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歌集「ゆらりと崩れて今、」
短歌が詠みたくなりました。
とりあえず詩集みたいに載せときます。
虹のそば玉虫色に飛び交って 事もなさげに在るままの虻
此処の葉に枯れて濡れての風模様 いつしか果てて過ぎも知らずに
爪先を擦れて退がりし夢の跡 標と見ては焦がれて終い
傘の穴空き抜く青と白と黒 曖昧と呼ぶ境界線や
赤冷めた息は凍てつき淡雪に 溶けてしまえば些細な残滓
からら風海咲く水仙粉をふく 眠る草木に早化粧かな
親指に歯形残して君を見る ブーケと花道崩れの笑顔
車窓から筆が荒らした額の外 滲み色褪せなお彩の色
縹天を見上げ夜から明星へ 青に透いた夏に焦がるる
月刊ダ・ヴィンチの『短歌ください』に応募してた経験が役に立ったぜ




