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後日譚

「……ただいま」


 全ての戦いが終わった後、私達と光矢は改めて再会を果たす。ルリィさんとサレサさんの2人は早速、光矢の元へ走って行き、同時に彼の胸へ飛び込む。


「……良かった……」


 光矢は、困った様子で2人を抱きしめていたが、彼女達が涙を流している様子を察知した彼は、そのまま2人の事を抱きしめるのだった。


「……心配かけたな」


 ちょうど、彼の前に立っていた私と目を合わせた光矢が、そう言う。


 私の目からも涙が溢れて来て、堪えきれずに告げた。


「……ほんと。……本当に、心配したんだからね……!」


 私もルリィさん達と同様に光矢の元へ抱きついた。彼の胸の中で私達3人は、涙を流す。ルリィさんが、言っていた通りだ。私達は、本当にまだ彼に救われ切っていないのだ。情けない……けど、今はまだそれで良いのかもしれない。出会ったばかりの私達だけど、こうやって一緒に旅をして、何回もこうして巡り合える事もきっと何かの縁。


 それなら……この縁をもう少し大事にしたい。私は、そう思った……。



 しばらく経ってから私達が光矢との再会に感動し終えると、私達4人の元へココちゃん達、魔犬族の人達がやって来る。彼らの中でも特にココちゃんを肩に乗せた大人の男の魔犬族が犬の姿のまま私達に言ってきた。


「……貴方達に……どれだけお礼をしたらいいか……。うちの娘をどうか……ありがとうございます」


「娘……!? てことは、貴方が……?」


 私達は、驚くもその男性は、隣に魔犬族の女性を呼び、2人が犬の状態で並ぶと男は、告げた。


「……はい! 私達の娘をありがとうございます!」


 男が、そう言うと彼の背中に乗っていたココちゃんは、嬉しそうに背中に抱き着いた。


「……パパァ!」


「ココ……うぅ、良かった。また会えて……」


 男は、顔を上に向けて背中に乗っているココちゃんの事を見ていた。そんな微笑ましい姿を見ていたココちゃんママも目に涙を浮かべて3人は、一緒に抱き合った。


「……パパ、ごめんね。……ココ、パパなんか嫌いって……嘘なの。ココ、パパの事……とっても大好き」


「良いんだよ。パパもごめんな。ココのプレゼントを勝手に見たりなんかして……ごめんなぁ!」


 家族3人は、お互いに硬く抱きしめ合うのだった。そんなほっこりするような姿を見ていた私達も温かい気持ちでいっぱいになった。


「……さて、これでまず、一段落。……そして――」


 光矢は、ココちゃん達が家族愛を育む姿から真っ先に目を逸らし、後ろを向いた。すると、そこには小さな体にメイド服を着た精霊――ルアちゃんが、立っていた。


 ルアさんは、光矢と目を合わせようとせず、なんだか緊張した様子で下を向いていた。光矢は、そんなルアちゃんに向かって告げた。


「……お前が、ルア……か」


「……」


 光矢とルアさん――これまでずっと出会う事のなかった2人。……しかし、ルアさんはこれまでずっと光矢の中で彼の事を人知れず助けていた。……光矢にとっては、命の恩人。いや……もしかしたら、そうでないかもしれない。


 光矢は、目を細めてじーっと少女の事を見つめる。その表情は、何処か意味深な……昔を懐かしんでいるようにも見える。


 私が、不思議そうに思っていると、ルアさんは告げる。


「……お礼は、いらないよ。主」


「お礼……?」


 わけが分からないと言った表情で、光矢がルアさんの事を見ていると、彼女は告げた。


「今回は、僕自身は、特に何かしたわけじゃないんだ。僕は、ただ……主を復活させるために……主の心臓に直接、皆の魔力を送るためのゲートを開いたに過ぎない。だから……僕は、何もやっていない……」


