表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ジョニーデップとアンバーハードの裁判の結果、metoo運動は沈静化するかも

作者: 水源

 さて、ジョニー・デップが、元妻のアンバー・ハード対してのDV疑惑の裁判が続いていましたが、日に日にアンバー・ハードの嘘が暴露されて、事実は被害者側だったデップをDV疑惑だけでファンタスティックビーストから降板させ、DV告発者でありながら実は加害側で、恐らくは離婚を有利に進めるため偽証したアンバーは、結局敗訴してしまいアメリカ一の嫌われ者になってしまったようですね。


 アンバーのほうの賠償金の金額がやばいけど、おそらくもう映画にはまともに出れないでしょうから、女優としての人生は終わったといってもいい状態なようです。


 これは同時に行き過ぎたmetoo運動や民間人の陪審員制度に対する、痛烈なカウンターにもなりそうなんですよね。


もともとmetoo運動は、2017年にアメリカで始まりましたがそのきっかけは、映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインによる悪質極まりない性暴力・セクハラ疑惑です。


そしてその5日後にはニューヨーカー誌にて、より踏み込んだ形でワインスタインによる長年の性犯罪の実態を綴った記事が公開され、大きな関心を集め、これらが報道されると、実名で被害経験を語り、加害者を追及する女性たちが日毎に増えていきました。


こういった業界で強い権力を持つ大物すら倒し、長い間沈黙を強いられてきた非力な被害者たちにかつてないパワーを与えたmetoo運動ですが、冤罪で訴えられるものが出てくるのはないかという危惧は前からあったのですね。 


実際にテレビのインタビューで、セクハラ、性犯罪にはさまざまなレベルがあるのに、レイプもお尻を触ったのも同等に扱うのはおかしいと発言したマッド・デイモンは、女性たちから激しいバッシングを受け、「Ocean's 8」から彼のカメオ出演部分を削除しろと要求する署名運動が起きました。


また、リーアム・ニーソンが、「『#MeToo』運動は良いことだが、魔女狩りになっている」と言い、ダスティン・ホフマンを弁護するようなコメントをして、批判されていたりもしました。


 そしてmetoo運動のせいでヒステリックに騒ぐ女に対して、男が一方的に悪いと決めつけられることが多かったこともあって、最近はmetooは魔女狩りとか言われていたようですし、アンバーの敗訴によって受けたダメージを見て、次は我が身と思ってる女性も結構いそうなんですね。


 まあ、日本のお昼のワイドショーでは、ジョニーデップをバカにし、アンバーがかわいそうといった、偏向報道やってる当たり、本当に日本のテレビはどうしようもないと思いますけどね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 『#MeToo』運動も大物プロデューサーを告発したなどの 功績は評価できるんですけどね。 こういう告発ができ難い世の中だとセクハラ、パワハラが蔓延しかねない から良いバランスになってほしい…
[一言]  正直、どちらに正義があるのか私にはわかりません。ただ、実のところ女性からの男性に対する暴力というのも、かなりあるそうです。男性の場合、今までは恥ずかしくて訴えられず泣き寝入りのケースがほと…
[良い点] ネットニュースで表題を見た位で「元妻敗訴」位しか知りませんでしたが「ワイドショー」の偏向報道が凄かったんですか? まぁ、女性をターゲットにしたゴシップ誌みたいなもんですから視聴率以外の主義…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