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テレワーク・ごっこ

 執筆が捗りません!


 本当は、今週から新作を投稿する予定だったんですけど全く進まずですね。体力の低下がまじヤバい今日この頃。


 気合を入れるために、とある「ごっこ遊び」をしていました。


 タイトルの通り「執筆を仕事として行っている」と言う設定を自分に課す。9時17時を基本の拘束時間とし、タイマーで「労働時間」を測定、てな感じです。


 しかしこれを思いついたのは8時半過ぎでしたので、さっさとやらねばなりません。

 なにせ、昨日の進捗は1000文字ぐらいな訳です。まじで気合を入れなければいけません。



 パソコンデスクに座り、スマホのストップウォッチをセットします。休憩する時は、止めて本当の執筆時間をカウントするのです。(流石にトイレとか飲み物は止めない)


 執筆を開始します。30分ぐらいでなんだかクリエイティブな気持ちになってきたので、台所に行って紅茶と桃のゼリーを作ります。(ちなみに、なんだかおしゃれな味はするのですが甘さが足りませんでした)


 再び、30分執筆します。昼ご飯の事を考え、鶏胸肉の仕込みをします。(パサパサと言われがちなむね肉ですが、ちょっとした手間で柔らかく仕上がるのです)


 執筆します。12時になりました。普通に考えると3時間書いていないといけないのですが、このタイミングで2時間弱でした。


 12時から13時は休憩時間ですが、昼食を作らなくてはいけません。先ほども申し上げた通り、今日の私はクリエイト力が最高潮に達していますから、むね肉を卵にからめ、砕いたナッツと小麦粉をまぶし、オリーブオイルで焼きます。


 サラダミックス(サラダのためにレタスを1玉買ったり、キャベツを切るよりは開き直って出来合いのものを買った方が良いと思います)を皿に入れ、肉を乗せ……


 シーザードレッシングを自作します。


 今までの人生でそんな事を考えた事は一度もなかったのですが、人生初のテレワーク(と言う妄想)に「丁寧な暮らし力」が爆上がりしてしまいました。


 牛乳大さじ3、マヨネーズ大さじ3、粉チーズ大さじ2、ニンニク、こしょう。


 ……めっちゃ簡単にシーザードレッシングが出来た! でも粉チーズの価格、保存、洗い物とか考えたらキュー○ードレッシングの圧勝だわ。


 それの上にバルサミコ酢をかけて、チキンシーザーサラダ(+米1合)が出来ました。


 私はお行儀が悪いので、ソシャゲの周回をしながらご飯を食べます。食後、すでに12時40分だったので、非常に悲しくなりました。


 なぜなら、今の私はテレワーカー。夜には、報告書と言う名の成果をあげなければいけないのです(テレワークって結局、何をしてるんでしょうね?できる職種、仕事って限られている様な気が。『成果』ってなんなんでしょう)


 午後は効率が落ちる。しかし、サボってはいられません。なぜなら仕事だから!(いつも仕事はサボっているけど)


 と言う訳で、「昼寝」をすることにしました。いつもはこの状況ならベッドに直行して3時間ぐらい寝るんですが、よくビジネスライフハック的なもので見る「15分昼寝」をやってみました。


 タイマーをセットし、椅子にもたれてみるのですが、私、座ったまま寝れないんですよ、飛行機とか、電車とか。


 なので作戦を変更し、床に敷いてあるヨガマットに移動します。いや、昼寝の時は横になっちゃダメって書いてあるんですけどね。


 いわゆる大の字、ヨガで言うなら「シャバーサナ(死者のポーズ)」です。


 目を閉じて「瞑想」します。この「何も考えない」ってことがポイントらしい……んですが……


 こう言う時に限って、エッセイのことなどを考えてしまい(エッセイは文字数が簡単に稼げるので、今日のテレワーク中には書かないと決めていた)それをやめて宇宙の事を考えようと思っても、頭に浮かぶのはいわゆる「宇宙猫」のことばかり。


 ……全然無になれねえ。まったくなれねえ。エンドレス・宇宙猫。


 まったく悟りを開けないままアラームが鳴ったので午後スタートです。気合を入れるため、コーヒーを飲みます。私はコーヒーが嫌いなので、この苦すっぱさで目を覚ます作戦です。


 覚悟(?)のせいか、はたまたブラックのせいか。午後の眠いモードを乗り切ることが出来ました。もしかして「目を閉じるだけで脳は休まる」ってマジだった?


 15時ぐらいでiPadの充電が怪しくなってきたので、休憩して掃除などをする。午前中に作ったおやつのゼリーを食べたり、モーツァルトを聴いてみたりあずきアイピローを乗せたり等のいわゆる「回復手段」を試してみる。休憩中に、小説とは関係ないんですけどウィキで「アントナン・カレーム」と言うチート料理人を初めて知りました。インターネット最高。


 16時50分ごろにもうめんどくさくなったので、フライング退勤する。


 実働4時間56分。文字数、約9100字。話数にして、2話から6話の途中まで。


 え? 丸一日かけて普通? いやでも、この結果すごいんですよ。このくらいの文字数を書ける事はあるんですけど、大体書き殴っての数字なんです。


 でも、今日は「これは仕事だから、夜に報告する!」設定で書いたので、もうちょっと見直ししたら出せるんじゃね!?みたいなクオリティでこの文字数なんですよ。下書きはあったんですけど、9割書き直しなので。すげーなテレワークごっこ!


 ぶっちゃけサボりが2時間あるんですけど「45分作業して15分休憩」みたいな都市伝説と大体一致しているので、このぐらいが普通の人間に出せるパフォーマンスなのかもしれません。これを平日毎日やれって言われたらめちゃくちゃ辛いと思うけど。


 普段どれほどだらだら仕事をしているか、って事ですね〜〜。小説を書く事を「仕事」として扱うと、電話もなけりゃ軽作業もないし、銀行にも郵便局にも行かないし雑談もないからなあ……孤独な作業ですね。


 この後はエッセイを書き、お風呂に入ってからSNSで「報告」をして今日の勤務は終了です。


 あーしんど。ここまで書いてアレですが、結局テレワークって言うか専業作家ごっこ? ですかね。会議もメールも電話もないので……。


 でもいつもよりは「限られた時間で何かを仕上げよう」と言うテンションははちゃめちゃ高まったと思います。友人同士で定期の時間に進捗報告とかしたらもっと捗る……かもしれません。


 次回は多分今後の作戦とかタイあらの変遷とか。


執筆で頭がいっぱいのまま昼に炊いた米を全部食べちゃったのでまた釜を洗って米炊き直しのミステイクに気がつく夜

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