後日譚
一進一退の攻防が、繰り広げられていた。光矢とスターバム。……2人の転生者による戦いは、熾烈を極めていた。時を操る魔法と剣での近接攻撃を合わせた戦いをみせるスターバムと、その攻撃をかわしながら隙を狙って銃を撃つ光矢――。両者の実力差は、ほぼ互角だった。
それにしても凄いのは、魔力なしでスターバムと互角にやり合えてしまう光矢の戦闘スキルの高さだ。戦いというものに全く慣れていない私でさえ見ていれば分かる。
彼は、状況に合わせて瞬時にあの手この手と手を変え品を変え、敵の攻撃をかわしている。時には、今自分が立っているこのフィールドをも生かして、戦っているのだ。
だが、そんな2人の勇者の戦いも……いつしか終わりが来てしまった。両者が、ぶつかり合う中……それは、訪れた。
ここまでの戦いで疲弊しきってしまった光矢とスターバムは、呼吸を荒くしながらも互いに睨み合っていた。そこには、必ず次で仕留めるという確かな覚悟が、2人からは感じられる。スターバムが、告げる。
「……ここまで、私の動きについて来れたのは、君が初めてだよ。佐村光矢くん。……だが! 次こそ、これで終わらせる……!」
対する光矢もスターバムを睨みながら告げた。
「……望む所だ。そっちが、そのつもりなら……俺も……」
すると光矢は、すぐに後ろを振り返り、そこにいたルアさんの方を見つめて告げた。
「……少しで良い。魔力を送ってくれ……」
「主……」
その言葉には、少し離れた私の胸にも伝わって来るほどの熱い彼の覚悟が感じられた。真っ直ぐ見つめていた彼の瞳にルアさんは、静かに返事を返す。
「分かった……」
ルアさんは、すぐにピューと光矢のいる所へまで飛んでいくと、彼の背中に手を当て始める。そして、そこから光矢の体に自分の魔力を送り込み始めた。
光矢の体から少しずつ魔力の香りを感じれるようになる。ルアさんは、注ぎ終わるとすぐに光矢の元を離れていく。そして――再び、光矢はスターバムと睨み合い、ルアさんから授かった魔力を手に持った一丁の拳銃の先に込め始める。
あの技は、もしかして……マクドエルとの戦いで見せた必殺技。……光矢は、おそらくそれをスターバムに使おうとしている。
対するスターバムからも強力な魔力を感じる。彼は、魔法剣に魔力を込めて今にも斬りかかろうとする姿勢で剣を構えていた。
両者は、真剣に睨み合っていた。……まさにこの感じは、決闘の雰囲気そのものだ。お互いに自分の持てる全力を次の一手に注ぎ込み、決める。今だけ光矢が魔力を持っているからこそ成せる真の決闘。
「……」
「……」
神聖な決闘の場で話をする者などいない。光矢とスターバムの2人の間には、大きな赤い夕陽が浮かんでいた。太陽は、最後の輝きを放ちながらも今にも沈んで行きそうで、そんな太陽の東と西に2人は立っている。彼らの元に強い風が吹き抜けて、砂が空を舞う中、ついに両者は、動き出した。
銃口が――。剣先が――。2人の心臓を捉え、両者の殺意が互いに殺し合おうとした。――その時……!
