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〝神殺し〟の神魔討伐記  作者: ヒグレン
序章
2/3

第2話

何となく一話目よりもクオリティが下がった気がする……………(汗


まぁ、精進あるのみですね←

 サク、サク、と枯れ葉を踏みしめる音が静かな樹海に響く。風は無く、日の光が木々の隙間から漏れ出している。

 ふと、狐の歩みが止まった。それに釣られて少年の足も止まる。


「……この先に居るのか? 久遠」


久遠と呼ばれた狐はその問いに答える様に鳴いた。それに対して少年は刀を鞘から静かに抜き放つ。


「さて、久方振りに名のある神様か。最近は1000年クラスの妖怪とか無名の土着神ばっかだったからなぁ……。楽しませてくれよ?」


 普通の退魔師なら軽く絶望する相手をサラリと出すところ、この少年の異常さ加減がうかがい知れる。

 準備運動は既に終えている。ここに着くまでにリョウメンスクナの眷族と思われる鬼を100体以上狩ってきたのだ。最も、己の拳のみでだが。

 一方、久遠もこれからの戦いに備えていた。先程までの狐の姿では無く、尾は九本に分かれ人一人乗せて走れる程大きくなっていた。



 九尾。それが久遠の正体である。

 妖狐の最終形態とも言われ、稲荷神とも同一視される。厳密には九尾が神格化した存在が稲荷神なのだが。玉藻前たまものまえ華陽夫人かようふじん妲己だっきは同じ九尾の狐であるという話は有名だ。


 では、九尾である久遠が何故少年と共に行動しているのか。


 それは、久遠は少年の式神だからだ。


 式神について説明しよう。

 式神とは、瀕死の妖怪にある特別な符と術を用いる事で自分と妖怪の間に霊力のパイプを繋ぎ、隷属・支配下に置いて使役した存在の事だ。ただ、常に霊力を供給しなければ式神は生きる事が出来ないので式神を持つ退魔師は滅多に居ないのが現状だ。



「んじゃ、行くか」


そう言って一人と一匹は駆け出した。

九尾が神格化した存在が稲荷神という設定は完全にオリジナルです。ご了承くださいm(_ _)m


誤字脱字及び表現が可笑しい箇所、アドバイスや感想待ってます( ´ ▽ ` )ノ

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