表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

自己紹介

今日は自己紹介の日だ。 俺はこの日を待っていた。ここから始まる友人関係、女子とも仲良くなれるチャンス この機会を逃して高校生活ぼっちとかはマジで嫌だ。緊張するな昨日の夜から考えていたことを言うだけだ。なんの問題もない


「じゃあ出席番号1からやろうか」

先生の言葉がついにきたか、俺の出席番号は6番 このクラスの人数が確か36人だった。顔は全く見ていないだって女子ガン見していたりしたら、「そいつのこと狙ってるんじゃないか」とか言われそうで怖いし、男子を見るのは抵抗があるという理由からクラスメイトの顔全然見ていなかったからこれが俺にとっては初対面になる。

「じゃあ次お願い」

遂に先生からご指名を受けた。

練習どうりすればなんの問題もない


「春日 大智です。趣味は読書とバドミントン 中学のときは野球部に所属してました。1年間よろしく」


自分の中では完璧な自己紹介だった。あれ、でも俺全然みんなの顔見てなっかた。後ろにある黒板しか目にはいてなっかた。ふと目線を下げるとみんな俺のことを見ている。やばい今になって緊張してきた。 心拍数が上がるのがわかる。とりあえず席に戻った。 後はクラスメイトの名前と顔を覚えるだけだ そう自分に言い聞かせて緊張をといた。


何人かのクラスメイトの自己紹介が終わり女子の番になったとき とびきりの美少女が挨拶を始めた


「種田 梨乃です! 趣味は読書と遊びに行くこと 友達をたくさん作りたいと思います! 1年間よろしくお願いします」


男子のほとんどが目を奪われている それぐらい可愛い子だ。 髪は少し茶髪で 肩まであるぐらいで 纏う雰囲気が何より今が楽しいと感じさせるぐらいだ。 もうこの子と付き合いたいっていう男子はそこらかしこにいるんじゃないだろうか

ちなみにおれだって付き合えるのなら是非付き合って貰いたい


全員の自己紹介が終わった。今はなにもすることのな時間、考え事も捗る。気になるのはやはり種田 梨乃だ。休み時間にでもなったら声かけてみようかな

キーンコーン カーンコーン

これでこの授業もとい自己紹介が終わった。 俺は席を立ち種田さんの所に直行しようとしたが


「種田さんメールアドレス教えてよ」

「私も知りたい いいかな?」

「俺も教えて」


すごい人だかりができていた。あんなのに入る勇気なんか持ち合わせていない俺には無理だ‥

でももう席を立った以上ここで座るのもおかしいので尿意も感じないがトイレに行くことにした


なんで小便する気もないのにチャック開けてこんな場所に居るんだろう あのまま席に座った方は良かったのか...


「お前春日だったよな 俺の名前わかるか?」


いきなり隣の便器から声がしたかと怪談の類かと思ったら、 男だった(女子がいるわけない)


「確か本田だったよな。間違ってるか」

「間違ってない 本田 元晴 よろしくな」


こんな所で話しかけてくるとは多分こいつコミュ力高いんだろうな


「お前はどの子が気になった? やっぱり種田か あの子は間違いなくこの学年1の可愛さだろうな」

「まだ他のクラスの子も知らないのにその発言はないだろ。確かに可愛かったけど」

「だろ やっぱり高校生活はこう可愛いこがいなくちゃ始まらないな」

「まぁ そうだな」

「だよな ああ俺のことは元晴でいいから お前のことも大智でいいか」

「・・・ああ いいよ よろしくな元晴」

「こっちこそ大智」


高校生活始まって初めての友達ができた。(便所でだけど)


昼休み予想もしない人物からお声が掛かった!!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