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魔法学園の制度について


 王立クリーエズ魔法学園は、魔法に何かしらの適正を持つ者が八歳から入学することの出来る学校である。


 教育内容は魔法の基礎から応用までを行い、時にはダンジョンの探索を行う。各地のギルドとも提携しており、授業の一環として生徒が低難易度クエストの依頼のサポートをすることもある。


 そして、法律という世界共通のルールで魔法学園の生徒は三段階に分けられていた。

 初等部、中等部、高等部だ。


 初等部は、魔法の基礎を積み上げる段階。八歳から十二歳が多い。

 中等部では、魔法の応用を学び始める段階。基本的に十二歳にならないと中等部に進級できない。

 高等部になると、より実践向きの内容を学べる。基本的に十六歳にならないと高等部へ進級できない。


 魔法学園へ入学する年齢がバラバラになる関係上、進級するには三年間若しくは四年となる場合が多いが、僅か一年で進級する者もいたりする。


 一方で、高等部に入ってから卒業までの授業は二年間と決まっており、成人式が十八歳で行われる。


 成人すると、教師をはじめとした資格が必要な仕事となる試験を受けられるようになり、それに合格すると教師などの仕事に就くことができる。



 また、世界各地に存在するダンジョンの攻略を行う冒険者には、別の教育制度が導入されており、各地のギルドに雇われながら冒険の心得を学んでいって一人前を目指していく方針となっていた。



 私はまだ十六歳だが、王立クリーエズ魔法学園とは別の魔法学園の高等部を卒業している。

 それに加えて、教師の仕事に就くことができる資格を所持していた。


「私が、天才以外の何者でもないのだけどね」 


 独り言を小声で呟いた私は、授業で使用する資料を両手で持つと、生徒が待機している場所に移動する。



 一限目の授業は、校舎の外で私の初級魔法を見せびらかす内容だ。


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