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魔法学園入学試験~魔物討伐~

 魔物討伐試験の待機場所は、何故か第五研究室という部屋だった。ここにも受験者はいるが、その数は十人と、少ない。かなりの数が筆記試験を選んでいるようだ。

 試験のために片付けられたのか、何もない空っぽの部屋を見回していると、ドアを開けて試験官が入ってきた。試験官の手には黒い箱が握られている。


「――――――全員集まっていますね。では、今から試験場に向かいます」

 

 名簿と俺達を見比べた後、試験官はそう言って箱を開ける。すると、そこから四つの白い宝石が飛び出し、人一人通れる大きさの白い長方形を作り出した。俺はそれを見て、試験官が何の魔法を使うのか予想がついた。

 それができたのは、俺はアレと似たモノを知っているからだ。だが、あくまでも似ているだけ。俺が知っているモノとアレは性質が少々違う。


「これは《ポータル》という魔法です。この中を通り抜けると試験場へ着きます。そこには別の試験官がいるので、彼からの説明を受けて、試験に臨むようにしてください」


 試験官の言葉の後、受験者はおずおずと長方形の中に入って行く。

 初めて見た謎の物体の中を通って行くのだから、慎重になってしまうのも無理はない。

 俺もそれに続いて入って行くと、視界が何もない部屋から一転、木に囲まれた場所に変わった。

 後ろを振り向くと、自分が通った長方形と同じものがそこにあり、そのすぐ傍に別の試験官が立っている。


「―――――――やっぱりな」


 確信を持った俺は無意識に独りごちた。

 どうやら、俺の予測は正しかったようだ。魔道具であるあの白い宝石は、特殊な(ゲート)を二つ作ることで異なる二地点を繋ぐことができるらしい。俺自身魔道具を作ったことがないので、ああいったものには興味が湧く。

 受験者が全員揃ったことを確認したのか、試験官の男は説明を始めた。


「それでは、今から魔物討伐試験の説明をします。まず、貴方達には森に潜む魔物達を狩ってもらいますが、先にこれを」


 試験官は足元にある十枚の袋を一つずつ俺達に渡した。袋は持ち運びしやすい大きさで、触った感覚としては結構丈夫そうである。


 その後、試験官は説明を続けた。

 試験官曰く、森の面積はかなり広く、それ故か最近魔物の数が多くなっているらしい。しかし高ランクの冒険者が向かわなければいけないほどの脅威でもないので、学園側は俺達に試験として魔物達の討伐をさせてその力量を量るとのことだ。魔物といっても低ランクのものばかりなので、基本的に倒した数だけ点が貰える仕組みだ。

 ――――――――俺は使い魔というワードにワクワクしてしまうが、グッと堪える。今は試験に集中だ。


「倒した魔物の数を計るため、先ほど渡した袋には魔物の体の一部を入れてもらいます。倒した魔物の数が多いほど、与えられる点数も上がります」


 なるほど、そのための袋か。パッと見た感じ、これも魔道具だ。恐らく中の許容量が見た目より多いのだろう。俺も似たようなものを持っているので、これに関しては既に確信がある。もっとも、俺の持っているものの方が性能が良いのだが。


 しばらくして試験官の説明は終わり、試験開始は目前となった。


 受験者達は各々、自分が向かう方向へと身体を向けて、武器の確認などをして開始の合図を今か今かと待っている。俺も屈伸などの準備運動をしながら、試験での立ち回りを考える。

 俺の計画はこうだ。

 まず、探知魔法で魔物の位置と数を特定。

 次に、優先順位を決めて、魔物の場所へ魔法で直行。

 最後に、魔物を倒して点を稼ぐ。

 よし、オーケー。我ながら完璧な計画 (プラン)


 だが、そこまで考えて、とある事実に気付く。


「……………別に計画でも何でもないな、これ」


 こんなこと、受験者ならば誰でもやる当然のことである。他の受験者への妨害も認められていないし、魔物も簡単に倒せると聞くものばかり。結局のところ、真面目にコツコツやっていくのが一番なのだ。なら、自分にはそれが良い。

 そう納得して、準備運動を終える。その直後、試験官の声が響いた。


「制限時間は一時間。それまでにここに戻ってきてください。それでは始めます。魔物討伐試験、開始!」


 声と同時に受験者達が走り出した。俺は立ち尽くしたまま目を瞑り、魔法にのみ集中する。


「《サーチ》」


 詠唱の後、俺の身体から魔力の波が広がり、森の中の魔物の位置をどんどん明らかにしていく。魔物には単体のものがいれば、群れを作っているものもいる。ここから一番近いのは――――――


