タイあらをぶちまけろっ!!
テレワーク(?)の成果もあり、書き溜めが進んでいる。いや大して進んでいないけれど、予定より一週間遅れで今週末には投稿できそうだ。(ここで書いたと言うことは、作者の不退転の覚悟の現れである)サブで投稿しようと思った作品は全くできていない。それはもう、どうでもいい。
そんなことより差し迫った問題がある。
タイあらが決まらない。
おそらく、このエッセイで「ループ」と呼んでいた作品を投稿する予定なのだが、これがまあ、しっくりくるタイトルがないのだ。
「とりあえず暫定的なタイトルをつけて、その都度変更する」のがなろうのセオリーだろう。
しかし、私は「これと決めたタイトルをつけたい」派なのだ。
自分の中でバシッと決まったタイトルでなければ、いけない。少なくとも、気に入ってないタイトルでは気持ちが入らない。ウケるとかウケないとか、そう言う問題じゃない。気に入ったタイトルでウケたい。
発表済み、未発表問わず、タイトルから決まったものもあるし、散々こねくり回してから「これだ」と決まったものもある。暫定的につけたもの、後から変更したものは大体ダメだ。(ちなみにこれは結果ではなく気分の問題である)
男性向けではとにかく長いタイトルが人気だが、女性向けはそうでもない。
これは別にすでに固定の読者がついている作者限定の話ではない。女性は余韻とか雰囲気を重視するので、タイトルから勝手に想像を膨らませてくれるのだと思う。
(短編が強いことも関係しているかもしれない)
説明的なタイトルか、ポエミィさを感じさせるタイトルか。
これがまた……決まんねえんだよな〜〜〜
最初のタイトル、と言うか暫定的なワードは「悪役令嬢から脱落したら相手も何故か脱落していた……」と言うものだ。
この話はいわゆる「悪役令嬢」ポジションにいるヒロインが、ヒーローに婚約破棄されて失意のうちに事故死する、と言うシーンをずっと「ループ」していて、ふとしたきっかけでもっと手前の子供時代に巻き戻り、そこで改心して過去の罪(これによってヒロインの性格が歪んだ)を精算し、身綺麗になって人生をやり直そうとしたのに何故かその先に回避したはずのヒーローがいて自分を口説いてくる……と言う、どこかで絶対見たようなストーリーを自分なりにこねくり回したものになる。
(少し前に、参考とパクリの境界線についてちょっと界隈が荒れたような気もするが、悪役令嬢ものはもうお題のようなものだと思っているので気にしない)
それを踏まえて、きちんとしたタイトルを考えなければいけないのだが、次に心の中で呼んでいたのは「悪役令嬢ループからの脱却」だ。
これは自分的に全く美しくないのでダメだ。
しかし、バスワードは盛りたい。美しく、スタイリッシュに、個性的にテンプレワードを盛りたい。
ここで、最近興味深いサイトが出てきた。『なろうRaWi 小説と人工知能』である。他にもこのサイトについて書いてあるエッセイはあるので詳しい説明は割愛するが、なんと人工知能なるものがバスワードや人気ワードを解析し、タイトルとあらすじの判定をしてくれると言うではないか。なんかよくわかんないけどすごい。
私は作品以前にいまいちタイあらのセンスが自分にないなと思っていたので、これに飛びついた。
盛る。盛る。ちょっとした言葉の選択で、全く違う点数になったりする。SからDくらいの判定があるようなので、まずはSを目指す。
良い結果が出ました。
「巻き戻り続けた悪役令嬢は、最後のループで罪を贖って幸福になるために、まずは婚約しないことにした」
Sランク:人工知能は完璧なタイトルだと判断しました。自信を持って投稿してください
……マジで!?!?!?!?!?!?
(長くなったので続く)




