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無機物的オブジクト  作者: 三谷尾だま
【方法】
9/43

実験I.先生との接触2

 図鑑の絵を眺め、この部屋の時計で十一時半になろうとしたとき、そろそろと台所へ向かう。思ったとおり、台所ではルニエが昼食の準備をしている。彼女は俺に気付くと嬉しそうに手招きをした。

 なにかあるのか、とまな板の上を覗き込むと、急激な目の痛みに襲われる。くすくす笑い出した彼女も涙目だ。


「なに……これ……!」

「た、タマネギよ」包丁を持ったまま笑っている。「目が痛くならない品種もあるけれど、甘味が少ないから煮込むときはこちらを使うの」


 目が痛い。こらえ切れなくなってトイリットへ走った。

 試しに目を水で洗ってみるが大した効果はみられないし、全く……酷い目に会わされたものだ。

 ダイネットに戻ったら、ルニエは鼻歌を歌いながらさっきのタマネギをフライパンで炒めている。俺はテイブルに着いて字の練習を始めた。


 ラ・コスタの勧めに従って、簡単な日記を書いているのではあるが、言葉は喋れるから、おおよそ単語の綴りを覚えているかどうかの問題にる。書いていて、ときどきbとdそしてpとqが判らなくなった。qは頻度が少ないのでそれほどでもないけど、bでもdでもbを書いてしまうのは致命的だ。理由は自分でちゃんと解っている。BもDも大文字は同じ方向に腹を出しているからだ。


 でも、ぱっと見ただけなのに綴りを覚えられてしまう一瞬がやってくることがあるし、ルニエやラ・コスタが言った何気ない台詞が何故か忘れられなかったりする。ちょうど使いたい単語の綴りを習得済みで、本で調べずに書けたときは、とても気分が良い。思いのほか、いろいろと覚えられるものだ。


 ようやく彼女がタマネギを炒め終わったようなので、調理台越し(といってもほとんど見えないが)に様子を窺った。タマネギはさらに別の鍋に移されており、とても作るのが大変な料理らしい。最終的にそれはアヴァンにまでも入れられる。


 まだ、できあがらないかもしれなかったけれど、タイミングを見失いたくなかったので適当なところで手を洗ってきた。帰ってくるとテイブルの上に木の板が載っていて、アヴァンが音を出して早く開けろと催促し出すと、ルニエが熱そうな深皿をその上に置く。タマネギはどうなっているのか。


 あれ? 皿の中にあったのはチーズの載ったブレッドだ。アヴァンの中で焼かれているうちにタマネギがブレッドになったわけもないし、ああ、よく見るとブレッドの下に埋もれつつも、これでもかというくらい敷き詰められている。色が変わっていたので分からなかった。


「ルニエは食べないのか?」彼女は紅茶を飲んでいる。

「あまり食欲がなくて……」


 なるほど、何となく今日の食事量が多すぎる理由が分かった。きっと彼女は当然のように二人分を作るが、自分は食べたくないのでその大部分もしくは全部を俺に出しているのだ。このままで行くと今夜も同じパタンに陥ることが予測される。いくら何でも阻止しなければ。


「あ……あのさ、おいしいけど、俺こんなにも要らないよ……」

「え? なあに?」


 駄目だ。全く聴いていない。もしちゃんと聞かせても忘れられそうだから、あとにしておこう。彼女は図鑑で見たウサギみたいな目で、食べる俺をじっと見ていた。

「なあ、満月の日はなにか起こるのか?」


 満月に浮かれてるだけにしては浮かれすぎだ。

「今日は先生ドクタが来るの」

「先生……? どこか具合悪いのか?」医者が来るのだ、と思わず聞き返す。

 彼女は頬を少し赤らめて、二回続けて瞬く。「わたしの旦那さまよ」

「旦那……?」

「私の夫よ。医師なの」


 夫と言われるまで、なかなかピンと来なかった。つまり、ルニエは結婚しているってこと? その彼が、もしかして放浪癖のある三人目? 仕事が忙しくてたまにしか帰ってこない、ということなのだろうか。今朝から変だった理由は、久しぶりに夫が帰ってくるからで……。

 そこそこ納得できたが、どこか腑に落ちない。てっきり、彼女はラ・コスタのことが好きなんだとばかり思っていたのだ。


 人を好きになったことのない俺が、どんな自信があって断言できるのか分からないが、似ていると思った。彼女が俺へ向ける表情は母親が子どもへ向けるものに。彼女が彼へ向ける表情は、母親のようであってそうではない。与えるだけではなく、どこか見返りを求めている、というか……。

