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秘密の魔法  作者: ゆーら
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訪れた知らない人ーその後ー(side冬希)

「じゃ、僕は先に帰ります。また明日!」

「うん…また明日…」


今日も早く帰る。最近、これが楽しくて仕方がない。あともう少しで完成する。完成したら3人を呼ぼう。まだ3人には秘密だけど、すぐに言える日は来る…!!


「ここを…こうして、あ、違、う…?あ、ここをこうしてこの箱をはめれば……よし、完成!」

やっと、完成した。約1ヶ月で作れた。思ったより早めに作れてよかった。明日、3人をここに呼ぼう。どんな顔をするかな。楽しみだ。


-次の日-

「ねぇ、今日、僕の家に来ない?見せたいものがあるんだ。」

「うん!行く行く〜!」


学校から帰ってきて、皆が来たのはすぐだった。

「で、見せたいものって?」

「それは…これです!」

「なにこれ…?咲良、見たことある?」

「ううん。初めて見た。ねぇ、冬希君。これ何?」

「これは、人間界のパソコンというものだよ。美香さんにメールが送れるようになってる。あと、お兄ちゃんに複製魔法かけてもらって、4つに増やしてもらったんだ。一人一つ、家に持って帰って、美香さんとメールできるよ。」

「え…美香と?ほんとに?」

「ほんとほんと。送ってみようか。」


『美香さん、冬希です。届いてますか。現夢界でメールができるようになりました。』


「送信と。これはキーボードっていうんだけど、こっちでは魔法文字で書いておいたけど、メールの時は日本語になるから心配しないでね。」

「冬希、お前すげぇな!」

「かなり頑張ったよ。あ、返事が来た。」


『冬希くん!?メールできるようになったの!?すごいね!\(*´∇`*)/ヤッタ-♪』


「何この文字!」

「なんだか、顔みたいだね。」

「顔じゃねーの?喜んでるみたいだし。」

「こんなのもあるのか…流石にこの顔は入れれませんが、!と?は打てるようにしておきました!」


そう、僕はみんなのために、パソコンを作った。なんていうか、これであっているのかわからないけど、メールが送れたのは変わりない。僕は成功することができたんだ!


「これで、いつでも、メールできるね!」

「そうだね。玲奈ちゃん、ずっとメールしたいって言ってたもんね。」

「冬希、ありがとな。みんなのために…」

「いえ、当然のことをしたまでだよ。」


そして、一人一つ、パソコンを持って帰った。みんな、今はメールしてるんじゃないかな。


パソコンの音が鳴った。メールが来た音だ。

『冬希くん。こんなに早くメールができるようにしてくれてありがとう。また、冬希くんのおかげだね。ほんと、ありがと!』


よかった。ほんとにこれを作ってよかった。そう思えた、一日だった。







またまた登場です(´-ω-`)


多分これが最後になります。いえ、最終話と言ったのに続いてること自体おかしいのですけどね。


美香の帰ったあと、1ヶ月後の話を書いてみました。やっぱり冬希は天才ですね。これからも五人が仲良くなりますように。

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