くちゃい!!
「パパ!くさい!」
「えっ!!そ、そんなに!?」
「うん、くさい」
「うう、どうしたら…」
空歩は働いた汗が
シミ出た体臭となって
自分に降り掛かっていた
「風呂、入ろうか」
「うん!」
「ん!ソティも!」
……
「はぁ〜」
「どうしたの?」
今日はバイトだ。
「いや、朱江に…」
「ああー、」
……
「スプレーとかやってみたら?」
「スプレー、か。」
「コロンとか」
「えー、そんなんで変わるか?」
「ふふん、甘く見ちゃダメよ?」
「んー、じゃあ参考…」
「何?」
「脇」
「い、いやーよ」
「えー、でも臭くないんだろ?」
「サイテー」
「はぁ〜、スプレーしてもくさいもんは…」
「まぁ、私の貸してあげようか?」
「ホントか!?」
「うん」
……
シュッ
……
空歩の家
「ん?…すんすん…」
「ど、どうした?朱江」
「むー!あの女の匂い!」
「え、えー!!」
「きらい!」
「な、あー、あーー…」
ぷんぷん怒る朱江
……
「はは、そんな事が…」
「何とかならないかなー」
「自分で買ったら?」
……
メンズコロンショップ
「お決まりですか?」
「ああ、なんかいいものありますか?」
「いいもの、どのような商品をお買い求めですか?」
「うーん、柑橘系の匂いがいいんですけど」
「それでしたら…」
……
「すんすん…」
「どうだー?」
「うん!いい匂い!!」
「はー!よかったー!」
パパとしての威厳を保てたようだ
「パパ素敵!」
「あはーはー、ふー、ありがと」




