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【脚本】Railway  作者: つつみこと
2/5

プロローグ~第一章

全部で一時間ほどの脚本になります。まずは一章……

???「こまったなら、たちどまりなさい。答はあなたのすぐそばに」



第一章・喫茶

第一場・喫茶「杉の木」


遠弥「んっ」

凛月「おはよ。寝不足?」

遠弥「そんな筈は無いんだけど」

凛月「気を付けてね。そ、あと二十分くらいで開けるから」

遠弥「分かった。はぁ」

凛月「どうしたの」

遠弥「店は予定はっきりしてて さ。いいなーって」

凛月「何よ、急に」

遠弥「いや、僕の人生って先行き不透明 じゃん」

凛月「ま、人間だから」

遠弥「人間、か」

凛月「さて、始めようかな」

遠弥「あ、なら僕も何か」

凛月「いや、悪いよ」

遠弥「何で。働かせてもらってるんだから」

凛月「そう。じゃあ手伝ってくれる?」

遠弥「おっけ。何すればいい?」

凛月「じゃあディスペンサー¬※ドリンクバーとかの機械の名称の補充お願い」

遠弥「了解」

凛月「よろしくね」

遠弥「サーバー※中身が見えるドリンクバーとかの機械の名称はどうする」

凛月「あ、余裕があったらお願いしてもいい?」

遠弥「わかった」

凛月「ありがとう」

遠弥「えっと、オレンジにメロンソーダにケコーラに紅茶 と」

凛月「ちょっと看板とってくる」

遠弥「はーい」

凛月「行ってきまーす」

遠弥「えっと、オレンジにメロンソーダにコケコーラに緑茶 と。違う、紅茶じゃん。紅茶紅茶ー、あった。あっぶねー」

凛月「ただいまー」

遠弥「お帰り。危うく紅茶が絶滅するところだった」

凛月「え?」

遠弥「紅茶と間違えて緑茶入れようとしてた」

凛月「緑増やしてどうするの」

遠弥「環境保護?」

凛月「知ってる? 緑茶の緑は葉緑体じゃないの」

遠弥「嘘」

凛月「クロロフィルっていう物質なんだよ」

遠弥「クロロって、汚染物質 」

凛月「それはクロロエチレン」

遠弥「別なのか」

凛月「同じだったら今頃死んでる から。さ、開店するよ」

遠弥「了解」

凛月「さ、何が売れるかなー」

遠弥「いらっしゃいませ。喫茶「杉の木 」開店しまーす」

凛月「いらっしゃいませー」

遠弥「ま、誰もいない けどな」

凛月「でしょうね」

遠弥「はぁ」

凛月「また暇か」

遠弥「誰か来てくれー」

凛月「気長に待ちましょ。はいお茶 」

遠弥「ありがと」


恵「お疲れ様ー」

遠弥「お、お疲れ。そろそろお昼にしよっか」

凛月「あ、そうね」

恵「相変わらず人いないんだねー」

遠弥「いや、今日は5人来た」

恵「来てないも同然じゃん」

凛月「これからが本番だから」

遠弥「あー、地獄が来る 」

恵「大丈夫、私がいるから」

遠弥「ありがとな」

恵「いえいえー」

遠弥「それにしても恵早いよね。大学大丈夫なの?」

凛月「早く終わるようにしてるらしいよ」

遠弥「え」

恵「ほら、私右見えないし」

遠弥「あー、そっか」

恵「うん。割と疲れるから、午後は休ませてもらっててさ」

凛月「いいよねー。いや、良くないのは分かってるんだけどさ」

恵「いいよいいよ。まぁ試験9割取んないと単位くれないけど」

遠弥「それって簡単なわけないよね」

凛月「当たり前でしょ。私も7割取るのが限界なんだよ」

恵「経営しながらその点は十分すごいと思うけどね」

凛月「褒められてる気がしない」

遠弥「そんなにか。俺が行ったら何点だろ」

凛月「遠弥だと0点 じゃない、なんも覚えてなさそう だし」

遠弥「うるさいわ」

恵「ふふっ」

遠弥「恵も笑うな」

凛月「いいじゃん。はい、お昼」

恵「ありがとう」

遠弥「ありがと」

凛月「さっさと食べて、ピークに備えましょ」

遠弥「うし」

三人「いただきます」


恵「いらっしゃいませ、二名様ですね。ご案内いたします」

遠弥「トロピカルミックスジュース とワッフル 、にがうりジュース がお一つづつですね。少々お待ちください」

凛月「りんごパイ二つあがったよ」