「……そうか。まっ、ありがとうとだけ言っておくぜ」


 光矢は、そう言うとルアさんは、恥ずかしそうな顔になった。


「……だから、僕は何も……」


「いや、これまでの事についてだ」


 光矢は、そう言うとルアさんに背中を向けて空を眺めながら少女に告げた。


「……今まで何度も俺を蘇らせてくれた。この世界に来てからずっと……助けてくれてありがとう」


 その言葉にルアさんは、頬を赤らめる。とても恥ずかしそうにしており彼女は、やっぱり下を向いていた。……だが、先程までと違って、その表情は何処か嬉しそうだ。


「まっ、まぁ……僕がいないと主は、なーんにもできないし! 主には死んでもらっちゃ困るし、ね……」


「……そうか。これからもよろしく頼むぞ。ルア」


「うん……!」


 ルアさんは、真っ直ぐ光矢の背中を見つめながらそう返事を返した。それから、光矢は煙草が吸い終わると早速、隣に立っていた私達に話しかけるのだった。



「……それは、そうと……俺のあの力は……何処にいっちまったんだ? さっきまでの力が漲ってくるのを感じないというか……」


 その疑問にルリィさんやサレサさんも光矢の匂いを知るためにくんくんと鼻を前に突き出して、匂いを嗅ぐ素振りを見せた。


「……確かに、殿方様から感じていたあの魔力の香りが、全くなくなっていますわ」


「……元に戻ってる。今までの魔力がないムー君に……」


 私も光矢の傍で匂いを嗅いでみたが……2人の言う通り、光矢から感じていたあの魔力の匂いは、何も感じれなくなってしまった。……彼は、これまでと同様の魔力のない人間に戻っていたのだ。


「……おかしいですね。そんな事、普通は起きないんですけど……」


 すると、そんな私達にルアさんが、後ろから告げた。


「……おそらく、主があの戦いで全魔力を使い切ったからだ。あれは、あくまで……皆が主、復活のために投入した魔力のあまりだったからね。そのあまっていた魔力をマクドエルとの戦いで全て使いきったから……主は、元の魔力のない人間に戻ったんだ」


「なるほどな。……それで、俺の魔力は今、完全に消滅した状態になったってわけか。しかし、それにしても……なかなか賢い女の子だな。君は……」


 光矢が、そのように褒めてあげると、ルアさんはこれまで以上に恥ずかしそうに顔を真っ赤にして体をモジモジし始める。彼女が、指と指をツンツンさせながら上目遣いで光矢を見つめる。



「その……主よ」


「ん?」


 ルアさんは、物凄い緊張した様子で告げた。


「……主は、僕が女の子に見えるのかい?」


「ん? まぁ、そりゃあな。……こっちの世界では、どうか知らないが、俺の世界で……そのメイドの格好は、女の人が着るのが普通だった。特に秋葉原には、多くてな……。若い頃は、よく通ったもんだ……」


「あきはばら……。ははっ……。そ、そうだよね。僕、女々しいもんね。こんな格好してたらそりゃあ、間違われても仕方ないよね……」


「え……? ど、どうしたんだ? 突然……」


 ルアさんは、死んだ魚のような目をしながら俯いた状態で、私達に告げた。


「……精霊に、男とか女とか……そう言うのは、少しおかしい事かもしれないけど……僕、実はその……”男”なんだよ……」


 その時、私達4人と近くにいた魔犬族達全てに激震が走った。それは、マクドエルの雷なんかよりもよっぽど強烈な落雷のようで……私達は、言われてからしばらくの間は何も言えなくなっていた。


「……え?」


 そんな中、かろうじて出たのが、光矢の声。次の瞬間、私達は一斉に驚いた。



「「ええええええええええ!?」」





                      *


 ――夜。”クズ”カウボーイ達が、去った後……騎士達の死体があちこちに転がっていた戦場を抜けて、森の中にいた俺=マクドエルは、過呼吸になりながら必死に木の幹に手を置いて体重をかけながら、かろうじて立っていた。



 先程の戦いで俺は、あの”クズ”カウボーイに謎の攻撃を受けてしまって……一度、心臓が止まってしまった。


 ──あの野郎、どうしてなんだ? 復活してから突然、魔力を持ちはじめやがった。そんな馬鹿な事は、普通ない。しかも感じた事ない魔力の香りだった。


 くっそ……ぜってーにゆるさねぇ!



