表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/400

第九十八話:セ〇ール出動

セガール映画を一通り見直したい。

「わかった、話す、話すから、やめ、やめて、やめてく、ぐぎゃあ!」

「あ〜? 聞こえんな〜」


 おい、アミタ。関西弁忘れるくらい遊ぶんじゃない。


「すんまへん、旦那はん。でも、これはやらなあかん事なんです」

「やらなければいけないのか?」

「せや、もしやらんかったら」

「やらんかったら?」

「うちのストレスが溜まる!」


 アホか!


「あー、アミタの実験はここまで。もしも本当に喋らんかったらまた頼む。あと、ポリグラフ頼むよ」

「しゃあないなあ」

「アンヌ、こいつの治療を頼む。足は歩行不能なままでいいから」

「了解、チーフ」


 そしてぼくは黒ずくめの男に尋問を……いや、出来るわけが無い! だって見るからに怖いもの。ぼくの分身体を起動したいところだよ。全く。


「お、おおおい、お前、洗いざらい、しゃべり」

「? ああ、構わねえ。俺たちは闇ギルドと呼ばれる組織だ」


 へー、闇ギルド。何それ? 解説役のアヤさんかもーん! いや、さらわれてるか。


「帝国を陰から支配すると言われている犯罪組織です。本当に存在していたなんて」


 あー、ありがとうトーマスさん。先に寝てもいいって言ったんだけど、妻のエレンが帰ってくるまではと頑張って起きとくんだと。


「で、今回はグランプル公についたと?」

「そうだ。金払いが良かったそうだぜ。詳しい金額は分からねえけどな」


 どうやら今までもちょくちょく闇ギルドに仕事を頼んだ「お得意様」だった様だ。


「エレンとかいう女は向かってきたから捕らえただけだ。そのうち帰してやるよ。グランプル公が気に入らなければな」


 よくよく聞いてみると、女の子バイト三人組もさらっていったようだ。よくそんな人数を連れ帰れたものだ。えっ? 輸送部隊が待機してたって? さすが闇ギルド。抜かしないし汚い。


「これで取り返す人員が増えましたね」

「あ、私知ってる! 助け出された人が護君に抱き着いてハーレムになるやつ!」


 フォルテさんまでなんで着いてきたんですかね?


「主様、奴隷はまた買えばいいと思うんだ」

「アリス、奴隷はまた買うかもしれないけど、そんな事を言っちゃダメだ」

「ううー」


 フォルテの一言に対してアリスが反応したが、とんでもないことを言い出したので叱っておいた。


「それでは救出作戦開始といきましょう。ご主人様は来られるなら分身体で」


 ここにあるのはセガールのやつだね。さらわれたのが娘じゃないからどうかと思うが、まあアヤさんやアーニャさんが居るから問題なしかな。足りない属性は人数で補えって事かな。


 ぼくはトーマスにウトウトしてるサラちゃんを連れて部屋に戻っている様に指示を出した。そしてぼくは階段を、あがって、あがっ、アスカ、上まで連れてって。


 ふうやれやれ。階段上がるのって大変だったよ。上がってないって? いや、目的は上の階に行く事だったし。よし、ぼくの分身体を起動しよう。ええと、よく考えたら別にここに来なくても部屋のパペットマスターで起動できたよね。


「じゃあぼくはこの分身体(からだ)で。一応戦えるみたいだけど」


 それはそうだ。なんせセ○ールだから戦闘能力だってありそう。いや、確認はしてないけど。人質を取られた時のセ○ールは無敵だ!


 グランプル公の御屋敷は貴族区画の中でも奥まったところにある。門と庭からして別物だ。


「こんばんは」

「何者だ!」

「ここに来ているアーニャさんたちを返してもらいに来たよ」


 そして正面の門の門番に話しかけるアリス。おおい! 作戦立てて忍び込むとかだな。


「姉様にそんな事が出来る訳ありません。行きましょう」


 何故かついてきたアインがポツリと言った。ちゃんとスナイパーライフルを持ってきている。いや、スナイパーライフルってそういう風に使うものじゃないから! という事でアサルトライフルと交換。


 アインは少し不満そうだったが、アリスが「あー、それ、私が使ってたやつだ。お揃いだね」って言うと「姉様とお揃いなら」って大事そうに抱えていた。仲良いな。


 門番はアリスが素手で二秒で倒した。そして門扉をこじ開けるとぼくを見るなり「きゃっ」とか言って門扉を取り落とした。


「アリス、別に力が強いのはぼくがそう作ったからで恥ずかしがらなくていいよ」

「はあい、こんな主様も変な感じ」


 まあ喋ってるのセ○ールだしな。ぼくはM1911を取り出すと門番の頭に突きつけた。


「言え、女たちをどこに隠した?」

「そ、そんなの知らねえよ! 恐らく公爵様が自室の近くで楽しんでじゃねえか?」


 そのままグリップで殴って気絶させる。よく考えたら銃口向けたところでこの世界の人にはなんの事かわからんだろうな。


 ぼくたちはそのまま屋敷に侵入し、いくつかの隊に別れて探そうとしたんだけど、アリスがぼくと離れたがらなかったんでひとかたまりで行く事に。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