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龍の掟  作者: 氣赦烙
二年進学編

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二年生編

 桜が舞う、夜風靡く公園。

 今日は花見の客が夜の桜を見ようと奮起していた。

 公園が賑わしい。


 そこに現れた2人の人物。


 その者たちは花見の客に混ざり桜を見ていた

 その者達から放たれた一言が


「煩い」


 そう言うと2人の場所を軸に周囲の音が掻き消えた。


 遮音結界


 そして周囲に人を入り込ませない


 断絶結界


 そして優雅に花見を満喫した


 ……

 処変わって夜の酒場

 今日も賑わいを見せる活気ある居酒屋

 その中で一際賑わっている集団があった。

 神になったもの達が今年の春を祝って飲んだ食ったで大はしゃぎを見せている。


 その集団に話しかける者が一人…

「手合わせ願えるか?」

 集団にたった一人勝負を挑む

「君、名は?」

「さあ?」

 店主が話に割って入った

「おおっとー、揉め事は外で頼むよー?」


 ……

 青葉学院周辺

 レストランが貸切になっている。

 ここで行われたのは青葉学院に受かったある一族達の祝賀会といったところだ。

 その集団は古来から日本を見守ってきた十二のある力の象徴とされる獣師たち。


 その者達が青葉学院へと入学した。


 ……

 そしてそして、ここは竜宮院


 ガキン!


 二人の影が一人の者と戦闘している。

「ソ、ソティ!ちゃ、ちゃんと連携を!」

「…ふっ」

 ソティが斬撃を繰り出す。

 その者は受け止める。

 もう一つの影が接近し、その者に切りかかる。

 その者は受け止めた。

 弾いて技を繰り出す

「龍人鉄甲拳」

 拳から繰り出された波紋は二つの影を吹き飛ばした

「いっててて」

 吹き飛ばした一方の影の喉元に切先が止まった

「これで、残りは…」

 ソティがその者に切りかかる

 斬撃で刀を弾き飛ばした


 そして


 二本の刀が首元を捉えた


「ふー」

 決着が着いた


「あーもー!なんで勝てないのー!」

 影の一つは麗羅だった。

「ん、お腹空いた」

 もう一つの影はソティだ

 そして

「強くなってはいるけどな」

 空歩はソティの頭を撫でた

「ん、あ」

 ソティは口を開けた

「はい。キャラメル。」

 ソティはパクッと食べた



 四月

 青葉学院


 今日、学校では入学式が行われていた。

 一方空歩はと言うと


「いらっしゃいませー!」


 バイトをしていた


 空歩と麗羅がバイトから上がるとソティが待っていた

「そ、ソティ!今日はいいから!電車で帰ろ?な?」

「ん」

「ふう」

 三人で駅まで向かう


 すると


「そこの。」


 呼び止められた

 振り返ると少年が立っていた

 その少年は青葉学院の制服を着ていた


「先輩、ですよね?」

「?」

「あなたの学校の後輩です。今後ともよろしく」

「えと、君は?」

「私は巳根田、巳根田十河みねだとがです」

「あ、ああ、よろしく」

「今回はこれで。また学校で会いましょう」

 そう言うと巳根田は去っていった


 三人は電車に乗っている

「なんだったの?さっきの」

「さあ?まあ挨拶だと思って受け流そう」

「挨拶、ねえ?」


 電車を下り、駅を出ると


「カー!」


「ん?」


 伝い烏が麗羅と空歩の所に止まった


 伝い烏とは、龍人族が烏間一族との締結で遣うことの出来る使い魔のような、要は伝令用の烏だ。


「カー、カー」

「え、呼んでたから来い、と?」

「カー!」



 竜宮院

 斎龍寺から呼ばれたと烏が伝え、竜宮院に来た三人。

「お待ちしておりました」


 大部屋に通された

 そこには十二人の人達が居た


「また会いましたね。」


 その中には先程会った巳根田の姿もあった。


「ああ、さっきの」

「今日は未来の龍の王にご挨拶をと思いまして」

「りゅ、龍の王??」

「ええ」


「貴方が竜頭『先輩』でいらっしゃいますか?」

 巳根田の隣の少女が話しかけて来た

「先輩?」

「私たち、計十二名、難なく貴方様の学校に入学する事叶いました」


 そう言うとその場に居た十二名がずらっと並んだ


「私達は貴方様の従者」


子玉奴子ねたまやっこ

丑江巴州うしえはしゅう

寅舵戒太とらだかいた

卯里幸成うりこうせい

辰島刺たつじましゃく

巳根田十河みねだとが

午杜衣子うまもりいこ

未谷凛乎ひつじやりんこ

申津李九さるつりく

酉曽屋羽門とりそやうもん

戌金智城いぬがねちしろ

亥車八也いぐるまはちや


「う、うーん。そ、そうか。!?じ、従者!?」

「そうですよ。私達は貴方様の従者です。」

「あ、えー、」

「私達は貴方を支えます」

「さ、支えられても」

「うーん、いいんじゃない?」

「れ、麗羅…」

「従者って言っても、ただの後輩。気にしなくてもいいと思う」

「そ、そうか…」

「えと、我々はただ来ただけではなくてですねー」

「?」

「私達と稽古してもらいます」

「け、稽古?」

「我々、十二獣師が稽古の相手、となります」

「稽古、かぁ」

「我々も楽しみにしてましたのよ!」

「そ、そうか…」

「なんか乗り気じゃないわね?どうしたの?」

「うーん」

 空歩は言った

「本当に強いのか?」

「じゃあ試してみますか。」

 空歩は片手をパキッと鳴らした

 

「ちょ!ちょっとちょっと!流石にここではやめてくださいね!」

 斎龍寺が割って入った

 

「あんたら図に乗ってんじゃないわよ?」

 麗羅が入ってきた

「空歩と稽古?私が寄り添って修行付き合ってるの、それがあなた達に務まると思ってるの?調子乗ってんじゃないわよ」

「ん」

 ソティがぴょこぴょこしながら割って入った

「ではこうしましょう。最初は空歩さんではなく、貴女と模擬戦をして技量を計っていただく、どうでしょうか?」

「私と模擬戦、よかろっ!」

 麗羅はノリノリだった。

「まあ、明日にしよう。今日入学式だったんだろ?」

「ええ、空歩さんがそう言うなら。明日、麗羅さんとの模擬戦、楽しみにしてますね」

「ぬふふ!」

 麗羅も高揚感を抑え気味である。

「ところで十二獣師ってなんなんだ?」

「日本にある十二支の技を古来より継承してきた末裔の十二人、それが十二獣師です」

「なるほど」

「そんなことより!兼光討伐の件!聞かせてください!」

 話は夜遅くまで続いた

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