 ──だが、そんな程度で死にきれないのが、この俺、マクドエル様の鋼の肉体の凄さ……だ。



 俺は、自分の杖の中に埋め込まれたオリハルコンに“ある魔法”を自動で発動できるようにプログラムしておいた。


 それこそが、俺自身の心臓に電気ショックを与える魔法だ。……これは、俺様の心臓が完全に一度停止した瞬間に発動するようプログラムされていて、心臓が止まって15秒以内に電気ショックが作動する仕組みになっている。


 コイツの力によって、俺様は一度だけ蘇る事ができる。……まぁ、勿論コイツは、心臓への負荷が尋常じゃないから……一度しか使えない。


 二度目は、流石に俺の心臓がおかしくなっちまう。しかし、我ながら俺様は、本当に最強の名にふさわしいと言える。


「……あの”クズ”。次は、容赦しねぇ……。スターバム騎士団長からは、殺さずに自分の元へ持って来いと言われていたが……しかし、もう許さねぇぜ。殺してやる。殺して……王の元へ運んで、それで俺様は、大出世だ! へへへ……なんたって、今回の任務は王からの命令。……つまり、スターバム騎士団長に渡してからだと……俺様への褒賞は、減らされちまう。だから俺様が直接、王に……ジャンゴの野郎の死体を突き出せば……王は、きっと喜んでくださるぞ。……なんたって、俺様には他に……ジャンゴの情報もある。この情報を売っぱらえば……へへへへっ! 更に褒賞は、弾む弾むぅ……! これも全て出世のため……俺様は、本当の意味で王国最強となり、金も地位も名誉も全て……手に入れる! より美味い酒と良い女を抱くためだ……もう、なんだって……なんだってやってやる! 出世して高みに立ち、全ての人間を見下す! それだけだぁ。それこそが、この世の全て!」




「……それは、見逃せない発言だなぁ。マクドエルくん」


 その時、俺の後ろから聞えてきた声は、とても聞き覚えのある男の声だった。復活したてで、体もまだボロボロだった俺が、ゆっくり後ろを向くとそこには……。


「……す、すすすすす……すぅ……スっ、スターバム騎士団長!?」


「いやぁ、マクドエルくん。仕事は、順調かね?」


「なっ、なななな! なぜ、こんな所へ!?」


「ふふふ、可愛い私の部下が……戦っているんだ。少し様子を見に行こうと思ってね」


「はっ、ははは! そっ、それは……それにしても……少し来るのが、早すぎやしませんかね? 北部の王宮からここまで……馬で急いでも3、4日は、かかると思いますけど……どうして……」


「……忘れたのかね。私が、選ばれし勇者であると言う事を……。この程度の移動は、造作もないというものだよ」


「……へっ!? い、いやぁ……そ、そんな事は……」


「それより、マクドエルくん。さっきは、一体……どんな独り言を言っていたのかな?」


 勇者スターバムにそう尋ねられて、俺の体は硬直し、固まってしまう。俺は、何とか緊張で固まった唇をかろうじて開いて告げようとするのだが……。


 ――なっ、なんだこれ!? 俺の口が……あ、開かねぇ! ……ピクリとも……う、ご、かない……。


 勇者スターバムは、告げた。


「……言わなくても分かっているよ。君は、私の命令を無視して自分だけ美味しい思いをしようとした。しかも、私の命令に反して例のジャンゴを殺そうとした。……あれを殺すなんて、ダメだよ。マクドエルくん」


