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伝家の宝刀、婚約破棄!(とざまぁと悪役令嬢)①

 

 平常心平常心平常心平常心。


 アクセスがランキングにいた時よりずっと伸びているのにポイントもブクマも感想も無風ってすごいね。それが一番怖い。


 数日を過ぎれば元に戻っていくのですけれど。


 なんかすっげー前回の更新でフラグみたいな事言ってる。サメ映画で死ぬ前の人みたい。


「これは今までで一番いいポイントがつくだろ!」とは私も思っていたんですよ。あれだけ人気そうなタグを盛ったわけですから。


 だから、ウキウキして、更新している最中の気持ちを書きためておいて、結果が出たらバーンと投稿して、第一部完!とするつもりでした。


 元々、目標を達成したらどんどんハードルを上げていって、ネタ切れになるまで続けるつもりでしたので、二部はどうしよっかな〜、みたいなノリで生きてました。


 まあ、折角なので(?)そのまま載せておきます。


 ※1日目と2日目は、それぞれリアルタイムで書き残したものです。臨場感を感じていただければ幸いです。


 ◇◇◇


「このエッセイも出落ちで最近クソつまんねえな」とお思いのそこのあなた。


 こちらのエッセイ、とうとう新展開に突入ですわよ。


 先日、新作を投稿し、完結させました。


「悪役令嬢」の汚名を着せられた令嬢エリザが、「セント・エリザ島」と呼ばれる離島に幽閉される話。タイトルはストレートに『島流しにされましてよ』だ。


 追放したら、どこに行って何をするかわかったもんじゃないでしょ。私だったら流刑に処すね。


 この作品について、何を思い、どうなったのか。時系列順に書いていく。



「投稿された短編小説」より「完結済み小説」の所にあった方がアクセス伸びるんじゃね?


 と小賢しい事を思いついた私は、1万字程度の短編小説を3話に分割して、あらすじに「さくっと3話で完結予定!」とエタらない旨を明記し、投稿した。


 1日目。


 今回は朝8時。まだ春休み期間&自粛ムードを考慮して、夜ではなく朝の更新に切りかえ。


 タグの効果もあり、投稿して3時間弱で200pv。


 これは自分史上最高のスタートダッシュだ!


 今まで1話を投稿した時は、20〜30が関の山、と言った所だったので、これは記録的な伸び。


 さすが、『婚約破棄』『ざまぁ』『悪役令嬢』のトリプルコンボだぜ。


 通常、投稿して2時間程度で完全に無風になるんだが、10時、11台でもまだアクセスが伸びている。タグ検索って本当にやってる人いるのか。



 流石に1日目で20ポイント行けば、完結して100ポイントにはなるだろう、と淡い期待を抱きつつ、22時には58ポイントまで伸びた。


 自分史上、最速、最高の伸び具合ではないか!? 婚約破棄タグすげぇ!そりゃみんな同じお題で書くわ。


 だって、自分が変わっていないのにタグが違うだけでこんなに変わるんだもの。



 二日目。


 朝には78ポイント。


 アクセスはまだ伸びているけれど、代わりにポイントがほとんど伸びなくなった。気を使って「金曜日に更新します」と後書きを書いたのが良くなかったのか……?


 pvは前日の半分ぐらいあるのに、全くポイントが入らない!昨日来た人が更新されないかどうか見ているだけなのか?2ポイントしか増えない。この時は欲が出て「もっとばーんとポイント伸びないかなー!?」なんて思っていた。


 ……と思いきや、22時ごろに評価が増え、94ポイントにまでなっていた。


 今まで100ポイントがどうの、と言っていたはずなのに1話投稿しただけで94ポイント。


「怖っ……」


 評価が4件、しかも全員10ポイントなので逆に不安になり始めてきた。この時点で、2話は完成しているけれど、3話はまだ調整中だった。下書き書いてからが長い。


 後は予約投稿して寝るだけだったはずなのに、このあたりで急にメンタルが不安定になりはじめ、次に投稿する予定の「異世界行き最終列車」と言う作品が手につかなくなった。


「これでいいのかな……タグにギャグって入れたけど全然ギャグじゃねえや、むしろシリアス……いやシュール感は出ているはず……どうでもいいけど私、『シュール』って簡単に使うけど語源を考えるとこれは誤用なのでは……でもシュール以外の言葉が思いつかねえ……」


 突如現れた『読者』へのプレッシャー。ブクマした人々が何を求めているのかさっぱりわからない。どこへ着地すべきか。いやもう話は決まっているんだが、そこに至るまでの表現と言うものがね。


「これで明日ブクマ剥がれたら、最初からつかないよりショックかも」


 1話で27ブクマ。じゃあ2話で54ブクマになるのか、と言うと絶対に違う。しかし『完結ブーストを入れたらブクマ100超えるかもしれない……』


 と、スケベ心と不安がないまぜになったこの感覚が判断を鈍らせる。


「読んで推敲し直すか……?いや、もう時間がない。鉄は熱いうちに打て」


 私は2話を書き直すのをやめ、ありのままの自分の作風で勝負する事にした。


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― 新着の感想 ―
[一言] 執事の短編からやって参りました。 日刊短編か完結作品しか読まない、基本短編で気に入ったら作者読みするタイプです。 こういう層も読みに来てるよーと思っていただけたらと(*´ω`*) 書か…
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