環境変化対応修行訓練
白里がソティを起こしている
「ソティっちー起きてよー」
全然起きない。
「おにぎり用意したわよ」
それでも起きない
「むー、どうしたら」
白里は考えた
「今はあの二人が空いてるか…」
白里は指パッチンをして姿を消した…
その白里はと言うと明神と麗羅のところに来ていた
「おーい、二人ともー」
二人は刀を交えていた
刀がぶつかり合う毎に、稲光がぶつかり合う様な光と音が木霊した
「うわーやってんねー」
二人を見て思った
「?、あれ?ちょっと待てよ?」
白里は懐中時計を取り出した
「二時間…ぶ、ぶっ通し!?二人共ー!」
白里は二人を止めた
「え?ソティちゃんの起こし方?」
「そう、知らない?」
麗羅は考えてみた
「うーん、それは専門外かな。空歩を当ってみたら?あの人の方が詳しいでしょ」
「それも、、そうね。わかった!」
白里は雪の結晶を漂わせた
すると明神が言った
「ああ!待って!彼の状態が知りたいから私も行く!」
「わ、私も!」
麗羅も言った
「よし!二人は疲れてるだろうし、私が連れてくわ!」
そう言って三人は風利奈と空歩の元へと飛んだ
雪の結晶が解け、周囲の景色が変わっていく。
すると
辺りはおびただしい数の斬撃の跡とえぐったかのような傷の跡があり、空は雲が掛かっていた。
有り得ないほどの地鳴り音が聞こえた
風利奈と空歩が刀を交えてる音だった。
「な!なんて光景よ!」
「く、空歩?」
「二人ともぶっ通しなわけ、ない、ですよね」
三人は二人を止めた
「なんだい?そんなに時間が経過していたのかハーッハッハッハ!」
「風利奈も止めりゃいいのに。」
「で、どうしたんだい?」
かくかくしかじか
「ああ、それなら」
……
白里はソティの鼻元にデミグラスソースの掛かったハンバーグを近づけた
カッ!
「肉!」
ソティは目を覚ました
「これで修行できるわね」
ソティはハンバーグを食べながら聞いている
「いい?ソティっち。これは最後の修行だからね。」
「むしゃむしゃ、ハンバーグ美味し。
空の手作りかな?
デミグラスソースはケチャップと…」
「聞いてよー」
明神は麗羅に修行の段取りを説明する
「この修行はまず神が修行の場所を指定します。
そこでその環境を活かして修行します。
そしてその修行段階で得られる物全て吸収して頂きます。」
風利奈は言った
「君達は神の修行をやってのけた!あとは実践あるのみさ!」
白里がソティに言った
「だからソティっち、これからは実戦形式の戦い方を学んでもらうわ」
ソティは飲み込んで言った
「これが最後?」
「最後になるわね、これは三日間のローテーションで組んでるわ。それぞれ一日が終わったら次の神の所に行ってもらうわ。」
「空歩くんの場合、僕、楼良、白里の順だね」
「麗羅ちゃんの場合は、私、白里、風利奈の順。」
「そしてソティっちは…」
「だいたい知った」
「話が早い。じゃあそろそろ…」
「待って!!」
凄い形相で言葉を発した
「どうしたの!?」
「ハンバーグがまだ!!」
「……あー、えーと」
白里は空歩に書いてもらった紙を見た
「ソティが食べ終わってから話を進めた方がいい」
と書いてあった
「………了解…」
小さく言って紙をポケットにしまった。
二日目…
空歩と明神が修行をしている。
場所は廃墟のビルの中。
柱をするりするりと避け、攻撃を加えていく。
麗羅は白里と修行。
場所は雪の覆い被さった原っぱ。
雪で体力が持っていかれないようになるべく雪を避けて修行している。
ソティは風利奈と。
場所は孤島のど真ん中。
と、その前に
「ご飯食べる」
「15分待とう。」
ソティは風利奈が用意してくれたご飯を食べてから修行をした。
二日目の修行が終わり神達が集まった
「どうだい?進み具合は」
「んー」
「いやービビったね」
「よし!まずはソティちゃんから!」
風利奈が話し始めた
「ソティちゃんは神化の精度が格段に上がっていたね、技の精密性がピカイチだったよ」
「そうね、ソティっちは威力もそうだけど何より正確さが出てたわね。技の…練度?って言うの?修行の中でなのかしら、ともかく凄かった。」
「次は空歩君ですね。」
「彼だね」
「威力、精度、練度。共に問題ないと思います」
「うん、僕もそう思った」
「残るは麗羅っちだけど」
「練度だけかな?あとはほか二人に劣っていなかったです」
「うーん、一段階下って感じかな」
「んー、明日は僕か、となると…」
最終日…
「最後なんだけど、麗羅ちゃん、君と空歩くん二人で修行に励んでもらおう」
「空歩と?」
「空歩くん、ちょっといいかい?」
「?」
風利奈は空歩に耳打ちした
「僕は麗羅ちゃんをこの戦いに合わないと思うんだ、それを見極めてくれないか?」
「お、俺が!?なんでまた。」
「君ほど近い者はいない、それに二人とは違って龍人族ではないし、練度が劣る。それで戦いの場に出してはだめだろ?」
空歩はちょっとだけ声を荒らげて言った
「大丈夫!麗羅は強いから!」
「そ、そうかい?」
「それに、麗羅ならやってのける」
「君がそう言うなら」
空歩は麗羅の方を向いて言った
「麗羅!俺がみっちり鍛えてやる!」
「………、はぁ、わかった。僕も助力しよう。」
「助かる」
修行は三人。場所は竜宮院修練場。
修行の中、
「麗羅…もう一回それやってみて?」
「!、わかった!」
(…麗羅ちゃん、凄いな…いや、二人の関係性が、と言うべきなのか。)
修行していく中で二人の息が合って互いに高めていくようだった、いつも修行していただけあって癖や波長なんかも二人はあってるようだった。
修行が終わり…
「…この世はわからないことだらけだな」
風利奈は言った
「すごいだろ?」
風利奈に空歩が言った
「空歩、あたし…」
「麗羅はできる子だ」
「私、が…」
(それに麗羅はただ強いだけじゃない)
「一緒に来てくれ」
「ええ!!」
「麗羅ちゃん、戦いは何があるかわからないから気をつけるんだよ?」
「任せてよ!」
麗羅は強く言った
そして…




