龍火一閃と烏間一閃のひみつ
「よし、じゃあこれで龍火一閃を」
空歩は龍火一閃を取り出した
すると
龍火一閃は白銀の炎を放ち、その炎を纏った
風利奈は龍火一閃を指さして言った
「その刀、一閃って言ったね」
「あ、ああ」
「もしかして総樹・廻木の神木じゃないかい?」
「そうじゅ?」
「あー、だとしたら相当な業物だぞそれ」
風利奈は続けた
「昨日も言ったけどその刀は君の力を吸い込んでいる、恐らくその神化した龍人化の力を吸い込んでその力を体現したんだと思う」
「なら、烏間一閃はどうなんだ?」
空歩は烏間一閃を取り出した
すると烏間一閃は黒い炎を纏った
「なっ、これもか?」
空歩は驚いた
「かはっ」
風利奈は驚愕した
(総樹が二つも!?どうなってるんだ!この者は!これが人に、いや!この世に許された力なのかっ!?)
「その刀は一体なんなんだ!」
風利奈は言った
(こんなの、神の域どころの騒ぎじゃないぞ!僕はともかく神が太刀打ちできるかどうかってレベルだっ!)
「風利奈」
風利奈はビクッとした
「手合わせ願えるか?」
「…その状態で僕一人は厳しい。が、まあいいだろう。手加減頼むよっ!」
二人は稽古に入った
麗羅と明神
「神化が低下してます!」
「はい!」
碓氷とソティ
「…」
「……(なんか喋りなさいよ)」
空歩と風利奈
「はぁあ!」
「やぁあ!」
それぞれ稽古している
次の日
空歩は何呪の窟に来ていた
建物の上で龍火一閃を眺める空歩
「ふっ」
力を込める
すると龍火一閃は神・龍人化した時の龍火一閃になった。
次に烏間一閃を取り出して同じようにやった。
烏間一閃も呼応して神・龍人化した時の烏間一閃になった。
烏間一閃も龍火一閃もその状態になったことでそれに名称をつけようと思った空歩
「うーん」
あんまり思いつかない。
「何してるの?」
麗羅が話しかけてきた
「いやそれがさ…」
事の顛末を話した
「名前かー、」
二人は考えだした
「君達、何してるんだい?」
どこからともなく風利奈が現れた
「…名前かー、」
三人は考えた
うーん。
「空?」
ソティも来た
「…そんなことよりお腹すいた」
「そうだな、飯でも食うか」
食べながら考えることにした
「はむっ」
大きなサンドイッチに齧り付くソティ
「まいっか、普通に龍火一閃で」
なんだったんだこの時間
空歩は龍火一閃を神の領域に変え修行した
「私も!」
「はむほむ」
二人も混ざった
次の日
空歩と麗羅はバイト、ソティはその帰りを待っていた
東京スカイツリーの上で
「…」
じーっと待つソティ
持ってきていた大きなおにぎりをむしゃぼりつく
「…」
ピーン——
ソティのレーダー、ソティレーダーに反応あり、空歩がバイトが終わり着替えているところだ。
ソティはピョーンと飛び空歩のアルバイト先へ着いた。ソティは店の前で座る
「お疲れ様でしたー」
空歩が外に出るとソティが待っていた
「空」
ソティはガシッと空歩の手を掴み飛んでいった
「だからなんで飛ぶのーー!」
悲痛な叫びが轟く
帰ると夕ご飯が待っていた
次の日、土曜日
「芸術の秋!」
ソティが大きな声で言った
「今は冬だぞ、ソティ」
「空!美術館行こ!」
「えー、いいよ行かなくて」
「それならこの僕が案内しよう!」
突然風利奈が現れた
「なっ、どこから!」
「という訳で、はいこれ!美術館のチケット!三人で行こうじゃないかっ!」
「みんなで行くなら行く」
「仕方ないなー、じゃみんなで行こうじゃないかっ!」
いつもの学校のメンバーと、明神、碓氷がついて一緒に美術館へ行った
「空!これが羅生門!」
ソティが門のような像に目を奪われた
「それは羅生門じゃないよー」
「空歩!あれ見て!像がいっぱい!」
「空歩きゅん!レリックがあるようっ!」
「竜頭くん、お花の女神像…」
麗羅と風利奈と明神が畳み掛けるように話しかけてきた
碓氷は男の像を見て考えている
特に下半身を見ている
(これが男の…)
「どうしたの?白里」
「これが、美術…」
「?」
「麗羅ちゃん、気にしないで先行こうか」
美術は奥が深い、そう感じた碓氷だった
次の日
今日は麗羅と修行をしている。
刀を交えての稽古となる
「ねえねえ、なんで空歩の一閃は形が変化していて私のは変化なしなの?」
「それは僕が応えよう!!」
「わぁ!びっくりした!」
「空歩くんが持っている一閃は二つとも総樹・廻木の神木を使っているからなんだよ!
廻木の神木は神の力に呼応してその本領を発揮する、
つまり!神の力が宿った空歩きゅん!に廻木の神木を使った一閃が反応してその力が跳ね上がって形を変えた、ということっさ!
では!アデュー!」
風利奈はシュポンと消えた
「どっから出たのよ」
「…」
「空歩?」
「ああ!なんだ?」
「どうしたの?そんなにびっくりした?」
「いや、そうじゃないよ。ただ…」
空歩は思った
(一閃、まだまだ知らないことが多いな。)
深くは追わないようにそっと考える事を置いといた
「空」
ガラッと道場の戸が開いた
「ソティ、どうした?」
「妾も混ぜて、三角関係に入りたい」
「三角関係じゃないよー」
「いいから」
ソティは始祖龍刀化一閃を取り出して一緒に修行に混ざった
日曜日
空歩とソティはリビングのストーブの前でだれていた
「あんまだれないの、二人とも」
お母さんが二人に言った
「空母、お茶飲みたい」
「自分でおやり」
ソティは寒がりながら冷蔵庫へ向かった
冷蔵庫にあったお茶とチョコを取ってテーブルに向かってそのまま座る
「俺もチョコもらっていい?」
「ん」
ソティは空歩の口にチョコを渡した
パクッ
「コーヒーが欲しいな」
空歩はコーヒーを出した
「じゃあ苺あるわよ」
母が二人に出して言った
「待って!空母!コーヒー牛乳買ってくる!」
「ああ、じゃあ俺も行くよ。りんごジュース欲しいし」
二人はコンビニへと向かうことにした
「なら、お昼買ってきて」
空歩母が便乗して言った
「おにぎりとサンドイッチも買うか」
「わ、妾、あのサンドイッチがいい!」
二人はコンビニに向かった




