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伝家の宝刀、婚約破棄!(とざまぁと悪役令嬢)③

 

 今後の進行について。 ③と④の後、『完結ブーストってやっぱ神だわ』『底辺作家、宇宙へ行く』『あるなろう作家の死』『第一部完』『エンドロール』『ランキングに載るための分析』『すてきな感想』『エッセイのススメ』等を更新のち、新章へ突入したいと思います。


 新章って言っても、タイトルとあらすじを変えるだけだけど。


 「底辺作家に戻りたくなかったら、連載を頑張った方がいいのでは?」


 と思ったそこのあなた。そうですね。全くもって同感です。


◇◇◇ 



 土曜日。投稿を始めて4日目。


 前日からネガティブな感情に囚われ、最終話の執筆も進まないし、土曜日に投稿する作品も仕上がらず、こんなエッセイを書き殴っているのである。


 ブクマは73件。単純に、今までの経験から考えると完結して100は行くと思われるのだが、はたして……と頭がぐるぐるし、昨日の夜思いついた全然違う話のプロットを書き始めた。


 新しい話を思いつくと、それまで書いていた作品が急に色褪せて見えてしまう。

 これを脱却するには「飽きる前に書く」しかないのだが、それだと1日に3万字の勢いで書かねばならない。


 絶賛現実逃避中なのでさらに本筋からずれた話をするが、私は今まで「金髪が好き」だと思っていたが、「黒髪が好き」だった様でちょっと油断するとヒーローが全部黒髪になってしまうのだ。


 これでは今後、「こいつの書く話、全部ヒーローが黒髪だな」と思われてしまう。赤にしとこ。今後、私の作品で髪が黒い男性が出てきたらその人はメインキャラです。ヒーローとは限りませんけど。



「書きたくねえ〜」


 趣味なのに、やりたくないと思ったらそれはもう辞め時である。まあ、大体いつも夕方まではこんな感じなので、夜になって「あー、時間が足りない!」となるのがお決まりのパターンだ。


 昼寝をして、『タピれない私とつめたい王子様』を書く。30日連続投稿チャレンジの4日目である。


 これにはプレッシャーも何もないので、逆に筆が乗る。怪我の功名、とでも言うべきか。

 PVは伸びない。でもまあ、これはこれでいいのである。私はこの作品が好きだし、色々といい思い出があるので。まだ過去作品じゃないけど。



 満足し、『島流しされましてよ』の最終話を書く。集中力が切れてきたあたりでふと思い立ち、小説検索をする。


 日刊ランキングは100位までしか表示されない。その下はどうなっている?


「小説検索」で「異世界恋愛」を選択し、「日間ポイントの高い順」に並べる。


 68ポイント。


 では、ランキングの100位は?


 70ポイント。


 集計方法が違うのかもしれないので、結び付けて考えるのは危険かもしれない。しかし、検索で私の作品のすぐ上にある作品が70ポイントでランキングに載っている。


「……あー」


「あーーーーーーーーーーーーーー」


 別に期待していた訳じゃない。私にはまだ明日がある。数点差で大学受験に落ちる人とか、就活で最終面接で落ちた人って、こんな気持ちなのかもしれない。


 人は贅沢にすぐ慣れる。もしかして、底辺作家の見られない悲しみより「過去の作品の評価を超えられない」とか「上位陣の背中が見えているけどいまいちブレイクできない」方が辛いのかもしれない。


 一人カラオケは平気だけど人前で音痴を晒すのは耐えられない、みたいなもんか。いや違うか?


 まだ私、底辺脱出してないけどさ。でも、今回は「さすがにこれはイケるやろ」と思っている訳ですよ。これで外したらめちゃくちゃ辛いな。



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