風利奈と語る秩序
と、何やら知らない人が2人
「遅いよ!風利奈!」
「待ったわー」
「やや!君たちは!」
「うん?誰だ?」
空歩が聞いた
「ああー、紹介するよ!こちらは僕の友達の〜」
「桃薰!」
「狒狒!」
「二人とも各地の有名人なんだよ〜!桃は凛土壤で商いをしているよっっ!そこでは一目人気の的で去年なんかも劇に出てたくらいさ!」
「風利奈、あれは劇じゃなくてお祭りだって」
「そしてなんと!狒狒は各地を点々とするしがない法律家さ!」
「ほうり、うーんまぁ、そういうことにしとくか。私は法律の勉強で様々な街を旅してるの!」
「へー!凄いな!」
「コホン、お話はその辺で…」
神妙な面持ちの明神が止めに入る
「街に…」
風利奈たちが息を飲む
「新作のスイーツショップが出来たのです」
「なに!それは早く行かなくては!」
「そうと決まったら早く出発よ!風利奈!」
薰が風利奈と空歩の腕を引っ張る
「いや!ちょ!」
「いいからいいから!みんな!行くよ!」
一同ついて行くのであった
……
「うんんんまああああい!」
女性陣たちが声をあげる
それをコーヒーを飲みながら見る男性陣
「ここのスイーツ本当に最高ね!」
「でしょ!でしょ!ここのスイーツはなんと!あのミルク団子を考えた人が系列してるのよ!」
「なんと!てことはあの!」
鈴音と薰と明神がガヤガヤと話し始める
「そう、あの!!ミル・マツモトさんよ!」
「なにー!!」
「だれ?」
三人は会話で盛り上がっていた
「何が楽しいのかね」
「まぁまぁ」
「なーははは!クッキー食べるぞ!」
空歩達は蚊帳の外らしい。
「れ!い!ら!ちゃ〜ん!楽しんでる!?」
「ん?んん」
お団子を食べながら返答する。
「希ちゃ〜ん!どうだね?スコーンのお味は!」
「お、おいしい、です」
「雷夢、口についてるよ」
「ん!」
「空!お口についてるよ!!」
ソティが口を拭く
「ぶぁっぱっ!わかったわかった」
ガヤガヤとする店内。
すると
「おいおい、ここは親子連れのカップルがイチャコラするところじゃねえんだぞ?とっとと失せな!」
「あぁ?」
「ん?こ!これは風利奈様!」
「僕の客人に手を出そうってのかあい?」
「めめめ!滅相も!失礼しましたー!」
輩たちが出ていった
「あんなのも来るんだな」
「ここのところ治安が悪くなってきていてね、なんとも言えない人々の群れが形成されてるんだ。」
「ふーん」
コーヒーを飲みながら聞いた空歩。
「ならさ」
「ん?」
……
スイーツショップから出てきた一同
「やっぱり甘いものは欠かせないわね!」
「ええ!やっぱり来たかいがあったわ!」
鈴音と薰は打ち解けた様子
と、風利奈は先程の空歩の話が気になったようで。
「空歩きゅん、さっきの話の続き、聞かせてくれるかい?」
「ああ、そのゴロツキ共を片っ端からぶっ倒したらどうかなって」
「な!だめだよ!ゴロツキだってどのくらいいるか、、」
「大丈夫!ちょうど運動がしたかったしな!」
「そ、そんなー、んーよし!わかった!全員撲滅しちゃおう!場所は僕が教えるよ!じゃあ部隊の編成を決めよう!」
編成が決まった
第一編成、空歩、薰、ソティ、白里。
第二編成、麗羅、雷夢、明神、黒崇。
第三編成、鈴音、希、朝前、狒狒。
「僕が上から君達のサポートだよ!」
と、空歩は気になったことがあったので白里に尋ねた。
「白里、なんでスイーツショップでは静かだったんだ?」
「ふん!」
「?」
「よーし!皆頑張りたまへ!」
「と!空歩きゅん!麗羅ちゃん!鈴音ちゃん!これを渡しておくよ」
それは雫の形をしたイヤリングだった
これを3つ三人に渡した
「これは?」
「圏水晶だよ、これに触れながら話すと会話が出来る。何かあったらこれを使いたまえ。それとこの水晶は装着している対象の姿、場所なんかを特定したり見ることも出来る。僕専用アイテムさ!」
三人はイヤリングを耳に着けた
「あと桃!狒!明神ちゃん!これを」
「これって捕縛の鎖?」
小さな紫色の鎖だ
この鎖は対象に投げると長く大きくなり、敵を捕縛する。
「よし!行きたまへ!」
「散!」
空歩の掛け声で皆、飛んで行った
空歩達は街をくまなく散策するようだ。
そしてゴロツキ、基、危険の排除、街の治安を良好にして、平和にするのだ。
来たばかりの街でこんなことをするとは些か何を考えているのやら。
「…見てたのかい?」
「ふふ、面白い物を見せて貰ったよ」
「何がだい?」
「彼が、ねぇ」
「そうだ、スィトゥーリレの判決は?」
「これからだよ、明日、取り決められる所だ」
「ふん」
「何時でもくるといい、観覧席は空けておこう」
「合わせたかい?」
「何がだ?」
「何がって空歩きゅん達が来るのにだよ!」
「ふっ、どうかな」
「全く」