「……陣形殺撃・無限創槍撃」
突如、声がした。ふと、上を見てみると……なんと、上空から巨大な槍が、雨のようにいくつも降り注ぐ。……その槍は、光矢とスターバムの決闘の場に特に集中して降って来て、決闘モードだった彼らもすぐに各々、攻撃を避けようと動き始める。
私もすぐに防御結界を張って、近くにいたルリィさん達を守ってあげた。私達の回りでは防御結界が間に合わず空から降って来た槍が突き刺さって次々と死にゆく騎士達の惨い姿が見えた……。
「……なっ、何ですの!? この雨みたいに降って来る槍の数々は……1つ1つが大きくて重たいし、かなり鋭利に尖っていて、厄介ですわ……!」
愚痴を零すルリィさんの隣では、サレサさんが冷静に周囲を見渡して告げる。
「……敵の襲撃? もしかして、魔族?」
しかし、そんな彼女の疑問にはルアさんが、ズバッと答える。
「……いいや。魔族の魔力は、君達以外に感じない。ここには今、人間ばかりが集まって来ている。そして、この槍。更にこの魔法……まさか…………」
ルアさんには、既にこの魔法の正体が分かっているみたいだった。すると、向こうで降りかかる槍を避けていた光矢と時を止める事で攻撃から身を守っていたスターバムが立っている場所の真ん中に1本だけこれまでと形状も色も何もかも違う長くて大きな槍が地面に突き刺さった。
「……これは!?」
その槍の姿にスターバムが驚愕する。少しすると槍の雨は止み。光矢達と私達は、上空を見上げた。すると、そこには太陽を背に1人の男が宙に浮いている姿があった。その男の周りには、まるで後光のようにサークル上に様々な槍が全方位に伸びている。男は私達を見下ろしながら一言告げるのだった。
「……お前達か、俺達を追いかけてきたのは……」
その男は、光矢と同じくカウボーイハットを被っており、正しくガンマンの格好をしていたが、光矢よりも若く、その目はエメラルドの輝きを放っていた。顔も白くて、光矢とは人種が違うみたいだった。
そんな男に向かって、光矢は告げる。
「……何者だ。お前……」
すると、男は上空からゆっくりと降りてきて、告げた。
「……お前達に名乗る名前は、ない。俺達の邪魔をするお前達には……」
「俺達……?」
光矢も、そして私も彼のその言葉に少し引っかかった。すると、男の顔を見て、何かを知っているのか、衝撃を受けた様子でスターバムが、告げた。
「指名手配犯の……エンジェル? なぜ、お前がこんな所に?」
男は、地面に着地するとスターバムの事を睨みながら告げた。
「……王国から逃げるためだ。魔族の里だろうと……何処だろうが、俺の知った事か」
*
――クリストロフ王国西部リュカリレオンの町の酒場にて。
カウンター席では、銀髪の少女が今日もジョッキいっぱいに入ったミルクを幸せそうに飲んでいる。すると、そんな少女の隣には大きな体をした男の姿があった。男は、溜め息混じりに少女へ告げる。
「……それで、例の情報は手に入れてくれたか?」
少女は、ジョッキから一瞬だけ口を離し、真っ白になった口元を拭き取ると、すぐに魔法陣から紙の資料の束を一つ取り出し、それを男へ乱暴に渡すと、早速男は紙をペラペラめくって読み始める。
そして、男のウイスキーグラスの氷も小さくなってきた頃、彼は紙をテーブルに置いて呆れた様子で言った。
「……こんな程度の情報は、我々だってもう知っているぞ。西部一の情報屋と聞いて期待したが……この程度とは」
男は、そう告げると既に氷で薄まりきっていたウイスキーを口につけて、一気に飲み干した。すると、そんな彼の隣に座っていた少女が勢いよくジョッキを叩きつけて言った。
「……舐めないで貰えるかしら? 私、これでもプロよ。プロとして、私にだってプライドがあるわ。あまり私を怒らせないでくれるかしら……クリーフさん」
すると、少女は再び魔法陣を出現させて、その中からもう1つ紙束を取り出し、それをテーブルの上に乱雑に投げ捨てるように置いた。
「……なんだ? この資料は……」
クリーフが、その紙束を興味深そうに見つめていると、少女はジョッキを持ち上げながら告げた。