 家族、恋人、手を繋いだ、腕を組んだ、公園で、道で、すれ違う人々。幸せそうで、縁遠いものだと思っていた。だから、上手く言えない。


 少し、憂鬱になる。

 俺の勝手な思い違いだったのだろう。でも……もしかして、だから今日彼は家にいないのか……? いや、考えすぎた。彼も夕方には帰ってくるはず。多分。

 降り注ぐ彼女の視線をなるべく気にしないように、と自分に言い聞かせて、ゆっくり食事を進行させる。


 初めて会うルニエの夫。どんな人なのか全く想像も付かない。彼女はちょっと強引なところがあるから、それに対応できるような優しい人だろうか。それとも、ラ・コスタみたいに一風変わった子どもっぽい人だろうか。


 どっちにしろ、上手くやっていけるかどうかあまり自信はない。大人と接する機会がほとんどなかったせい、いや……、人と接する機会があまりなかったせいだ。一対一だとそれほどでもないが、例えばルニエとラ・コスタが話しているとすれば、その会話になかなか入っていけないだろう。その会話が打ち解けたものであればあるほど、自分だけが取り残されているような気にさせられ、ついにはそこから逃げ出したくなる。


 逃げ出す専らの理由は、『もう寝る』だった。

 駄目だと解っているのに……。

「えっと……、その人は俺がいることを知ってるんだよな?」

「いまさら、なにを言っているの? 当然だわ。先生が助手を欲しがっているのだもの」


 彼女が彼は医者だ、と言っていたのを思い出す。ラ・コスタは、自分は博士号を持っているから先生と呼ぶように、と力説していたのを彼が嘘を吐いている前提で無視している状態だが、実際に医者をしているルニエの夫は紛れもなく『先生』だろう。


「……どうして、俺を?」

 そうか、医者にする云々はラ・コスタの冗談だったのではなく、先生が助手にするために俺を医者につもりなのか。……なるほど、でも優秀な奴ならほかにいるだろうに、わざわざほぼ白紙状態の俺を選ぶだなんて変わってる。それともなにか、そちらのほうが都合良いとか?


「サーフの蒼い眼に一目惚れなのですって」彼女は少し羨ましそうに言った。

 青い眼、と聞き、これもラ・コスタが言っていた冗談を思い出す。まさかあれは……、いや、そんなはずはない。

 あれも冗談だ。

 リヴァイアサンに寄生されていると特殊な能力を開花させるとか、実はこれが医療行為の一環であるとか、そんな可能性もないわけではないのに、嘘や冗談で済ませておくほうがどうしても楽に思えてしまう。


 聞く必要のないことなのか。

 聞けば教えてくれるのか。

 俺は試されているのか。

 追究するのが怖い。


「どんな人?」

 彼に興味が湧く。

「どんな? まあ、……ラ・コスタと同じ人ね」

「お……同じ……?」急に気が重くなってきた。

「そうよ。でも、そうね、先生のほうが大人だし、もっと優しいわ」


 ラ・コスタより大人か。微妙だな。彼をそのまま大きく、じゃなくて十歳くらい年を取らせて、あの無神経なところを優しく改善しても、それほど素敵な奴になりそうにもないと思う。ルニエの説明を聞いただけだと、俺が想像する限り先生とやらは、ラ・コスタが中身は変わらず成長したような人になってしまうのだ。


「見た目もそっくり?」

「面影はある……わね。でも、髪の色が違うから、受けるイミッジもかなり違うかしら。眼鏡を外すと似ているわ」

「写真とかはないのか?」


 店先に家族で撮った写真が飾られているのを見たことがある。本当に似ているのなら、実物をいきなり見るまえに確かめておきたい。万が一、酷似していた場合、心臓に悪そうだから。

「写真はないの。彼、写真が嫌いだから」


 その答えに、少しだけ捕らえどころのない違和感があった。どこか……なにか……忘れているような気もする。なにか、心のどこかに引っかかるというか。上手く例えられないがそれでも例えれば、さっきまでそこにバナーナみたいな形の雲が浮かんでなかったっけ? と急に気付くような。あれ、全然解らないか。


「わたし、買い物に行ってくるけれど、なにか欲しいものはある?」俺はノウトブックと答えた。「分かったわ。サーフが食べている途中なのにごめんなさい。先生が帰ってくるまえに行っておきたいの。一時間くらいで戻るわね」


