表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

紀州の追跡者

紀州の追跡者 汚れたハンカチ

作者: 木戸森新木

おお、物好きもいる。またおれのつまらぬ戯言につきあう、物好きもいたもんだ。


さて本題にはいろう。記憶の容量は限られている。

つまらぬものは、捨てられる。


血だらけの俺。

汚れた目でみるかよちゃん

これは運命だ

いや、そんな陳腐な言葉ではいいあらわせない。

かよちゃんが差し出したハンカチを俺は手に取った。


刹那


ものすごい勢いで、きらきらと輝く服を纏った大人がかよちゃんを抱き上げた。

そして

かよちゃんに囁いた。


こわかったね、大丈夫だよ。


そして2人は立ち去った。


俺は血塗られたハンカチを握りしめ立ち尽くした。

そして俺はかよちゃんをしばらく忘れることになる。


時は流れ15年後、ついに俺は出会うことになる。

俺が俺である理由

紀州に追跡者になった、最大の理由

小梅ちゃんとの出会い


いや今はまだ早い

気は熟していない

俺は介護に生きる紀州の追跡者




一話完結続編あり

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