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200文字小説シリーズ

未来からやって来た男(200文字小説)

作者: 敬愛

紘一は大胆だった。

喫茶店でバイトしていた明子に声をかけた。


友達を紹介したいと言うので明子は

待ち合わせの場所で待っていた。

そこに現れたのは紘一と顔のそっくりな晃と言う男だった。

いきなり「ね?俺と付き合わね?」と言われ

「う、うんいいけど」明子は答えた。


紘一はタイムマシンで未来へ帰った。


しかし晃も明子も同性愛者だという事を嘘を吐いて隠したので

未来に紘一は存在しない事になってしまった。


時空への干渉は怖い。



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