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追放令嬢はゲーム知識と生活魔法でダンジョンを攻略する ~もふもふな相棒と始める、自由気ままな冒険者ライフ~  作者: 速水静香
第四章:王都

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第十八話:強制イベント、お呼び出し

 Aランク冒険者になってから、数日が経過していた。

 すっかり我が家として馴染んだこの家での朝は、いつも極上の目覚めから始まる。小鳥たちの楽しげなさえずりが天然のBGMみたいに聞こえてきて、新しく取り付けたリネンのカーテンの隙間からは、蜂蜜を薄めたみたいな柔らかな光が差し込んでくる。隣を見れば、世界で一番温かくて、もふもふした銀色の塊が、すーすーと幸せそうな寝息を立てている。


 これ以上の幸福が、この世にあるだろうか。

 いや、ない。断言できる。


「ん……おはよう、フェン」


 私がその銀色の体を優しく撫でると、フェンはまだ眠たげに一度だけ身じろぎして、私のほうへと、その顔をうずめてきた。

 まぁ、しょうがないかな。

 私はまだ半分、夢の世界にいる、フェンに合わせた。


 冒険に出ていない日の私たちの暮らしは、びっくりするくらい穏やかで、そして満ち足りたものだった。


 朝は、広大な庭でフェンとボール遊びをしたり、私が魔法で作ったアスレチックで彼の運動能力を思う存分発揮させてあげたりする。昼は、街へ買い物に出かけ、新鮮な食材を仕入れては、ぴかぴかに磨き上げたキッチンで腕を振るう。夜は、これまた自慢の広々としたお風呂で一日の汗を流し、暖炉の前でぱちぱちと爆ぜる炎を眺めながら、二人でうたた寝をする。

 それは、私がこれまでの二つの人生で、一度も手に入れることのできなかった、温かくて、きらきらとした、宝石みたいな毎日だった。


(……でも、そろそろ、ね)


 そんな穏やかな日々は、もちろん最高だ。けれど、私の心の奥底では、もう一つの欲求が、むくむくと頭をもたげ始めていた。

 もっと、スリルのある冒険がしたい。

 まだ見ぬダンジョンに、挑みたい。

 私の、ゲーマーとしての血が、うずうずと騒ぎ始めているのだ。

 何より、先日手に入れたばかりの、この新しい相棒。

 私はベッドの脇に立てかけておいた、黒檀の杖に目をやった。夜の闇をそのまま固めてしまったかのような、美しくもただならぬ気配を放つ、私だけの専用杖。その真価を、まだ一度も、本番で試していない。

 こんな逸品を手に入れて、家でのんびりしているだけなんて、宝の持ち腐れもいいところだ。


「……よし」


 私の心は、もう定まっていた。

 私はベッドからそっと抜け出すと、まだ私の腕の中で微かな寝息を立てている、温かい銀色の塊を優しく揺さぶった。


「フェン、起きて。休日はもうおしまい。冒険が、私たちを呼んでいるわ!」


「くぅん……?」


 私の声に、フェンはまだ夢うつつといった様子で、ゆっくりと瞼を持ち上げた。けれど、私の瞳の中に、これから始まる新しい冒険への期待が、キラキラときらめいているのを見つけたのだろう。

 次の瞬間、彼の眠気は吹き飛んでいた。その大きな黒い瞳がぱっと輝きを増し、彼は一度だけ大きく伸びをすると、銀色の弾丸のように床へと飛び降りた。

 そして、私の冒険用の革袋が置いてあるクローゼットの前まで一目散に駆けていくと、「準備はできてるぜ!」とでも言うように、こちらを振り返って力強く一声鳴いた。


 その、あまりにも頼もしく、そして愛らしい姿に、私は思わず笑みをこぼした。


「ええ、そうこなくっちゃね」


 さあ、新しい冒険の幕開け。

 最高の相棒と、そして、この杖と共に。



 ぎぃ、と。

 すっかり聞き慣れた音を立てて、冒険者ギルドの重い扉を押し開ける。

 その瞬間、昼下がりの活気で満ちていたギルドホールが、水を打ったようにしんと静まり返った。酒を飲んでいた冒険者も、仲間と談笑していた魔術師も、依頼書を眺めていた剣士も、まるで申し合わせたかのように、一斉にこちらへと視線を向ける。


