稽古・初日
これは、人間が生まれる
遥か昔の事
……
創世記の事
この世界が創られていく過程での事
その者は『できた』
……
所変わって空歩達は
道場の周辺を
走っていた
「早く走れ!」
皆ヒィヒィ言いながら走っていた。
空歩も例外ではない。
「お、俺は指導する方なのにー」
「なんであたしまで」
「ん、ぐっ、うっ生まれ、る」
その時間なんと8時間
目まぐるしい
初日である土曜日。
十二獣師たちも必死に食いついている
スカーノの稽古は、破錠とまでに思えるほど息苦しかった
初日のスケジュールは体力を付けるところから。
最初にスカーノが言った
「貴様達のその根性から叩き直してやる。話はそれからだ」
今に至る
午前5時に入った後、十時間走った
なるほど、昼は無さそうだ。
十二獣師だけでなく、黒崇、鈴音、希、朝前もこの稽古に参加している。
「次はこれだ」
スカーノは外に置いてあった、どデカいベンチプレスを指さした
お、重そう。
皆そう思う
「重さは10000キロだ、早くしろ」
それが人数分ある。
「百回上がるまで飯は抜きだ」
一、二、
途方もない
空歩達も食らいつく
流石にバテるものもいる。
その都度スカーノがシバキ、殺す
なんの躊躇も無く殺しにかかる。
そして始めから、重量上げを開始させられる
三時間後
ようやく皆終わったところで、スパーリングだ。
この所、飯が無い
スパーリング五時間
合計十八時間だ。
やっとのご飯、から揚げだ。
皆、我先にと食らいつく。
にしてもスカーノは一人で皆を見ているのでそこは凄いものだと感心する、口々にそう言った
それと、蕐儀虎も
なんの顔色を変えることなくスケジュールをこなしていた。
スケジュールとしては蕐儀虎は明日本格的に扱きに掛かる。
ご飯の後はお風呂。
ズタボロになった体を癒すのだ。
と、言わんばっかりから
「女湯を覗く!」
「やってろ」
先導は黒崇だ。
それに続いて十二獣師男軍、
しかしそこはスカーノだ。
「なにをしている?」
シバキ倒された。
ゆっくりと温泉に浸かる空歩
しかしここまで来て思ったことは皆よく着いてきた、ということだ。
逃げられないということもあるが…
夜は寝る。者もいない
ぶっ通しで朝までみっちりと稽古だ。
しぬ〜
……
朝。
稽古は蕐儀虎の技極め法を採用。
爆発が起こる。
技が炸裂するのだ。
バキバキに吹き飛ばされる。
今回は黒崇の部下たちと猫メイドたちも稽古に加わった
「ぎやあああ!」
悲鳴が飛び交う戦場から
基本的には蕐儀虎が放つ技に対し、防ぐ、交わす、受ける、跳ね返す、となる。
蕐儀虎は玄武の力を秘めているので様々な技を放ってくる。
蕐儀虎は容赦なかった。
玄武の力を総動員で放ってくる。
普通の者なら防ぎようがない
皆苦戦
後、倒れる者も現れた。
歯向かう者もいた。
ねじ伏せられた。
避ける、防ぐ、これの繰り返し
スカーノも波状攻撃に加わった
さる事ながらこれは、えぐい。
これを十八時間、休みなく。
これにて、土日の稽古は終わりだ。
と、思っていたか?
スカーノからは足枷用重り百キロのプレゼントだ。
これで毎日の疲れに終止符を。
毎日付けろとの事だ。
まだあるよ?
洗脳器具イヤーリングが蕐儀虎からだ。
これで今日こそ終止符を!
稽古の後、お風呂。
覗く事の無い、素晴らしい一日だった。
だって、猫メイドがいるから
皆、癒された。
風呂から上がると皆でご飯だ。
空歩を除いて。
空歩は締めにスカーノと蕐儀虎で修行に入った。
修行終わり
スカーノと蕐儀虎が駆け寄ってきた
「凄かったわ!」
「あ、ありがとう」
帰りは黒崇御用達のバスで帰った




