もうダメでもとりあえず書くしかない」


 ※エッセイだって書いてる場合じゃない


 やる気がちょっと戻ってきたところで、執筆環境やスタイルを変えるなどした。


 今まではiPadとワイヤレスキーボードで執筆していたが、いつ壊れるともしれないのでノートパソコンとプリンターを購入した。


 畑の違う仕事をしている友人に尋ねると「8ギガのにした方がいい」と言うのでそれだけは守った。10万円ぐらい。こああいふぁいぶ……って何? サクサク動けばなんでもいいが?


 これで気分がアガるはず……と思ったが、ぶっちゃけまだあまり使っていない。画面とキーボードが大きすぎるのだ。いや慣れだと思うけど。


 プリンターはすぐ役に立った。下書きを印刷し、紙で見直しをするのである。


 これはね、結構楽しいんですよ……!


 今まではなろうの画面をチマチマ見て、一箇所見つけては戻り、直してまたプレビューで確認をしていたのだが、紙でバーッと書き込みしてから直す方式にした。


 モニターの光では間違いを見つけにくい? 状況が変わったことによる脳のリセット? で、ミスを発見しやすくなるらしい。とは言っても誤字は滅亡しないのだが。


 プリンター自体はそんなに高価ではないので、場所とインク代にさえ目をつぶればおすすめである。


 まとめて出力しておいてクリップボードにとめ、電車内で赤入れなどをすると仕事人間みたいでかっこいい気分になれる。


 縦書きにするともっと見やすくなるというのだが、そこまではやっていない。ソフトの使い方を勉強するのが面倒くさいので……。


 執筆時間については「午前中が最強」というのが私にとっては正解だったようです。


 私は早起きの習慣がなく、満員電車に乗って9時出勤をする、それだけのことが嫌で不規則な仕事をしているぐらいなので夜型だと思い込んで生きてきた。(大学時代、午前中の講義にはほぼ出席しなかったぐらいだ)


 休日の執筆記録を見ていると、どうにも成果の7割ぐらいは午前中の2時間ほどで出ているんですよね。


 時間術、仕事術の本には大概「集中力を高めて仕事の質を上げる」と「午前中が一番集中力の高い時なのでメールチェックはしない」


 と書かれています。出勤前、15分でもやると違うかなと。その点、ノーパソに比べて立ち上がりが早いiPadないし紙はすぐに着手できていいかなと思いました。


 あとやっぱり休日は昼寝最強。本には5分、10分、15分……30分以上寝ると脳が切り替わってしまうのでやめろ、と書いてあるけれど、30×2(30分でアラームかけて、起きて寝足りなければ二度寝する)かがっつり90分寝ると疲労度が違う気がする。


 夜更かしってマジ意味ないと思います。仕事終わって深夜に捗るのはソシャゲかTwitterか漫画読むぐらいでしょう。ピチピチの時はいいかもしれないですけどね、人間衰えてくるとどうしてもね、睡眠時間を削ると翌日以降に影響が出る。


 私は「追い詰められると爆発力が出る」ないしは「ぼんやりしていても手が動く」「睡眠時間を削ってでもやりたい情熱がある」「ものすごく体力がある」そのどれでもないので、後で帳尻を合わせる、ができない。集中できる時間を毎日作ってコツコツやっていくしかないのだと、やっと分かった。


 私以外にも絶対いると思うけど、かかる作業時間って「最高時速がずっと続く」前提で考えがちよね……。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  「下手すぎて戦慄」のところで激しく共感しちゃいました。  私もつい昨日、自分が書いてる小説を最初から読み返して、「あー書き直したい」と恥ずかしい気持ちになってたところでして。  文体とか…
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