 まだまだタマネギを食べていたから左手を振る。しばらく耳を澄まし、玄関の扉が閉まる音を確認し、テイブルの隅に寄せてあった本を開き、スプーンを左手に持ち替えて字の練習をしながら、ときどき思い出したようにタマネギを食べる。ルニエに見られたら、きっと叱られるだろう。だから、見付からないようにこっそりしなければ。


 食べ終わったら食器を流し台に持っていき、本格的に字の練習を始めた。かなり集中できたので、面白いほど単語の形が頭に入ってきて楽しい。どうしてこれほど簡単に頭に入るのか、わざわざ疑問を挟む余地もないほど楽しかった。


 それは、ラ・コスタもルニエもいないのなら、勝手に家の中を探索してみるとか(そこまでして侵入するところは個人の部屋しかないけど)、冷蔵庫の中を調査してみるとか(残念ながら満腹だ)、彼に日ごろの報復となる悪戯を仕掛けるとか(これは是非とも実行したい)、全く思い付きさえもしないほどだった。


 だから当然、彼女が帰ってきても気付かないわけで、いきなり後ろから抱き付かれて驚かされる。あまりにも驚いたから、咄嗟に彼女じゃなくてラ・コスタがやったのかとさえ思った。


「ただいま、サーフ寂しかった?」

「う……ん」


 この返事は本心ではないが、ここはとりあえず肯定しておくほうが良いような気がしたのだ。せっかくの彼女の機嫌を損ねるのは得策ではない。しばらく彼女に抱き締められたまま、放されなかった。

 頼んでおいたノウトブックを渡され、ほかになにを買ったのか興味本位で覗いた買い物カゴの中身は、主にオリンジで構成されていた。四つも入っている。


「夕食のリクウェストを聞いてから買い物に行けば良かったわね」

「え! ……いや、ルニエが食欲ないなら、俺も食べなくても良いけど……」

 複雑そうな表情を向けられる。「え? そう……? お腹が空いたら遠慮なく言ってね」


 ふう……と、安堵の息を吐く。朝・昼より比較的量が多いだろう夕食までも、二人分を一人で食べる自信はさすがになかったし、それならいっそのこと食べないほうがマシだ。

 台所でゴソゴソしていた彼女もそのうちいなくなり、俺はまた字の練習を始めたが、どうにも気が散る。夕方には先生とやらが帰ってくるんだよな? 彼は食事をしないんだろうか? それなら確かにラ・コスタと同じだ。もしかしたら、食事をとって帰ってくるのかも! いや……でも、久しぶりに家に帰ってくるなら家で食べるだろうし。う~ん、う~ん。


 考え込んでいるとルニエが戻ってきた。

「サーフ、本を読んであげるから、こちらに来て」


 にこにこしながら手招きする彼女に従い、ソウファに座る。真ん中に座ったら彼女がそのすぐ横に座り、あまりにも間がぴったりなので少し横にずれると彼女も横にずれ、あと二回繰り返して不毛だと気付いて止めた。隅に追い詰められたのだ。

 彼女の膝の上で本が開かれ、彼女の口からゆっくりとタイトルが流れる。いかにも、なにかを象徴したようなタイトルだったので、頭の中にあの玄関扉近くにある空っぽの鳥籠のイミッジだけ残して、あとは全部消えてしまった。


 本だというから図鑑の説明でも読んでくれるのか、と思ってたらどうも違うらしく、耳元で囁かれる柔らかい彼女の声は子守唄のように染み込んで、内容は反対側の耳から抜けてしまう。ただ、『カナリアのジャック』という名前が途中で出てきて、昨日のカナリアのことだと少し興味が湧き、真面目に耳を傾けることにする。

 初め、彼女がなにを読んでいるのか解らなくて、随分と戸惑ったのだが、どうやらジャックは昔どこかの国の王女に飼われていて、これはどうもそのときの話らしい。


「ええ、ジャックというカナリアを捜しているの。王女は……」

 目で大体の文章を追いかけながら続きが語られるのを待つが、彼女は勿体振っているのか、なかなか話し出さないのだ。顔を上げて彼女を見る。


「ルニエ?」

 彼女の視線は、シッティングルームの扉に向けられており、……ああ、足音だ。彼女はいきなり本を閉じて俺に押し付け、俺が嫌いなアレが跳ねるみたいに勢いよく立ち上がった。

 扉がゆっくりと開く。そこに立っていたのはラ・コスタなんかではなく、白く長い上着を着て、黒縁の眼鏡をかけた男性で、彼が眼鏡を外して十歳くらい若返って漂白されたら、ラ・コスタになりそうだった。

 そうか、どうして気付かなかったのだろう。少しも似ていないルニエとラ・コスタがきょうだいなのではなく、彼とラ・コスタが兄弟なのだ!

