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プロローグ:スタートライン

 突然だが、この小説の主人公はこの俺である。

 俺の名前は殻西(からにし) (しん)

 なぜか俺は物心ついた頃から、自分が小説の主人公だという自覚が芽生えていた。

 周りが聞けば、馬鹿馬鹿しいだとか、頭がおかしいと言う。

 勿論、自分でもそんなのはおかしいと思ったことは何度だってあるし、馬鹿げてるとも思う。

 けど、どうしてか自分が主人公でないとは思えないのだ。

 そして俺が17になり、かつて中学校で虐められていた俺を知っている人が誰もいない高校で2年間を過ごした頃だった。

 主人公にはイベントというものが欠かせないのかもしれない。

 だがイベントという言葉では少し物足りなさを感じるほどの出来事が高校3年目で起きることになる。

 学力平凡、特に専攻があるわけでもない、俺が通う盛立(もりたか)(みなみ)高校。

 そもそもそんなところに小説の主人公が通っている事態が、もう既に他の物語の主人公を侮辱していないかと自分で思う。

 ここで俺が主人公をしている小説を読む読者にこれだけは知っていてほしい。

 俺は2年間、同じクラスの神奈月 澪という女の子が心から好きだということを。

 彼女は、大人しい性格で2年も同じクラスだというのにほとんど喋ったことはない。

 けれど、これだけを知っていてくれればこの小説について他に説明をすることはないだろう。

 それじゃあ、俺が高校3年になってからの物語が(つづ)られたこの小説を少し読んでもらおう。

 これは少し変わっている主人公が織りなす恋愛小説であり、俺の毎日が記された日記みたいなものである。

 それでは前置きはこの辺にして、少し恥ずかしいがこの小説の一ページ目を読んでいただこう。

あとがき


予定ではこの小説は少しずつ投稿していきたいと思っています。


反逆王も二巻が終わり、一区切りついたので同時進行という形でやっていきます。


こちらに書いてくださった感想も全部読ませて返信させていただくので感想楽しみに待ってます。

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