遠弥「はーい。お待たせしました、つがるりんごパイ でございます」

恵「はい、ケント杏仁はケントというマンゴーの杏仁豆腐となります。ケント杏仁 ですね、少々お待ちください」

遠弥「いらっしゃいませ。3名様でよろしいですか」



第二場・預金激減事件


遠弥「疲れたー」

恵「お疲れ。お茶 どうぞ」

遠弥「ありがとう」

恵「よかったらチョコ 食べる?」

遠弥「いいの」

恵「いつものお礼 」

遠弥「ありがとう。ん、いつも?」

恵「給仕全部任せちゃってるから」

遠弥「適材適所だよ。レジとか会計は丸投げしてるし」

恵「ありがとね」

遠弥「いえいえ」

玄貴「お疲れ様でーす」

恵「あ、お疲れ様ー」

遠弥「お疲れ」

玄貴「あれ、凛月さんは?」

恵「倉庫言ってる」

玄貴「なるほど」

遠弥「凛月も すごいな」

恵「大学通いながら経営だからね」

凛月「へっくし。恵ちゃん、月締め手伝ってー」

恵「はーい。ごめん、これやっといてもらっていい」

玄貴「おぅ」

遠弥「行ってらっしゃい」

恵「うん」

玄貴「すまん、ちょいこれ置いてくるわ」

遠弥「おっけ。じゃ先に始めとく」

玄貴「頼んだ」

遠弥「レジからでいっか、今日のお金は~」

玄貴「よいせっ。遠弥、金庫の鍵なんだっけ?」

遠弥「ん、4771 じゃないっけ」

玄貴「大声で言うなや、セキュリティのセの字もねぇぞ」

遠弥「玄貴から言い出したんだろ」

玄貴「ん、そういやそっか」

遠弥「はぁ。あ、どこまで数えたっけ」

玄貴「知らんがな」

遠弥「あー、やり直しか」

玄貴「ふぁーいとー」

遠弥「ちくしょう」

玄貴「あれ」

遠弥「なんかあった」

玄貴「いや、多分大丈夫」

遠弥「ならいいや」

玄貴「そっちもう終わる?」

遠弥「よし、ちょうど終わった」

玄貴「んじゃ代わるぞ」

遠弥「よろしく」

玄貴「こちらこそ」

遠弥「あー、さっそく発見」

玄貴「え、俺なんか漏れてる?」

遠弥「いや、これは仕入れか」

玄貴「発注ミス?」

遠弥「だといいんだけど」

玄貴「え」

遠弥「いや、でも口座もその分減ってるしな」

玄貴「んだよ、ったく」

遠弥「これ。仕入れ総額が今日だけ跳ね上がってるやつ」

玄貴「あー、月末でもないのに」

遠弥「でもどこがおかしいかがわかんなくて」

玄貴「まぁ落ち着け」

遠弥「でもさ」

玄貴「「こまったなら、たちどまりなさい」 。ほら、落ち着いてみろ」

遠弥「何それ」

玄貴「何って、教義だよ」

遠弥「教義?」

玄貴「宗英教だよ。知らねぇの」

遠弥「初めて聞いた」

玄貴「嘘だろ」

遠弥「宗英教、か」

玄貴「ま、聖典も失われた っつー謎の宗教だけどな」

遠弥「それもはや噂じゃなくて?」

玄貴「でも鉄道とか大きな会社 とかは根強く残ってるしな」

遠弥「噂よりは強いのか」

玄貴「ま、そんなのはいいから落ち着いて見てみろよ」

遠弥「えっと。あ、ここのつまようじ!」

玄貴「ぶっ、なにこれ」

遠弥「悪ぃ、ちょい確認してくる」

玄貴「頼む。はぁ、つまようじ10万とか。銀ろうかよ」

遠弥「ありがとうございます。お忙しい中失礼しました」

玄貴「どうって」

遠弥「向こうはちゃんと定価で出てるって」

玄貴「マジか」

遠弥「残りどこ行ったー」

玄貴「お、お帰り」

恵「ただいまー」

凛月「ただいま」

遠弥「ちょっといい」

凛月「何」

恵「どうしたの?」

玄貴「あー、会計の不一致が出ちゃって」

恵「大丈夫なの?」

玄貴「まぁ、残高は一応あるから」

恵「よかった 」

玄貴「まぁごっそり減ってるのも事実だがな」

恵「あはは」

遠弥「ミスあったんだけど、ちょっと額が酷くて」

凛月「うわぁ。残りいくら?」

遠弥「口座で二百万」

凛月「減ってるね。その会社は?」

遠弥「確認済みで、定価取引されてるって」

凛月「おかしいねー」

遠弥「なー」

凛月「まあ少し様子見 で」

遠弥「おっけ」

玄貴「なんだって」

遠弥「様子見って」

玄貴「了解」

お読みいただきありがとうございます。

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