「……す、すた……」



「……良いかい? あのジャンゴという男は、正真正銘本物の勇者の力の持ち主だ。……僕はね、君がさっきジャンゴと戦っている所を見て確信したんだ。……奴は、本物だ。僕の理想とする”神の子の遺体”の1つを彼は、持っているんだ! まぁ、君は、この世界の人間だというのに……神話や伝説をまるで知ろうとしない愚かな男だったからね。きっと、私の言葉を聞いても何も思わないのだろうが……」


 スターバムは、俺に顔を近付けて言った。


「……とにかく、君の役目は終わった。ばっちりだったよ。スターバムくん。役目の終わった君は、もう用済みだ。……後の事は、全て私に任せたまえ。今すぐ君を楽にしてあげよう」


 次の瞬間、俺様の口が、また開くようになった。その途端に呼吸ができず苦しんでいた俺は、過呼吸気味だった呼吸を整えて、スターバム騎士団長に告げた。


「……待ってくれ! そんな! あんまりだ! あの時言った事は、全部嘘だ! 嘘なんだ! 信じてくれ! 団長、頼むよ。……そっ、そうだ! 団長にも俺の褒賞を分けるよ! そうすりゃ、一緒に出世できる! な? 褒賞は、山分けで……それで良いだろ? 団長!」


 だが――。


「……相変わらず、馬鹿な奴だ。出世なんて、どうでも良いよ。そんな事を気にしているのは、君のような歳をとった者だけさ」


 次の瞬間――だった。俺は、一瞬のうちに……全く気付く事なく、一瞬にして心臓を十字に斬り刻まれ、気づくと……意識が朦朧として……あぁ……俺、今のほんの一瞬で死ぬ……のか……。


「ど、うして……」


 朦朧とする意識の中、俺は倒れた。そして、立ち去るスターバム騎士団長をかろうじて目で追っていた。


「……さようなら。君は、優秀な部下だったよ。でも、ごめんよ。私が、本当に欲しいのは、出世なんかじゃない。私は、ただ……そう、ただ……あの不死身の心臓が欲しいんだ。それ以外は、何も望まない」


 スターバム騎士団長は、何かを言い残して俺の元から去って行った。やがて、俺の意識も完全に薄れてきて……そして、完全にショートした。


                     *


 同時刻、クリストロフ王国西部――北東に位置する町、リュカリレオン。その町の小さな酒場にて。


 夜の静かなバーのウエスタンドアを潜って、現れたのは1人の少女だった。彼女は、銀髪に……盗賊のような恰好をした背の小さい少女。


 彼女は、店に入って早々にカウンターへ来ると、そこでグラスを磨いている男に「依頼人は?」と話しかける。


 グラスを拭いている男が、視線を向けると彼女は、チップを一枚カウンターテーブルの上に置いて、白い液体の入った大きなジョッキを手に取ると、視線の先へと進んで行った。



 そこには、立派な黒い髭が特徴的な全身真っ黒のカウボーイの格好をした1人の男が、座っている。彼の元へやって来ると、少女は早速椅子に座って、そしてジョッキを豪快に勢いよく口につけて飲み干す。


 少女は、口の周りについた白い液体のカスを拭き取りながら告げた。


「はじめまして。情報屋のシーフェよ。貴方が、依頼人の……クリーフさんね。……それで、今回の依頼は何かしら?」


 すると、男は真っ直ぐ少女の事を見つめながら告げた。


「……アンタが、西部で一番の腕利きと呼ばれる情報屋か……。早速だが、そんなアンタに頼みがある。……この写真を見てくれ。この写真の……この棺桶を探している。……コイツを持っている者に会いたい。情報を回して欲しい。報酬は……」


 男は、真剣な目つきで少女の事を見つめ、一呼吸おいてから言った。



「……ミルク、一生分だ!」





 はじめましての方、はじめまして! 上野蒼良(うえのそら)と申します!


