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龍の掟  作者: 氣赦烙
十二代目

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23/119

風利奈 対 空歩

彼?彼女?は白い和服姿で青く白い髪、手には黒い手袋、腰に短刀を持っていた。


「で、魔神っていうのは?」

「だから魔神じゃないってばー!」

「魔神です!」

斎龍寺がハッキリと言った


「はぁ、どうすればわかってもらえるかな」


そうしていると雷夢とソティが駆けつけてきた。

すると雷夢もその人を見て青ざめた


「な、何じゃ!こいつ!」


風利奈ははぁとため息をつく


「空、誰?」

しかしソティと空歩はなんともなかった


「あぁ、風利奈っていうらしい。

ええと、そういえばどこから来たんだ?

ここの者じゃないらしいし」


「僕はどこからともなく現れるのさ!そう!風のむくまま気のむくまま!」


風利奈は続けた


「僕は災厄や災害なんて恐れられてるけど本当はそうじゃないんだ!ただの神様さ!そう!ただの〜、神様さ〜」

演劇口調で言った


「空、お腹すいた」


空歩と三人と風利奈はレストラン街へと向かった


「へ〜!こんなところがあるだなんてっっっ!!!」

オペラなのかなんなのかそういう口調で話した


「空、お好み焼きがいい」

「……」

風利奈は風を感じている…


五人は席に座った

「うむ!これは美味しい!」

風利奈は角煮を食べている

「で、風利奈、あんたは何しに来たんだ?」

「さっきも言っただろ?スライムを拝みにきたのさ、それともう1つ…」

手にあごを乗せてこう言った


「君に会いにね」


「俺?」

「そう、君の噂はかねがね聞いてるよ」

「?、うわさ?」

「君、修行の姿誰も見てないと思ってた?」

空歩は不思議そうに言った

「身に覚えがない」

「神の世界では君の話で持ち切りだよ、この僕を差し置いてね」

「神の世界?」

風利奈はお水を飲んでこう言った


「そうさ、君は修行を重ねていくにつれ、

有り得ないほどの力を身につけた、

これほどいい素体は無い!神も目を配る程にね」

空歩は水を飲んだ


「僕は君がどんなものか目に収めておきたかったんだ、するとどうだい?僕に臆することの無い頑強さ!そしてその力!あぁ、欲しい!狂おしいほどに!!」


風利奈はこう続けた


「この僕と是非、手合わせ願いたい、

どのくらいの実力か、この目で見てみたい!」


空歩は飲んでいたお水を置いた。

そして


「いいよ」

と言った。

 


雷夢は帰り、四人は修練場へと来た

「さあ!ここならいいだろう?思う存分その力を見せてくれ!」


空歩は龍火一閃を取り出した

「へぇ、それが君の刀か」

風利奈は短刀を取り出した。

「あ、ちょっと待った。まだ早い」

そう言うと風利奈は手を上にあげた



「メーイクアップ!」



服が水になって弾け飛んだ


「なっ、」

空歩はびっくりした

ソティはささっと空歩の目を塞ぐ


風利奈の周囲に水が纏わって徐々に服が形成されていく。

風利奈は青いパンツと白と水色のパフスリーブを着て腕に国のような腕章、腰に濃紺の帯をして、青いニーハイブーツを履いた格好になった


「これで良いだろう」


ソティは手を解いた

「では行くよ!」

風利奈は突進してきた


短刀を振り下ろす風利奈、それを受け止める空歩

「仕留める気でいたのにな」

弾いて薙ぎ払う空歩、後ろに飛び回避する風利奈

着地して短刀を指揮棒のように振り出す。すると水が吹き出し、踊るように空歩に向かって襲いかかってきた

それを全て右左へと避け、交わす空歩

攻撃が一瞬止まった、その隙に前へ出る

空歩は薙ぎ払うとそれを受け止める風利奈

受け止めながら風利奈が指を上にあげると空歩の下から水が吹き出してきた

上に飛び回避する空歩

上から刀を思いっ切り振り下ろす空歩、後ろに飛びながら回避して手を振るう風利奈。水のナイフが無数に出てきた

空歩目掛けて飛ばす風利奈、全て振り払う空歩

「龍牙追!」

突きの斬撃を飛ばす空歩

風利奈は指を斬撃に向けて合わせた

「ショット」

大きな水の塊が斬撃に向けて放たれた

打ち消し合う二つの衝撃

「なかなかやるねえ」

 

「……」

ソティはじっと二人を見ていた

徐々に消耗していく空歩

「はぁはぁ」

「これまでかい?残念だねぇ」

やれやれという風に風利奈は言った


トドメを刺しに来る風利奈


そこに止めに入るソティ

「ソティ!」

「空はやらせない」

「次は君かい?」

「そもそも空になんの用?」

「あ、そうだった。用事があってきたんだった」

後ろを向く風利奈

「にしてもどうしたんだい?なんか、歯ごたえがないよ?」


ここまでの疲れが溜まっていたのかもしれない、そう思いながらも体の重さに悔しがる空歩


スタッと姿勢を正して空歩に言った


「君とお嬢ちゃん、君たちの素体は素晴らしい!

君たちは『到達』する側の人間だ!

その目星をつけておきたくてね!

君たちには修行をしてもらう!!」


「しゅ、修行?」


「そう!これから神との修行、神対君の修行に取り組んでもらいたい!」


風利奈は続けた


「君とお嬢ちゃんはこれからもう二人、

神に会うことになる。

場所なんかも教えてあげよう、

その子らと会って修行してもっと強くなってもらいたい。」


「修行か、でもなぜ」


「こちらの世界にも色々事情があってね、助力を願いたい。

それから君、僕に隠しても無駄だよ?

君、実力の半分も出せてないだろ?

だから、今は休んでくれたまえ。修行はそれから!」


空歩は手の震えを見ていた、修行の疲れからか自分でも有り得ないほどの疲れがあるのが感覚的に知れた


「他の神の所在は君たちに知らせておこう、君の行ってる高校にもいるからな。」

「高校生なのか?」

「まあ、そんなところだ、そうだなー。」


 風利奈は考えた。そして


「よし!決めた!君たちの高校に入ってあげよう!

体力の回復を見ながら修行はすればいいし、

神の所在もそれで君たちに教えよう!」


風利奈は斎龍寺を指さした


「そこの君!僕を高校とやらに入れるのだ。

いいな!」

「わ、わかり、ました!」

「うむ!それでは君たちも休みたまえ、お嬢ちゃんはともかく君は相当来てるからね」

風利奈は続けた

「『龍人化』も見れないなんて運が悪いなーもー!」

龍人化の事も知っているようだった


空歩は限界だった


「ごめん」


空歩はその場に倒れた

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