プロローグ
とある森、人気の少ない、冒険者ぐらいしか足を運ばない静かな森だった。
そこまで大きくもなく、珍しい花や木もなかった。普通の森だ。
その森には今、薄い金髪の少年が走っていた。
なぜ人気の少ない森で走っているのか?それは今から分かること。
その薄金髪の少年が、これから、今から、何をするかは君達が見ることだ。
あらすじだけ言っておこう、簡潔にまとめたものだがね。
ある村、普通の村だ。そこにはリトル・フィートと言う少年がいた。その少年、普通の少年が世界をなんちゃらかんちゃら、まぁそんな感じのお話、詳しいことはネタバレになってしまうだろう?
まぁまぁ、楽しんでくれよ。
−−−
俺は今、走っている。
なぜかはここは森だからだ。森には魔物がうじゃうじゃいるからな。まぁ雑魚だけど。
雑魚でも、子供は触れるなと言われていた。
俺の名前はリトル・フィートだ。年齢は12歳。
そして子供が森に入っているのを大人などに見られたら、強制的に連れ戻されてしまう。
なぜ俺が森にいるのか、それは三十分前の話だが、謎の光、柱のような太い光が見えた。
他の人にも見えたようだが、そんなに気にしていない様子で、俺だけ興味津々だった。
そしてこっそり森に行こうとした瞬間、大人三名程に見られてしまって、今は追いかけられてるってわけ。
どうしようか?とにかく俺は謎の光の柱が起きた場所に向かって走っている。
逃げるのは得意、ってか、足が速いんだよ俺。
運動神経抜群って皆からしつこく言われているからな、そうなのだろう。
それを良いことにして大人から逃れている。
段々大人達と離れてきたな、多分もう見失ったのだろう。
それに、光の柱が起きた場所にも近づいてきた。
っと、ここで俺は一回止まった。
膝に手をついて「はぁはぁ」と深呼吸している。
さすがに疲れたな。村からここまで三キロぐらい走ったのだろうか。
それも全力で走ったのだから、疲れるに決まっている。
光が起きたのはここら辺のはずだったが、一体何があるんだ?
目の前を見ると、一箇所だけ、木の生えていないところがあった。
その木の生えないところにゆっくり歩き出す。
そこには、、家?があった。
普通の家より少し大きめなぐらいの建物。
誰かいるのだろうか?
「見に行っても、、大丈夫だよな?」
そう言って建物の入り口に立つ。
ドアノブに手をかけてみた。やっぱり普通の家と変わらない気がする。そう思い、ドアをゆっくり開けてみた。
そこには、俺の考えよりずっと違うものがあった。