「お、おい、見ろよ……」

「『ソロコンビ』の姐御と、もふもふの旦那のお帰りだぜ」

「げっ、休みはもう終わりかよ。次は一体、何をやるつもりなんだ……?」


 あちらこちらのテーブルから、ひそひそとした囁き声が聞こえてくる。

 その声には、もはや単なる好奇心だけでなく、畏怖と、そしてほんの少しの期待が織りなす独特の空気を感じた。


「あら、アリアさん! いらっしゃい!」


 カウンターの向こうから、いつもの快活な声が飛んできた。

 受付嬢さんが、満面の笑みでぱたぱたとこちらに手を振っている。


「こんにちは。しばらくご無沙汰しておりました」


「ええ、本当に! 新しいお家での暮らしは、いかがですか?」


「最高です。この子が、毎日庭で楽しそうに走り回っています」


「わふん!」


 私の言葉を肯定するように、フェンが胸を張って一声鳴いた。

 私たちはカウンターで近況報告を交わし、次の依頼を探しに掲示板へ向かおうとした。

 その時だった。


「アリア殿! おお、アリア殿! 探しておりましたぞ!」


 ギルドの奥の扉が、ばーん! と今にも壊れそうな勢いで開かれ、ギルドマスターが血相を変えて飛び出してきた。その手には、何やら高級そうな羊皮紙の巻物が握られている。


「マスター? どうかなさいましたか? そんなに慌てて」


「ど、どうしたもこうしたもありませんぞ! 一大事じゃ、一大事!」


 ギルドマスターは、ぜえぜえと息を切らしながらカウンターまでやってくると、私と受付嬢さんを強引に引っ張って、奥の執務室へと連れ込んだ。フェンも、何事かと慌てて私たちの後をついてくる。

 ばたん、と乱暴に扉が閉められ、外の喧騒から隔離される。

 執務室の重厚な机の上に、ギルドマスターは持っていた巻物を、どさり、と叩きつけるように置いた。


「これを見てくだされ!」


 巻物には、見慣れない、やけに格式張った紋章が蝋で封をされている。

 私が不思議に思っていると、ギルドマスターはおぼつかない手つきでその封を解き、羊皮紙を広げてみせた。

 そこに書かれていたのは、流れるような美しい筆跡で綴られた、ひどく丁寧な、しかし有無を言わせぬ威圧感のある文章だった。


「……なになに、『辺境の街フロンティアにて、歴史的偉業を成し遂げしAランク冒険者アリア殿に告ぐ。其方の発見せし『ミスリル銀の鍛造法』は、我が国の発展に大きく寄与するものと認める。よって、国王陛下の御前において、直々に謁見及び叙勲の儀を執り行うものとする。速やかに王都へ出頭されたし』……ですか?」


 私はそこに書かれていた内容を、まるで他人事のように淡々と読み上げた。

 国王陛下。謁見。叙勲。

 どれもこれも、今の私にとっては、前世で見た歴史ドラマのセリフくらいにしか聞こえない、縁遠い言葉の羅列だ。


「……はあ」


 私は、思わず、今日一番の深いため息をついてしまった。


「面倒なことになりましたね」


「「め、面倒くさいですと!?」ですか!?」


 私のあまりにも素っ気ない反応に、ギルドマスターと受付嬢さんの声が、綺麗にハモった。


「当然でしょう? 王都まで行って、堅苦しいお城で、偉い人たちの前に立って、よく分からない儀式をさせられるのですよ? そんな時間があるなら、新しいダンジョンの一つでも攻略した方が、よっぽど有意義です」


「あ、アリアさん……。これは、王命ですよ……?」


 受付嬢さんが、おずおずと、いった様子で指摘してくる。

 分かっている。分かってはいるけれど。

 単純に、行きたくない。

 中身のないお世辞の応酬。儀式的な礼儀作法。陰湿で閉鎖的な、息の詰まるような空気。

 思い出すだけで、じんましんが出そうだ。


「王都はどうにも、肌に合わないもので。大変申し訳ないのですが、今回の件は辞退させていただけませんか」


「辞退じゃと!?馬鹿を言うでない!これは王命ですぞ!もはや、わしやギルドがどうこうできる問題ではないんじゃ!」


 ギルドマスターが、興奮気味に力説する。

 彼の言うことも、一理ある。

 でも、私にとって、公爵令嬢としての名誉なんて、もはや道端に落ちている石ころほどの価値もない。


「うーん……。でも、やっぱり気が進みません。フェンも、人混みはあまり好きではないですし」


「わふん……」


 私がそう言うと、フェンは心得たとばかりに、しょんぼりとした表情を作って、私の足元に伏せた。なんて演技派なのかしら、私の相棒は。


「そ、そんなことを言われましても……! これは、このフロンティアのギルド支部全体の、いえ、この街全体の名誉がかかった一大事なんですぞ! この辺境の街から、国王陛下に謁見するほどの冒険者が生まれたとなれば、街は活気づき、ギルドの評価も上がる、良いことずくめじゃ!」


