庭と道場
学校の前にバスが止まっていた
黒崇家発注の特製バスだ。
黒くてキラキラとしている
「まるでゴ、」
空歩は誰かに殴られた
「ゴキ、」
鈴音がソティの口を塞いだ
一行、黒崇家のバスに乗り込む
「あれ?そういえば明神は?風利奈」
「ああ、それが…」
「行くわけない」
「って、行ってしまったよ」
「そうか、白里は?」
「ふっふっふ、希と買い物〜」
「だってさー」
「二人とも面白いな」
「空、お腹減った」
「え、ああ。どうしよう?なにか…」
「それならな!」
と、黒崇が入ってきた。
「竜頭の妹、上を開けてみろ」
「んむ!妹じゃない!」
「いいから開けてみろ」
ソティはバスの荷物置きの所を開けた
すると
中にはこれでもかと言うほどコンビニの食べ物たちが勢揃い!
おにぎりからポテチまで色々入っている
「すごいな」
「どれでも好きなの持ってけ」
「ん、じゃあ、じゃーがこりっこを」
と、見かねて十二獣師が話してきた
「竜頭先輩、何処に向かっているんですか?」
「あぁ、場所はどこかはわからないけどー、どこなんだ?こんな田舎道を走るなんて」
夕焼け空を黒いバスが田舎道を駆けるのであった
出発から三十分
「さあ、着いたぞ」
どうやら着いたらしい
「ここが我が庭園…」
「刻敷翔庭だ」
そこは庭が限りなく広がっており、その敷地は目が届かない程だ。
「田舎道は失礼した、あそこはまだ開発が進んでなくてな」
あの田舎道も黒崇家の敷地だった
バスはまだゆく
十分後…
「よし、ここが道場だ」
ドカンと大きな建物がひとつ。
それが道場だった
中は木で作られており、畳もある。
「ここがお前ら十二獣師が稽古する場所だ!」
関心する十二獣師
「軽く動いて見るか」
……
空歩と黒崇が睨み合う
「ここなら衝撃的にも大丈夫だぜ〜?」
「…」
「竜頭!頑張れ〜」
「もしゃもしゃ…」
「頑張って〜!空歩きゆゅん!」
「…」
十二獣師は固唾を飲んで見守った
(これから、あの方の実力が見れる…)
心踊った
「竜頭、全力で来い」
「いや、破壊しちゃうから」
「それでもだ!」
「それでは始めます…」
審判は猫メイド、キャッツァ凛が執り行う
猫メイドとは黒崇家専属のメイドで、戦闘から家事、その他雑務をこなすメイド軍団だ。
猫耳が特徴だ。
「始め!」
戦闘が始まった