「……貴方が言っていた棺桶について色々調べいったらね。面白い事が分かったのよ。……どうやら、この棺桶は、王室の物らしいわ」
「そんな事は、私だってとっくに知っている! シーフェ、君は……本当にこの仕事、やる気があるのかい?」
すると、ジョッキに入っていたミルクを全て飲み干した銀髪の少女シーフェは、ドスっと大きな音を立ててジョッキをテーブルに置くと冷たい声音で告げた。
「……人の話は、最後まで聞くものよ? せっかちな人は、女にモテないわよ? 覚えておきなさい」
「……」
クリーフが、少し申し訳なさそうに口を閉じると、シーフェは溜め息交じりに続けた。
「……まっ、今回は許してあげるわ。ミルク一生分ですものね。……それでね、この棺桶は王室の物らしいんだけど……”同様の物が、今から15年前に北部の墓地に埋められていたそうよ”」
「何……? 15年前? というと、私が王宮に仕え始めたばかりの頃……いや、しかし……その時、王宮で誰かが亡くなったなんて話は、聞いた覚えがないな……」
「私も気になって調べてみたんだけどね。全然、その当時の情報が掴めなくて……ただ1つだけ。それにまつわる情報を入手したわ。これを見て」
シーフェが、クリーフに手渡して来た報告書には、一枚の写真があった。おそらく、撮影魔法で近隣の住民がたまたま撮った写真なのだろう……。写真は、とても荒く、更に夜に撮られた写真であるせいか余計に見えない部分も多いが、クリーフがその写真をよく見てみるとそこには……。
「……国王陛下? なぜ、国王陛下がお1人で……こんな暗い場所に映されているんだ?」
クリーフが見た写真には、クリストロフ王国、現国王が必死そうに棺桶を土の中に埋めようとスコップで穴を掘っている姿が映し出されていた。王の格好は、普段の豪華絢爛とは、大きくかけ離れたまるで、貧民のようなパーカーのついたボロボロの布切れを着ていた。だが、長年王宮に仕えていたクリーフには、すぐにそれが国王である事が分かった。
すると、写真を見ていたクリーフの隣でシーフェが告げた。
「……この前たまたま、北部の方へ情報収集に出かけたのだけれどね、そこで……写真家を名乗るとある酔っぱらいのおじさんから凄く面白い話を聞いたわ。……今から15年前のとある夜、パーカーを着た太った男が、夜の誰もいない墓地の真ん中で1人、何か大きな魔法を使ったそうよ。その魔法は、大きな黒いブラックホールのようなものを空間に出現させて、地面に描かれた大きな魔法陣の真ん中に何かを召喚する魔法だったらしいわ。そして、魔法が全て終わるとそこには、3歳くらいの小さな男の子が倒れていたの。その子は、召喚されてきていきなり、まるで死んだように眠っていたらしいわ。それを見ていたパーカーを着た男は、その子を見るなり残念そうにしていたらしいわ。そして、男は魔法陣から棺桶を取り出して、そのまま死んでいた男の子を棺桶の中にしまい、土の中へ埋葬したそうよ……。その時、使われた棺桶が……これよ」
シーフェが指さしたのは、クリーフがシーフェに渡した棺桶の写真。そう、転生者・佐村光矢も入ったとされる棺桶だ。クリーフは、その奇妙な話を聞いて固まっていた。
「……どういう事だ? そんな酔っぱらいの爺さんの話に何の意味があるというんだ?」
すると、シーフェはミルクのおかわりジョッキを頼み、ボーっとカウンターの先で白い液体を注ぐマスターの様子を見つめながら告げた。
「……さぁね。ただ、もしもこの話が本当なのだとしたら……このブラックホールのような魔法というのは、私の予想だと……”転移魔法”。それも……異世界からの”転移魔法”という事になるわね」
「バカな!? 異世界転移の魔法は、個人で行う事は不可能なはずだ! それほどに尋常じゃない魔力を消耗する魔法なんだ! そんな魔法を国王とはいえ……たった1人の力で執り行うなど……。だいたい、これがそもそも国王であるという証拠もないじゃないか!」