「―――――――こっちか」


 すぐさま後ろを振り向き、今度は脚に魔力を込める。イメージするは雷と駿足。俺は走り出す直前の獣のように膝を曲げ、脚に雷の力を纏わせ詠唱した。


「《ライトニング》………!」


 雷光と化した脚で地面を蹴り飛ばして森の中へ入り、そのまま魔物の元へと一気に駆け抜ける。


 木々の間を縫うように走る途中、何気なく空を見上げた。上には鳥の魔物が何羽かいるが、試験の説明によれば、あの鳥達は他の試験官の使い魔で、不正がないよう俺達を見張っているらしい。

 なんとなく、俺を監視しているあの鳥が実はフォンホルン先生の使い魔なのではないかと思ってしまうのだが、先生は時間があれば見に行くと言っていたので流石に違うだろう。そんなこと、担当を交代するぐらいしか方法がないのだから。

 走りながら思案に耽っていた俺だったが、そろそろ魔物に近づいてきたので目の前に意識を向ける。


 前方には狼の魔物、ワイルドウルフが五匹。俺は走りながら静かに背中の剣に手を伸ばし、剣を抜いた。音で気付かれたのかワイルドウルフは頭を上げたが、もう遅い。

 俺は木の間から飛び出し、剣を振り下ろす。抵抗する間もなく、一匹目の首は胴体から切り離された。


「ガウガゥ!ガァッ!」


 俺を見たワイルドウルフ達は荒い声を上げ、その内二匹は挟むように俺に飛びかかるが、《ライトニング》で駿足となった脚にかかれば避けることなんて造作もない。その内の一匹の横に回り込み、その体を切断。標的に避けられ、ただ着地するだけのもう一匹に手を向け、詠唱する。


「《アイスショット》!」


 掌に先端の尖った氷の柱が作られ、放たれる。

 勢いよく放たれた氷柱はワイルドウルフの体を刺し貫き、ワイルドウルフは断末魔を上げて崩れ落ちた。


「―――――残り二匹」


 氷柱の直撃を確認した後、残りの数を数えながらそちらに目を向ける。

 仲間を殺された二匹のワイルドウルフは力の差を感じたのか、俺を睨みながらも少し後ずさった後、背を向けて走り出した。

 自分達では勝てない相手、逃げるべき相手だと判断されたらしい。だがこっちはそうはいかない。


「逃がすか…………!《サンダーチェイン》!」


 試験のためにはたくさんの数を倒さなければならない。俺自身のためにも、周りの応援に応えるためにも、今ここで逃がすわけにはいかないのだ。

 俺は急いで雷の鎖を生成し、二匹の脚に巻きつかせた。鎖に捕まった二匹が痺れるように動きを止めた隙に、地面に手をついて魔力を送る。


「《アースニードル》」


 次の瞬間、地面から生み出された巨大な土の針が二匹の狼を貫いた。狼はぐったりとして動かない。これでやっと五匹全部倒したらしい。


「…………はぁ」


 正直、疲れた。肉体的にはまだなのだが、精神的には想像以上に疲れている。この試験、危険になったときの救済措置が無いのである。つまりは死ぬ可能性アリということだ。命懸けとはこういうことを言うのだろう。道理で筆記試験を選ぶ人が多いわけだ。こんなことを繰り返す、冒険者と呼ばれる人達には尊敬の念を抱きそうだ。


 休憩とばかりに息をつくが、三秒で終えて立ち上がる。

 今の時点で他の受験者がどれだけ魔物を倒しているのかまだ分からないのだ。油断せず、もっと魔物を倒しておかないと、結果を見て泣く羽目になる。このくらいでへばっていては、きっと魔法学園でもやっていけない。

 己を叱咤して、魔物の剥ぎ取りに向かう。ワイルドウルフの毛皮は個体によって質が違うので、倒した数が分かるらしい。


 五匹分の毛皮を袋に入れた後、この地点から最も近い場所にいる魔物の位置を確認する。

 最初の《サーチ》の時点で、感知した魔物には輪郭と痕跡が浮き出るようにしている。探知してみて分かったことだが、増えた魔物といってもワイルドウルフばかりで、この試験はいかに多くの魔物を倒すかではなく、いかに多くのワイルドウルフを倒すかというものになりそうだ。