「ただいま」彼は扉から手を離し、唇の端を上げる。

「お帰りなさい!」


 ルニエが走り寄って彼の首筋に抱き付いた。彼は鞄で塞がっている左手ではなく、反対の右手で彼女の横髪もしくは頭を撫でる。彼女は顔を上げ、ゆっくりと両腕を緩めるとそっと目を閉じた。

 一体なにが起きるんだろう、と見ていたら、先生は困った表情で俺を見て、ルニエを見て、意を決したように彼女の額にキスをする。


「……何故キスをして下さらないの?」不満そうに彼女は目を開けた。

「だって、恥ずかしいよ……」


 酷いことにルニエは、そこで初めて俺の存在に気付いたように驚いて、顔を真っ赤にして彼から離れる。きっと、熱中すると周りが見えなくなるタイプに違いない。彼女は誤魔化すように台所へ行ってしまい、俺はくすくす笑っている彼を見上げた。


「初めまして……」つい話しかけた自分に驚く。

「あぁ、この場合は初めましてになるのかな? 知っているとは思うけど、改めて、僕はキュラソウだよ。宜しくサーフ」彼は近付いて右手を出す。

 その意味は知っていたが、俺は反応しなかった。


「握手は嫌いかな……? そもそも、友好を示す動作ではないしね」

 そうではない。

「そうか、君は左利きか……」

 え?

 今度は左手が差し出され、握手を渋っていた理由を失ったいま、俺は仕方なくその手を握る。ラ・コスタと同じ、冷たい手だった。


「でも、左利きなら握手は右手でするべきだよ。利き手を自由にするために」

 そう言って彼は、人差し指と親指を立てた右手、――ラ・コスタが教えてくれた両手で99まで数えるのだと6、を俺の額に向けて、なにかのジェスチャをしたが解らない。

「ねぇ、ちゃんと食事は食べた? 彼女、今日みたいな日はほとんど食べてないようだから、心配でエビフライを買ってきてみたけど」


「……むしろ、彼女の分も食べさせられた」

 それを聞いた彼はまた笑い出し、頑張った子どもを褒めるみたいに俺の頭を撫でて部屋を出ていってしまう。変な人だ。けど、大人の余裕があるというか、噓吐きなラ・コスタよりも信用できそうに思える。かなり安心した。あの落ち着きがルニエを虜にしたのだろう。なにしろ、ラ・コスタが大人しいのはコフィを飲んでいるときくらいだ。


 しばらく彼のことを考える。そして、一度トイリットに行き、ちょっと緊張しながらダイネットの指定席に着いた。

 散らかっていたノウトブックとかをまとめて横に寄せていると、上着を脱いだ先生が台所側の入り口から入ってくる。彼はルニエと少し話してから、カップを手にテイブルのいつもラ・コスタが座ってる席に着く。俺の隣、ルニエの正面の席は、誰の席なのだろう。


 そういえば、二階には俺とルニエとラ・コスタの部屋しかない。もしかしなくても、俺が使っている部屋は、もともと先生の部屋で、いまは俺以外のどちらかと部屋を共有することにしたのかな。何だか申し訳ない気がした。

 辺りはいつもよりコフィの香りがする。彼が液体をかき混ぜているせいだろうか。


「はい、サーフには紅茶。ミルクは入っているけれど、もっと甘いのが良ければ、砂糖を入れてね」

「ありがと」


 飲んだことのない飲み物を覗き込み、一口飲んでみる。いつも飲んでいるミルクを少し薄めて、香りと僅かな色味を加えたみたいなやつだ。試しに砂糖を一つ入れてみると、そっちがもっとおいしかった。

「プルーネルが明日来るそうよ」

「明日? よりによって僕がいないときか。今日来れば良かったのに……あ、今日も僕はいなかった……ね」

「その人、なにしに来るんだ?」


「う~ん」彼は口を斜めにする。「いろいろと事情があって、君に剣術を教えてもらうんだよ。本を読むばかりよりも、身体を動かす、実技的なものも少し取り入れたほうが良いと思うしね。僕が教えられれば良かったんだけど、どうも手加減ができなくて」


 そこは俺も笑って良いところか知らないが、彼は苦笑いをしているようだった。

「もしものときの護身術だと思えば、身に付けておいてきっと損はないわ」

 ふ~ん、よく分からないけど何だか面白そうだ。

*補足 アヴァン:オーブン、イミッジ:イメージ


2012.8/15;9/8;9/10、2013.2/11 表記変更

2013.2/25 表現変更

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