「えぇ。そうね。でも、写真だってあるのよ。あながち、おじさんの話が嘘とも言い切れないはずよ。……そして、ここから私の推理になるんだけれど……おそらく、国王は何を考えていたのか分からないにせよ、私達国民や王宮にいる者達に内緒で、単独で転移の魔法を使用。そして、勇者候補となる者をこの世界に転移させるが……やって来たのが子供で、しかも幼過ぎたが故に転移の最中にその子は、亡くなってしまった。そして、王は自分の失敗を隠蔽するために棺桶にこの子の遺体を隠し、土の中に埋めた……と」
クリーフは、薄味なお酒を飲みながら解せない顔で頷いていた。
「……確かに、それなら辻褄も……」
と、言い終わった後で更にシーフェは、一枚の紙をクリーフに見せる。
「……これは、エンジェル・アイの指名手配書? どうしたんだ? 突然……」
シーフェは、ミルクを飲み干した後、更に続けて言った。
「……えぇ。実は、私の推測には続きがあるのよ。このエンジェル・アイって人。今も王国で絶賛指名手配中の男なんだけれど……彼が、指名手配され始めたのって……今から15年前の話なのよ」
「何……?」
「それもある日突然、そう言われるようになったみたいでね。エンジェル・アイが指名手配される前日の夜、ある都市伝説が北部で出回ったらしいわ。それがね、北部の墓地を管理していた人が夜、見回りをしていた時に……地面が蠢いたそうよ。それも、地震とかではなく……もっと小規模な不気味な揺れ。……明かりを照らして見てみると……とある地面の底から手が伸びて……。急いで、救助隊を呼んだらしいのだけれど、戻ってみるとそこには、もう何もいなくて……管理人が言っていた場所を掘った時、地面の底から見つかったのが……開けっ放しになった棺桶だったそうよ。そして次の日、すぐに管理人がこの事を報告書に書いて、国王に読んでもらったらしいのだけれど……王は、これに対し返事を寄こさなかったそうよ。……普段は、報告書には何かしら一言返事を返してくれるあの王が……」
「何が言いたいんだ? 君は……」
クリーフが、そう尋ねるとシーフェは少し怪しさをも感じる笑みを浮かべて告げた。
「……まだ生きてるって事よ。この世界には、異世界からやって来た人が……2人以外にもう1人。15年前、3人目の勇者候補が存在していて、彼は今も尚……何処かで生きているに違いないわ。そして、その3人目の勇者の名前こそ……指名手配犯の”エンジェル・アイ”」
――To be Continued.
こんにちは! 上野蒼良です! すっかり寒くなってしまいましたね。ちょっと前まであんなに暑かったのに……今では、それももう嘘のようです。まぁ、それでもまだ紅葉の季節にはならないようで……葉っぱは緑のまま……今年も11月後半とかに紅葉を迎えるのでしょうかね。
さて、今回も第五章を最後まで読んでくださりありがとうございます! 皆さんの日頃の応援によって、この作品は成り立っていると言っても過言ではございません! 本当に毎日、沢山の人に読まれて嬉しい限りです!
さてさて……この第五章なんですが、これまでの章と大きく違う点が1つあって、それは「問題が解決しないまま完結してしまった所なんですね」
今までの章は、どれもなんだかんだ敵を倒してハッピーエンドを意識して作っていたのですけれど、この章だけは、そこが大きく違います。というのも、この第五章から「殺意が静かに牙を剥く」の物語は、後半戦に突入していくわけです。
この第五章は、その序章であり、前半戦のラストでもあるわけです。新しい物語へのバトンタッチも兼ねたこの章では、戦いとか日常パートが多かった前半に比べて謎解きパートとかが、ぎっしり詰め込まれた情報量がかなり多かった章かと思われます。実際に、前回の第四章からこの第五章にかけて、様々な種明かし的なエピソードをやっており、この辺りからようやく、物語の本筋を進めていく運びになっております。
これは、当初から企画していた事で……というのも、物語の序盤からこういう壮大な話をやろうとすると、おそらく読者がついていけなくなってしまうのではないかと私なりに考えた結果、中盤から本筋を進めて行く展開にしたというわけなのです。
さて、そうは言っても……これまで読んでくださった人からすれば、突然情報量も多くなってしまって何がなんだか……という人も多い事でしょう。そこで、このあとがきでは、第五章までで判明した事について1つ1つおさらいもしていきながら、五章について振り返って行こうと思います。