 ギルドマスターが、必死の形相で捲し立てる。

 彼の言いたいことは分かる。分かるけれど、私のモチベーションは一向に上がらない。

 だって、街が活気づこうが、ギルドの評価が上がろうが、私のダンジョン攻略には、一ミリも関係ないのだから。



 私の頑なな態度に、ギルドマスターは頭を抱えてしまっている。

 そんな彼を少し不憫に思ったのか、受付嬢さんが助け舟を出すように、別の角度から話題を切り出してきた。


「そ、そういえば、アリアさん。王都では、今、アリアさんのことで大変な騒ぎになっているそうですよ?」


「私のことで?」


「はい。マスターが、王都のギルド本部にいるお知り合いから、こっそり聞いた話なのですが……」


 受付嬢さんは、声をひそめて、ゴシップ誌の記者のような口調で話し始めた。

 なんでも、私が発見した『ミスリル銀の鍛造法』のニュースは、王都の上流階級を揺るがす、まさに青天の霹靂だったらしい。

 何十年も前に失われたとされていた伝説の技術。それが、こんな辺境の、名もなき冒険者の手によって発見された。その事実に、王宮の貴族たちは度肝を抜かれた。


「それで、今、王都のサロンでは、その英雄『アリア』が一体何者なのかって、もっぱらの噂になっているそうなんです」


「へえ。そうですか」


 私は、お茶請けのお菓子でもつまむような気軽さで、相槌を打った。


「で、ですね。その噂が、なんだかどんどん、尾ひれはひれがついて、とんでもないことになっているみたいで……」


 受付嬢さんが語る、王都で流れている『アリア』の噂。

 それは、もはやファンタジー小説の主人公の設定みたいに、盛りに盛られたものだった。


 曰く、その者は、突如として辺境に現れた、謎多き美女である。

 曰く、その者は、巨大な銀色の狼を従え、たった一人で難攻不落のダンジョンを次々と攻略している。

 曰く、その者は、道中で遭遇した山賊団を、魔法の一つも使わずに、その圧倒的な体術だけで壊滅させた。

 曰く、その者は、飢饉に苦む村を見つけると、どこからともなく大量の食料を分け与え、名も告げずに去っていった。


「……ぷっ」


 思わず、吹き出してしまった。


「な、何ですか、その滅茶苦茶な噂は。まるで、おとぎ話の勇者様じゃありませんか」


「で、ですよね……。でも、人々は、それを本気で信じているみたいで……。それで、その謎の英雄の存在が、今、あるお方を、ひどく悩ませているそうなんです」


「あるお方?」


「はい。……アレクシオス王太子殿下、です」


 その名前を聞いた瞬間、私の口元から、ふっと笑みが消えた。

 別に、怒りとか、憎しみとか、そういうどろりとした感情が湧き上がってきたわけじゃない。ただ、単純に、面倒くさい名前を聞いてしまったな、という、純粋なうんざり感。


「……彼が、どうかなさいましたか?」


「それがですね……。王太子殿下は、その英雄『アリア』が、いつか自分から王位を奪うために現れた、恐るべき革命家なのではないかと、本気で怯えていらっしゃるそうなんです」


「……はあ!?」


 今度は、私が素っ頓狂な声を上げる番だった。

 革命家? 私が? 王位を奪う?

 あまりの突拍子のなさに、一瞬、言葉を失ってしまった。


「なんで、そうなるのですか……?」


「さあ……。なんでも、その英雄の圧倒的な実力と、民衆からの絶大な支持を目の当たりにして、『このままでは、自分の立場が危うい』と、すっかり思い込んでしまわれたとか……。最近では、心労のあまり、食事も喉を通らず、夜も眠れない日が続いている、なんていうゴシップまで流れているくらいで……」