 それはともかく、他の受験者達から遠く、ここから近い魔物は―――――――――――。


「―――――――さらに奥、か」


 制限時間もあるから、帰り道のことも考えながら気を付けて進もう。いざとなれば風魔法で吹っ飛ぶ手もあるが、なるべく安全に行くのが適切だ。

 そう心に決めた俺は、森の中を雷光の脚で駆けたのだった。



 ☆☆☆



「やべ、かなり奥に来ちゃったな」


 それに気付いたのは五十匹目のワイルドウルフを倒し、その毛皮を袋に入れたときだった。

 五十枚目を入れた時点で袋はパンパンになっていた。流石の袋もこれ以上は入らないらしい。

 そしてもう戻るべきだと思った頃には後の祭り。残り十分になると狼煙が上げられるらしいが、それはまだ確認されていない。


「よし、まだ大丈夫だな………」


 少々焦ったが、なんとか深呼吸で冷静になる。

 スタート地点からここまでどのくらい走ったのだろうか。戦闘自体は一分もかからずに終わっているから、合計で三十分くらいは走っていることになる。


 ――――――――――――――――なんだ、結構走っているじゃないか、俺。


「………………………………………いや全っ然大丈夫じゃねぇ………………………!!」


 血の気が引いてきた顔で空を仰ぐ。そしてその空にはスタート地点の方向から狼煙が上がっていた。恐らく、今の俺の顔は真っ青だろう。

 一体全体何が大丈夫だというのか。確実に五十分経過しているこの状況で、三十分の道のりを戻らなければいけないのだ。残り十分なのに。


 ああ馬鹿だ馬鹿だ大馬鹿野郎だ俺は…………………!!!


 なんて失敗。なんて失態。興奮状態で魔物を狩りまくっていた自分をぶっ飛ばしてやりたい気分だ。よし、なんて言っている場合ではなかったのである。更に言えば、やべ、なんて言っている場合でもなかったのであった。


「―――――――――――――――――――――――――やべ」


 だがしかし、今この瞬間限りは、よし、なんて言っている場合ではなかったとしても、やべ、とは言っている場合ではあった。なぜなら。


「ブヴブヴブブブヴブブブブヴブヴブブブブヴ!!!!」


 ワイルドウルフの何十倍も強い魔物がこっちに向かって来ているからである。



 ☆☆☆



 木の後ろに隠れて《サーチ》してみたところ、アレは蜂の魔物だ。五メートル位あるソイツはワイルドウルフを追いかけ回している。

 あれだけデカイのだからすぐに捕まえられるはずだが、敢えて追いかけているのだろうか。だとすれば相当性格が悪いか、それとも単純に遊んでいるだけなのか。そもそも。

 ………………まさかとは思うがアイツ、虫のくせに主食が狼なのか?


「―――――そんなこと考えてる場合じゃない。アレ、どうすれば良いんだ……………?」


 残り時間は少ないが、アレを放っておいて良いとは思わない。ランクの低い冒険者がワイルドウルフ目当てにこの森に入って、アレに出くわすと百パーセント死に行き着いてしまう。

 なら、早くスタート地点に戻って試験官に伝えるべきか?そうすれば高ランクの冒険者がアイツを倒してくれる。

 いや待て。そもそも俺は急いで戻らなければいけない。そのために風魔法を使う必要があるのだが、それをアイツに見られると間違いなく邪魔しに来る。ならば――――――――。


「ここでアイツを倒すしかない……………!」


 やり方は単純。一瞬であの蜂に接近し、無詠唱で魔法を使ってアイツを倒す。

 無詠唱の場合、詠唱有りより魔力の消費が多く魔法のレベルが落ちてしまうが、レベルは練度で補えるし今のところ魔力は足りている。秒でアイツを倒した後、最大出力の風魔法で吹っ飛んでスタート地点へ戻る。

 ………………俺ならやれるはずだ。


 蜂は狼を追いかけてこちらに迫ってくる。

 剣を抜いた俺は隠れながら蜂に近付き、敵を視界に入れた瞬間、魔法を使って敵の後ろに一瞬で移動した。

 一瞬で蜂に肉薄し、詠唱無しで左手に《フレイムソード》を生成する。

 炎の剣を右手の剣と共に蜂の胸部へと突き刺し、蜂を踏み台にして空に跳ぶ。

 体を刺された蜂は空中でジタバタ暴れるが、その頃にはもう俺は頭の上にいる。それに感づいた蜂は素早く身体を反転させ、お返しとばかりに腹部の針を空へ突き上げた。

 剣を手放して丸腰になった俺は、それを身体を捻って紙一重で避けながら無詠唱の《アイテムボックス》で虚空から大剣を取り出し、両腕から大剣までを《フォース》で強化して全力で振り下ろす。

