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8月雑記①人生の夏休み……?

 

 と言う訳で私は死んだ。サボっている。サボタージュ。ちなみに本場フランスではサボタージュはサボる、という意味ではないぞ。


 8月なので、サマーバケーション。例によって行くところがない。そもそも、出かけないから小説を書いていたのであった。


 このエッセイを書き始めた時は1月で、コロナがまだ海を渡っていなかった頃だと記憶している。


 なろうの中の記憶と、現実世界での記憶がリンクしていないのに驚いた。私は2020年の1月末に三重に旅行に行ったのだが随分と昔のことに感じる。日付を確認するとその時にはもうこのエッセイを書いていたらしい。へー。あっそう。


 と言うわけで、8月は小説を書かずにのんべんだらりと過ごしていた。


 やることは特にないし、お盆だからと言って墓参りにも行かない。

 現実世界での推しがコロナになり、職場でもコロナ閉鎖危機があったが、ぶっちゃけ何も起こらなかった。


 何もしていない。


 エタるつもりはない。しかし、更新が止まっている以上、他の作品を書くのも何か変である。


 そうなるとすることがない。


 そうして、私は美容院に行った。妙齢の女というのは、別におしゃれしなくても何かと金がかかるものなのである。


 買い物を沢山した。今まで引きこもっていた分、半年間使わなかったお金を一気に使うぐらいの勢いでお金を使った。


 プリンターを、ノートパソコンを、財布を、ガチャの石を、化粧品を、服を、家具を、家電を、紙袋を持つのがダルくなるぐらいまで買った。


 半年ぶりに友達と会った。


 自分で払ったうちで、人生で一番高い焼き肉を食べた。あっという間に半年間使わなかった分のお金を消費した。


 そう。私は金遣いが荒いのである。もちろん貯金はしている。しかし金遣いは荒い。


 小説は良かった。書くのにお金がかからなくて、それまでイベントやら旅行やら習い事に使っていたお金がまるまる浮くのだ。コスパ最高。


 と言うわけで、完全に小説を書くのをやめよう、とは思わなかった。


 まだ書きたいと思っている。


 しかしめんどくせえ。


 このエッセイと私の小説を並行して読んでいる人、多分数人はいると思うが(いくら私でもこのエッセイを誰がブクマしてるかなんてわざわざ探すほど暇じゃないのだ)


 そのような人がいたら大変申し訳ない。いや、それは本当に申し訳ないと思っているが、なろう作家生を人生に例えると今ちょうど思春期なので許してほしい。そのうちちゃんと自立して立派になるから……。


 しかしやる気が全く出ない。出ないが、まあこのような状態は去年の9〜10月ぐらいにもあった。私が書き始めて、短編と連載をちょろっと書いて飽きた時だ。ちょっと書いて、燃え尽きて、1ヶ月ぐらいしてまた書き始める。


 スランプと言うのは「このままもうできないんじゃないか」なんて思うんだけど、いつかは普通に抜けるのだ。この辺、スポーツ選手と違って寿命が長いからいいですね。


 さーて、Twitter Twitter……


「ランキング入りました」

「書籍化します」

「コミカライズ連載開始です」

「表紙です!」

「続刊決定しました!」

「完結しました」

「書きため中です!○月から連載開始予定」

「最終選考に残りました!」

「重版しました!」



 ……ウキャーーーーーーーーーーーーッツ!!!!!!(発狂)(ガチギレ)(焦燥感)(自己嫌悪)



 私の代わりはいくらでもいるし、書けば私が誰かの代わりになることもできた。しかし、私はそれをしなかった。


 ここで満腹にならずに、切り分けられたケーキを沢山欲しがる人だけが、上に行けるのだ。


 インターネットでカッコイイことを言うのは簡単である。(まあ、ちょっと眺めるとハリボテかそうじゃないかはわかるのだが。漢字や専門用語よりひらがなの使い方に知性が出ると私は思うぞよ)


 行動が伴わない限りはカッコよくない。ネットで自分語りなぞせずに作品だけ上げ続けるのが一番カッコイイ……。


 そのようなことを考えながらもちろん私はストイックさのかけらもないので寝た。冬眠ならぬ夏眠。


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