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02・世界終了のお死らせ「アレン」&白いツバサ「ウーガナ」



title「好きになれない人間」

・世界終了のお死らせ「アレン」&白いツバサ「ウーガナ」


ウーガナ「くそっ、何でこんな野郎と雑用しなくちゃなんねぇんだ」


アレン「やれやれ、君のその言動はどうにかならないのかな」

ウーガナ「あ?」


アレン「誰彼構わず、そういう顔であたっていてはみんな逃げていってしまうよ」

ウーガナ「よけいな世話焼いて、いらん事言ってくんじゃねぇ」


アレン「いらない事をわざわざ口に出したりはしないよ」

ウーガナ「ああ言えばこう言いやがる。はっきり言わねぇと分からねぇのか、俺はテメェが心底好かねぇ。だから、話しかけんじゃねえ……ってよおぉ」


アレン「僕は別に君の事は嫌いじゃないんだけどな」

ウーガナ「そういう態度が『あの野郎』みたいで苛つくんだよ」


アレン「誰だか知らないけど、よほど頭にくる人なのかな。少し見てみたい」

ウーガナ「鏡見りゃすむこった。嫌みな表情の作りかたがだいぶ似てんぜ」




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