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龍の掟  作者: 氣赦烙
others・025

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103/119

過酷なスカーノ。

 ピー


 事務では電話が鳴り響いている。


 スカーノは年末の仕事で忙しかった


 前にも言った通り、簿記二級というのもあって、学校の事務員として働いている


 流石はスカーノ、


 難なくこなすのだ


 しかしー、


「はい」


 電話では声色的にも難なくとはいかなく


「変わってくれる!?」


 となる。


「……」


 スカーノのお昼は学校支給のお弁当が主だ


「スカーノさーん、今日暇〜?」



 キッ!!!



「ヒッ!!!」


 目つき目つき……


「スカーノさ〜ん、いい人いないの〜?」


「…んー、」


 思い浮かぶ人はいる。


 でも


「今は…いない…か、な、」


 スカーノの美貌ともあれば寄ってくる人もいるだろうに


 その都度…



 キッ!!!



 …目線で追い返してしまう


 帰ったら一人だ。


 体育座りで物思いにふける


「……、あ、」


 今日のご飯はスーパーで買った物でなにか作るらしい。


「いただきます。」


 よく出来ました


 食後は軽く運動も兼ねて



 じゃら〜ん、じゃら〜ん



 ギターを弾く


 この日のことを洗い流すかのように


 そして


 入り込むように…



 プルルル、プルルル


 スマホが鳴る


「スカーノ、ちょっと修行に付き合ってくれないかな?」


 空歩からだ。


 ぐぐーっと体を伸ばす


 そして、


 バキッ!!


 空間を開け、空歩の元へと向かうのであった。

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