さてまずは、やっぱり最初に語るべき事は、3人目の勇者の事についてですかね。これは、企画当初から考案していた事で、今回ようやく物語にも絡ませる運びとなりました。15年前、クリストロフ王国に転移してきた謎の3人目の勇者。……彼は、国王に埋葬されてしまったようですが……その後、何処かへ逃げてしまったようです。ラストの開けっ放しの棺桶というのは、一体どういう意味なのか……。そして、彼と指名手配犯エンジェル・アイの関係性とは……。そして、光矢とスターバムの前に突如、姿を現したエンジェルの目的とは如何に……。
お次は、魔族の里について。物語の序盤から人と魔の対立構造というのは、あって……これは、もう完全にアメリカの歴史から引用してきたものです。先住民(魔族)と白人(人間)。侵略者である人間が、先住民である魔族を迫害し、自分達の国を作った。更に迫害された魔族は、人間に対し恨みを持ち、人間も彼らに対し、憎しみを抱いている。憎み合う関係であると。
こちらの案は、主にアメリカの歴史から引用しました。まぁ、国の名前である「クリストロフ」というのも実は、アメリカを見つけた「クリストファー・コロンブス」からとっているんですよね。
それから、先住民と侵略者の話を書く上でもう1つお手本にしたのが……昔見た『ウルト〇セ〇ン』の「ノン〇トの使者」という話です。この作品は、本当にどれも凄いお話が多いので皆さんにも見て貰いたい作品です!(ちなみに、作者は特撮大好き! セブンだと、他に好きなのはキングジョ―とか恐竜戦車とかです!)
ちなみに魔族の里のイメージについては、サム・ペキンパー監督の西部劇映画『ワイルドバンチ』から影響を受けており、のどかで楽しそうだけど文明的には、少し遅れた感じの場所を表現したかったわけです。
まぁ、結構色々な設定を使っているわけです。この辺は「へぇ、凄い凄い~」って聞き流してくれれば平気です。
最後に、この世界の聖書及び、神話の設定についてですね。これは、わりと後付けの設定でもあるのですが……やはり光矢やスターバムについて書く上で外せない設定だと思い、制作に至りました。この2人の事については、最初からある程度決まっており、光矢とスターバムのライバル関係を書く上では必要だと思って、書き加えました。だいたい、2章とか3章とかを書いている時にできていった感じですかね。
この辺の3人の勇者の話なんかは『仮面〇イダー〇ギト』とか『仮面〇イ〇ー5〇5』からインスパイアを受けており、そのため第四章や五章にかけて少しずつ群像劇チックに場面転換の多い話が増えてきたというわけです。(この辺は、読みづらいと感じている方も多いと思われます。申し訳ない。私の実力不足ですね。)
そして、この神話の世界における3人の勇者には、鋼の心臓とか万能の肉体とかっていうチート能力が授けられていて、それが現代でも行われていたという話なんです。
そして、この現代の勇者たちが、これからどういう物語を紡ぐかが、問題なんです。……神話の時代のように人類を守るために魔族達と戦うか、はたまた別の物語を始めるか……これからどうなるかは、彼らのその後の決断に委ねるとしましょう。彼らの運命を決める権利は、私にはないですからね(無計画作者の敗北宣言)
というわけで、長くなってしまいましたが……以上が今回のあとがきとなります。こういう設定について語るコーナーは、好きじゃない方も多いと思います。でも、おそらく今回が最後になると思いますので安心してください! そして、先程も言いましたがここから、物語も後半戦に突入します! ですので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
次回の更新については、やはり未定です。(就活が終わらない社会不適合者なもので、未だに就職先が決まっていません。そのせいで、今はかなり切羽詰まってる状況です)まぁ、それでも頑張って出したいと考えています。
次回のタイトルは「第三の勇者編」となります! お楽しみに! それでは皆さん、サラダバー!
 