 と、いうわけで第4章、これにて終了となります! 沢山の方々、読んでくださりありがとうございます!


今回の章は、場面転換が多く、なかなか読むのが大変だったかもしれません。しかし、ストーリー全体を通してもかなり重要な章でもあるので、私個人としては、書くのがとても楽しい章でした。


 さて、前置きはこの辺にして、この章について色々語っていきましょう。


 まずは、やっぱりルアちゃんですね。へへへ……驚いたでしょう? 実は、彼女は男の子なんです! いやぁ、第4章を書いている時、いつもニヤニヤしながら書いてましたよ。いつ明かそうかとねぇ! ルアちゃん、アキハバラを普通に発音できる辺り、やはり流石は精霊といった所ですね。


 彼女の今後の動向にも是非、注目してほしい所です。


 さぁ、お次は……光矢君復活! いやぁ、まぁ……主人公なしで物語を続けるってキッツイですね。この第四章では、2回も死んでおり、その度に展開に悩まされる事がありましたが、しかし……これでまた少し物語における謎が解明されたかと思います。


 ちなみに、光矢くんの死は、序盤のマクドエルの所からある程度考えており、それを伏線と活かせた事が個人的には嬉しいです。


 そして次は、ココちゃん。……この子の話し方はかなり悩みましたね。子供っぽさを出すには、どうすれば良いのだろうと書きながら葛藤しました。また、設定的に固まり切っていない部分も多かったため、この子を書くのは大変でしたね。(登場が少し遅れてしまったのは、普通に光矢くんの話を書くのに時間がかかり過ぎてしまったためです)


 しかし、実は初めてちゃんとしたロリキャラを書いたんですけど、難しかったなぁ。子供の心理って繊細ですから。なるべく細かく、しかし読者に飽きられないようにするために少し急ぎ足に……というペース配分が大変でした。


 そして、次にもう1人の新キャラである「おやっさん」こと、ヘクターおじさんですね。このキャラクターは、逆に最初から結構イメージが固まっていて「仮面〇イダー」とかに出てきそうなおやっさんの側面を持たせたり、漫画に出てくる師匠ポジみたいなキャラクターにしたかったので、このような人物になっていきました。


 光矢を育てた人と言う事で……長らく、この辺りも謎にしていましたが、ようやく今回明かされましたね。実は、当初は……登場させるか悩んでいて、最初の町に出てきた鍛冶屋のおっさんをそのまま「おやっさん」にしていこうと考えていました。しかし、やっぱりちゃんと出したいと思い、今回初登場です。


 こう言うキャラ、好きなんですよ。だから、どうしても出したかった。僕の願望ですね(笑)


 それから、マクドエルさん……お疲れさまでした。出番は、1章にちょろっと出てきたのと、4章のラスボスとしての登場のみとなってますが……。彼の能力を考えていくのは、結構楽しかったです。


 電気って、こんなに色々な使い方があって、私達の生活を支えているんだなと再確認できました。また、いつか機会があったら書きたいキャラクターですね。マクドエルさん。


 それと同時にスターバムも本格参戦になりそうな感じですね。彼の最後の発言は、一体どういう意味なのか、まだまだ謎は多いですが……よろしくお願いします。



 あっ、それから最後に、あの情報屋の子に関して何ですけど……まぁ、それは次回のお楽しみって事で! 


 さてさて、色々と一気に書いていきましたが、これにて第四章終了となります! 長くなってしまってすいません! ここまで読んでくださった読者の皆さん、支えてくれた人達……本当にありがとうございます! 感謝してもしきれません。



 次回は『魔族の里編』となります。……いつ頃更新予定かと言いますと……禁則事項ですっ!(正直、来週更新できるか不安です)



 それでは、また何処かでお会いしましょう! サラダバー!


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