7月雑記③ランキングの初期ブースト
連載の初期ブーストについて。下にまとめが(以下略)
様子見をする。「わりといけるじゃん」と「爆発する事はなさそうだな」の境目をフラフラするわたくし。
思ったことは「書き溜めをしていてよかったー」である。人気のタグがついていると、新着投稿でまあまあ拾ってもらえるらしく、何とかランキングに入ることができた。
連載の初期ブーストは大体10日ぐらいのようで、最高順位に到達するとそこから2〜3日はその辺りに滞留する感覚だ。
確か5話ぐらいまではポンポン投稿した気がするので、最初の1日目にきりのいいところまで投稿するのがキモですね、やはり。これがないとランキングに入れなかったかもしれないので。基本が大事。
※完結までの道筋が立っていて、メンタルが持つならまったりやるのもいいと思う。完結してからランキングに乗り、そこからブワーっと上がって月間表紙まで到達した作品をいくつか見たので。期間は短いが一番伸びた「島流しにされましてよ」もそのパターンだ。
そのあとは緩やかになり、二週間ぐらいで落ち込み始めるので、連続更新ができるかできないかにかかっているかな、と言ったところでしょう。書きためジャスティス。
※「アトリアを見つけたら」の後は短編を二つ出しましたが、数ヶ月のスパンだとランキングを確認する読者が入れ替わっていないので、そこまでの明らかなブーストは感じませんでした。(伸びる短編を出せれば100位以内に復帰するぐらいの力はあるのかもしれないけれど……)
しばしの思考タイム。連載の勝手がわからない。思ったよりウケているのか? それともテンプレの割にポエムよりウケていないのか? サンプルが少なすぎてよくわからない。
最初に思った事は、「私の可能性を信じている固定読者が実はやっぱり本当にいて、エッセイで長々と宣伝し続けたので様子見にやってきたのかもしれない……」
でした。
その次に「みんな即効性のある短編に慣れすぎて、連載をする気力を失っている。そのため連載の数が少ない。日間読者は連載に飢えている?」
その次に「ランキングの上位は聖女が多い。悪役令嬢ものは少ない。私に悪役令嬢派の人気が集中している?」
最後に「このピンとこないタイトルとあらすじがやっぱりウケている? 人工知能のデータは正しかった?」
ぐらいでしょうか。8000ポイントになったあたりで「初期ブーストとしては十分すぎるくらい結果が出たね」とほくほくしていました。
※実はもうこのあたりでインフレのために完全に思考がやられていて、無感動な割にネガティブな事だけは延々と考える負のループにハマり初めている
「最初にこれだけポイント稼げたら、あとはのんびりでいーや」
てなわけで、私はほんのちょっと残っている書き溜めに慢心し、筆をポイーしました。本気出したら、毎日更新ぐらい、できるはず!(七つの大罪:怠惰)
『ちょっと待った』
怠けそうな私に待ったをかけた人がいます。
身内です。
今までこのエッセイにとんと登場してこなかった第三者ですが、いい加減に「小説を書いている」ぐらいは公表しました。
書き始めて一年弱が経過し、コロナが流行してからはほとんど家にいます。そして大体、小説の事を考えています。
そろそろ、私は一日中ネットにかじりついているヤバい奴だと思われてしまいそうなのです。
小説を書いている人と、ただなんとなくネット中毒になっている人ではイメージが違います。たとえ執筆をサボってネットサーフィンをしていても、です。
「小説を書いている」事を公表した事により、私は信頼を取り戻しました。
どんなにグダッていても「思考している」と言えば許されるのです。ニートではなく高等遊民と言えば格好がつくので。※勤務はしている
『そこで満足しないで、淡々と次に行かないと』
「ちょっと結果が出てそこで噛みしめて停滞しちゃうのは一般人。これはどこの世界でも同じ」だそ〜です。成功する人は生半可なところで満足せずそのまま突っ込んでいくのだとか。
そんな実体験に基づくリアリティ溢れる言葉を言われてもね……。私は一般雑魚ピーポーなんですよ。立ち止まりたくもなりますよ。
まとめ
◆連載開始時の連続投稿は大事(基本のき)
◆ブーストかかった後の維持は連続投稿にかかっているので書きため大事
◆初期ブーストは十日ぐらい。順位の上昇が止まって滞留したところが順位の最高到達地点。
◆短編による連鎖ブーストは短いスパンだと効果が出ない
◆同居の家族がいる場合、小説を書いていることを公表しないとネット中毒の誹りを受ける