 大剣は蜂に沈み込み、叩き斬るようにその堅い体を両断した。

 血飛沫を上げて、二つに分かれた体が地面に落下する。


「―――――《ウィンドライズ》」


 それを見届けた俺は風魔法で更に高く昇りながら狼煙の方向に身体を向ける。

 倒すべき敵は倒した。剥ぎ取りの時間は無い。早く戻らなければ。


「《バリア》、《ウィンドブラスト》」


 俺は急いで魔力の障壁を身に纏い、強力な突風に乗って狼煙の方向へ空を断つように吹っ飛んだ。

 生身で最大出力の突風魔法を使うと、身体に強い負荷がかかって気絶してしまう。《バリア》を使うのはそれを防ぐためである。


 約五分の間空の中を吹っ飛び続け、ようやくスタート地点の地面が見え始める。


「やっとか……………。《フォース》」


 間に合ったかどうかはともかく、ちゃんと戻れたことに少しだけ安心した俺は強化魔法で眼を強化し、狼煙の元を見た。他の受験者は皆集まっている。

 ―――――やはり俺が最後かぁ。


「………反省だな、これ」


 分かっていたことだが、いざ現実を見せられるとどうしても凹まざるを得ない。

 落ち込んだ俺は空いた場所に適当に狙いを定め、――――


「――――《ワープ》」


 蜂の魔物と対峙した時のように、その位置に一瞬で転移した。


「!!??」


 すると、俺が降り立った場所に最も近い受験者はチラリと俺を見た後、恐ろしい速度で振り向きもう一度俺を視界に捉えた。

 見回してみると、他の受験者達もビックリしたような表情で俺を二度見していて、何だか変な気分になってくる。どうしてか分からないが、転移して普通に直立している俺は、不安になってくるぐらい周りに滅茶苦茶驚かれている。試験官ですら眼が見開かれていて、まるで俺が何か非常識なことをしてしまったようだ。自分の顔に何か付いているのかと思って右手で顔を撫でてみるがそういう訳でもない。

 視線に耐えきれず、俺は試験官に話しかけた。


「あの、俺、時間に間に合わなかったんですか?」

「え?ああ、いえ、そうではないんです。ギリギリですが間に合っています」

「―――――あぁそうなんですか。良かったぁ」


 俺はそのことを聞いて安心の声が漏れる。体感時間の中では大丈夫と思っていたが、万が一のことだってあるからだ。

 しかし、だとすれば一体何が彼らを驚かせているのか。

 急に出てきたからか?だがそれもおかしい気がする。確かに突然のことには驚くが、こんなに長くは続かないだろう。なら、何故?

 あまりの不可解さに考え込んでいると、試験官に問いかけられる。


「ウォルターさん。質問してもよろしいでしょうか?」


 何を訊かれるのかさっぱり分からない俺は気の抜けた声で答える。


「はぁ、構いませんが」


 質問を許された試験官は思い詰めた顔をして、


「貴方は、どうやって戻ってきたのですか」


 という、よく分からないコトを訊いてきた。

 どうやって?どんな魔法を使ったのかということか?だが少なくとも、歩いたり走ったり魔法を使ったりして戻りました、なんてことを聞きたい訳ではないだろう。やはり重要なのは何の魔法を使ったのか、だ。

 わざわざ言うほどのことでもないと思うのだが、取り敢えず答えてみる。


「どうやってといっても…………《ウィンドブラスト》で飛んで、《ワープ》でここに転移しただけですが………………」

「《ワープ》………?そんな馬鹿な…………」


 馬鹿な、ということは、空間転移魔法は珍しい魔法なのかなぁ。こっちは魔力を色々と弄ってたら、なんかできちゃってたけど……………。

 呆然としていた試験官はしばらくすると顔を上げて、気を取り直したように声を上げた。


「……………袋を回収してください。今回の試験はこれで終わります。待機場所に戻った後は解散してください」




 ――――――――このようにして、俺の試験は終わった。

 後は二日後の合格発表を待つだけだ。全体的な評価で言えば、……………………正直分からない。不確定だったり不安定だったりする要素が多い気がする。魔力検知の球を二度も粉砕し、土壁を地面ごと抉り、試験官に魔法を問いただされた試験の結果がどうなるか、本当に分からない。発表まで俺にできることは、結果が良いものであることを祈ることのみ。

 取り敢えずおじさんの元に戻って、俺は精一杯やったということを伝えよう―――――――――。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  似たような作品は多いが、主人公は転生者ではなく、農民で独学により強くなったという内容の小説は初めて。 [気になる点]  主人公の点数が∞になってそう。 [一言]  続きが楽しみです。
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