 受付嬢さんは、少しだけ同情的な表情でそう語った。

 私は、頭がくらくらしてきた。

 あの王子、私が追放された時もそうだったけれど、相変わらず、思い込みの激しさは天下一品らしい。

 というか、そもそも、その噂の英雄が、私だとは、全く気づいていないのだろう。


 まあ、無理もないか。

 彼の中の『アリア』は、か弱くて、何もできない、ただのお飾りの令嬢だったのだから。今のAランク冒険者としての私と、結びつくはずもない。


「……なんだか、大変そうですね、王子様も」


 私は、心の底から、同情を込めてそう言った。


 私という存在が、本人の全く意図しないところで、かつての婚約者を勝手に追い詰めている。

 面白い、と言えば面白いけれど、これ以上、あの面倒な王子様と関わるのは、ごめんだった。


「というわけで、やっぱり、王都へ行くのはやめておきます。私がのこのこ出かけていったら、彼の心労がさらに加速して、倒れてしまうかもしれませんし」


 私がきっぱりとそう言うと、ギルドマスターは「うぐぐ……」と、最後の希望を打ち砕かれたかのように、机に突っ伏してしまった。



 もう、この話はおしまい。

 そう思って、私が執務室を出ていこうとした、その時だった。

 それまで、黙って私たちのやり取りを聞いていた受付嬢さんが、何かを思いついたように、ぽん、と手を打った。


「……あ!」


 彼女は、まるで最後の切り札を切るかのように、輝く瞳で私を見つめてきた。


「アリアさん! 謁見や叙勲が面倒なのは、よく分かりました!でしたら、王都の冒険者ギルド本部へ行くのは、いかがでしょう!?」


「王都の冒険者ギルド本部?」


「はい!そうです!」


 あまりにも突拍子もない提案に、私はきょとんとしてしまった。


「王都のギルド本部……?それが、何か?」


「何か、じゃないですよ! 王都のギルド本部は、この国中の全てのギルド支部を統括する、情報の中枢なんです! そこには、このフロンティアのような辺境の街には、決して回ってこないような、特別な情報がたくさん集まっているんですよ!」


 受付嬢さんの声に、どんどん熱がこもっていく。


「例えば! まだ誰にも発見されていない、未踏破のダンジョン!あるいは、撃破不可能なモンスター討伐の依頼! Aランクになったアリアさんなら、きっと、そういう最高難易度の依頼にだって、挑戦できるはずです!」


 未踏破のダンジョン。

 撃破不可能なモンスター討伐。

 最高難易度の依頼。


 その言葉の一つ一つが、まるで甘い蜜のように、私の心を捕らえて離さない。

 ごくり、と。

 無意識のうちに、私が喉を鳴らしたのが分かった。


「……フロンティアのギルドには、もう、私が心惹かれるような、歯ごたえのある依頼は、残っていませんよね?」


「は、はい……。アリアさんが、高難易度のクエストだけ、攻略してしまいましたから……」


 受付嬢さんが、少しだけ気まずそうに答える。

 その言葉が、とどめだった。


 私の心の中にある天秤が『王都へ行く』へ大きく傾いた。


 片方には、『王都へ行く面倒くささ』と『王子との再会リスク』。

 そして、もう片方には、『未知のダンジョンと冒険』という、何物にも代えがたい、最高の報酬。

 答えは、もう決まっていた。


「……なるほど」


 私は、にやりと口の端を吊り上げた。


「情報収集、というわけですね。それならば、話は別です」


 私のその一言に、机に突っ伏していたギルドマスターが、がばり、と勢いよく顔を上げた。その顔は、絶望から一転、希望の光でさんさんと輝いている。


「おお!ではアリア殿! 王都へ、行っていただけるのじゃな!?」


「ええ、仕方ありませんね。ギルドのため、フロンティアの街のため、そして何より、次なる冒険のために。この私が、一肌脱いであげましょう」


 私は、わざとらしく、やれやれ、と肩をすくめてみせた。

 内心では、新しいゲームの発売を前にした子供みたいに、わくわくが止まらないというのに。



 こうして、私の王都行きは、あっけないほど簡単に決まった。

 目的は、国王陛下への謁見でも、ましてや叙勲でもない。

 ただ一つ、最高の冒険のネタを探し出す、そのためだけだ。


「さて、フェン。たまには都会の空気も悪くないかもしれませんね。美味しいものくらいはあるでしょう」


 執務室を出て、私は隣を歩く相棒に、そっと囁いた。

 フェンは、私の楽しげな声色に、全てを察したようだった。


「わふん!」


 彼は、『美味しいものが食べたい!』とでも言うように、ぶんぶんと、その銀色の尻尾をちぎれんばかりに振り回した。

 その単純で愛らしい反応に、私は思わず笑ってしまった。


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