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龍の掟  作者: 氣赦烙
竜の魔神と神々の決戦編

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38/119

兼光、見ゆ!

「…ふっ」

 

 ドゴオン!


「麗羅、あいつは倒したのか?」

「ええ、ホントは神化しないで倒したかったんだけど最終的に神化したら余裕だった!」

「そか、ソティは?」

「あんな童、口ほどにもない」

「そ、そか」


「あいつか」

「ええ、あいつが」

 その男は椅子から立ち上がった

「竜宮院兼光」


その部屋は書斎のように本が並んでいて、奥が広く、その前に階段があり、廊下のように通路が伸びていた。


「空歩くん!」

風利奈が到着した

「風利奈!」

「ふっ、ぞろぞろと」

それに続いて皆が集まった

「風利奈、その神って奴は?」

「ああ、今は姿を隠している…」

「さて、話は終わったか?」

兼光が異様な程のオーラを放ち、畏怖の念と今にも怒りの縄が砕け散りそうな声色で空歩達を問を投げた

 皆、構える

「そこの者」

 空歩を指した

「貴様が主だな、この中でのリーダー格にして龍人族の者、貴様を倒し、その後、後ろの者全てを倒す。斎龍寺も居たか、何もせねば生かして置いた物を」

「話は終わったか?」

「この件に関わった龍人族、全て、末代まで我に逆らえぬよう…」

 兼光が刀を振り下ろした

すると辺り全体に鬼火が出現し、倒れていた配下が息を吹き返し、その隙間を縫うように神の軍団と思わしき物達がこれでもかというようにその存在を見せた

「来るぞ!」

「皆!構えて!」

 皆、構えを取った

「皆殺しだああぁぁぁ!」


「鈴音!」

空歩が鈴音に近寄り言葉を発した

「はい!」

「手出せ!」

「はい!?」

「いいから!」

鈴音は手を出した

(この中で一番体力が余ってて動きやすい奴はこいつしかいない!)

「影読み!!」

 パン!

 手を叩いた

すると空歩の影が鈴音に移る

鈴音と空歩に敵が襲い掛かる

 

 敵が宙に浮いた

 

刀を持った鈴音が向かってきた敵を一掃した。

朝前が持っていた炎火龍一閃を鈴音が持っていた

「なにこれ」

「俺の技と体力を渡した!これで俺の技と力を使うことができるからそれで暴れて来い!攻撃も俺の影が受けてくれるから!」

「おおおお!」

 鈴音!覚醒!

空歩の影を鈴音に渡す事で空歩の技、体技を鈴音に継承した

「よし、これと…風利奈!」

「なんだい!」

「あれ持ってるか!刀!」

「ああ!あるよ!」

「それを鈴音に!」

「鈴音ちゃん!」

 鈴音に刀を渡した

 これで第2の空歩の完成だ

「…いーなー」

 麗羅が見ながら言った。


「妾も」

 指を咥えてソティも言った

「うおおおおぉ!」

 敵がソティを襲う

 そちらを見る様子もなく薙ぎ払い、斬撃が鳴り響く


「うおー!あははーはー!」

鈴音がどんどんと敵を薙ぎ払っていく

「おい竜頭!次は俺だからな!」

 黒崇が言った

「なははは!何でもありだな!」

 朝前が言った

「竜頭!何かいい技ないの!」

「ああ!こんだけ多いからな…頭舞使え!多人数相手の戦闘技だ!」

「どうやって!?」

「唱えろ!そうすれば影と連動して技が出る!」

「こ、こうかな、か、頭舞!」

 鈴音が姿を消した

 次の瞬間、宙に舞い飛んでいく敵の姿が

「ぬあああ!やばいやばいやばい!!」

二本の刀を持ち、敵をバッタバッタと薙ぎ払っていく鈴音。


頭舞は二本の刀を使い体を柔軟に、豪快に使い、右へ左へとジグザグに畝り動き、敵を確実に薙ぎ払い戦闘不能にしていく多人数向きの戦闘技の一つである。

 龍が一体一体その頭でその命を刈り取るように葬る技。

 まあ、空歩の技なので、命を刈り取ったりはしないのだが。


一気に消えていく敵の数

「ぬおおおお!止まって!止まって!!止まってえええ!!!」

 敵を三万倒したくらいでピタッと止まった

城の廊下には抉り削った跡と鈴音が通った地鳴り音が児玉して、全ての残った敵を威嚇した。

「やっば!!」

 ジリジリと後退りをする敵たち

「ガオー!」

「ひっ!」

「へっへっへ!頭舞!」

 また姿を消した


「ぬおおお!」

「龍人拳、波動打ち」

拳で波動を打ち込む龍人拳の技、波動打ち。

 すると

「ぶおおおお!!」

白目を向いた桐門が立ち上がった

神の力で無理矢理に体が起き上がった

「……」

「ぶぉぉお!」

桐門の大きな拳が小さなソティに向けて放たれた

 ピトッ

 止めるソティ

「童よ、また喰らいたいか?」

 ガシッと掴み、上にあげる

 天井を突き破り空まで上がった

「龍進」

 飛び上がるソティ

「龍人化」

 龍人化した


「龍人拳、覚悟の拳(オルタナフィスト)


龍人族の技、龍人拳を限りなく極限まで高め、練り上げたその拳は覚悟と共に天を割き、空を穿ち、敵を再起不能に落とし込む

 神の力も吹き飛び、桐門の動きが止まった


「烏間流!鴉ノ連符(レイヴンノーツ)!」

烏間の体術と剣技を組み合わせた技

 バッタバッタと敵を倒していく

 すると

「ぐおお!ぬぉおお!」

 黒井重義がそのでかい体を起き上がらせた

「痛かったぜ!?あの蹴りはよお!」

神の力で息を吹き返した


ズドゴオオオン!


麗羅の隣に空歩の影を纏った鈴音が止まった

止まるのにも地鳴りがすごい…

「麗羅ちゃん!手助けいる!?」

「いえ!いらないわ!こいつはあたし一人で!」

「ゴチャゴチャ言ってじゃねぇぞ!」

 前の足で襲う

 二人はそれを一瞬で躱す

 麗羅は後ろに付いた

「烏間流剣舞脚」

 黒龍が尻尾で防ぐ

「二度も食らうか!」

「なら…これならどう?」

 麗羅は印を結んだ

「烏間流影身寄り」

 黒龍の周りに麗羅がたくさん現れた

「ふっ!こんなもの!黒龍波!」

 口から黒い波動を放った

しかしその麗羅達は影、幻影である。攻撃しても何の意味もない。

「ぬああああ!」

爪や尻尾で攻撃するがするりと通り抜けていく

「烏間流!」

攻撃を抜け、黒龍の目の前に飛び出した


「神・陽炎!」


炎の波紋が黒龍の全身に響き渡り体の動きの全てを止めた

「!!?」


「烏間流、霞咲」

烏間の初歩的な拳技。


黒龍は吹き飛ばされた

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