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妖怪と怪異と人間共  作者: アセロラの虜
1/1

師匠と弟子は何をみる?

3人が廊下らしき所を全力疾走しながら走っている、急いで何かから必死に逃げるように真ん中の人が電話らしきいものを持ちそれに向かって何か言っているそれもかなり険しい表情で。

「嫌だ!!もう帰してくれ!!もう願いはいい帰らせてくれぇぇえ!」

と大人の男性が頼むが女は電話越しに面倒くさそうに対応している今更遅いと言わんばかりな顔しつつ....

「いや〜そう言われましても、言ったじゃないですか出るまで帰れないって」

かなり大声で女性が叫んでいる

「もうそんなのいいから帰して!!もうボロボロなのよ!!!」


「お願いします!!もう痛いのは嫌だ!!!」

大人の女性と女性高校生は涙を流し懇願するが女はもう興味ないような顔してこう言う

「はぁそう言われましてもねぇ、無理なものは無理ですからね」

そう言い切ると刃物が飛んで来て男の足を撥ねた

「足があああああ」

綺麗に撥ねられた足を抑えながら悶える男性を無視するかのように、もうお前達には飽きたからさっさとおっちねと思っている様な態度で

「では私はさよならしますので頑張って下さい〜」

「待って!!たすけ.....」

2人の言葉を最後まで聞かず女は電話を切った。

今回はあまりにも期待外れだったのかつまらなかったと思わせる顔していた

「はぁ〜今回は外れでしたか...つまらなかったですねぇ願いに飢えた人間なんてゴロゴロいますし次に期待しますか」

ニヤニヤしながら次の獲物が来るかの様に嬉しそうにしている....


都市伝説それは現在でも色々ある...有名な物もあればマイナーな物まで幅広くある。大半はデマであるかもしれないやってみたけど失敗した、何にも起きなかった..なんて事は多々ある。だが中にはデマではなくホントにあるかもしれない..この物語はそんな都市伝説のお話。


「はぁ...また視える..この眼はやっぱ嫌いだな朝から嫌な物が視える....」

そう言って窓から外を観る少年名前は大輝、そして彼は視えるのは普段見えない物、言わいる幽霊が視える。

特に霊感があると言う訳では無い、彼は幼少期に事故で右目を負傷してそれ以降視えるようになってしまった。


「さっさと準備しないと五月蝿い奴が来るし...」


「おーい馬鹿助手まだ寝ているのか君の師は腹を空かせて死にそうなんだが〜?」


「勝手に空かせて死ねば?朝飯ぐらい自分で作れよ..この馬鹿師匠」


「おいおい一体誰のお陰で飯が食えていると思っているんだ?」


「はいはい師匠のお陰ですよ〜、今回はなんか依頼でも会ったんですか?」


「今のところはないな今の所は...な?さっさと飯を食おうじゃないか」


彼は今除霊師の元で働いている、眼を活かし生活するにはこういった場所でしか無理と判断し、働いている。

師匠と言っている人物、除霊師沙苗見た目は綺麗な女性なのだが、普段は物静かなのだが家兼事務所に帰るとだらけてしまう癖がある。それをサポートするのが大輝の役目となっている

「今の所は...ですか前の案件みたいに色々な物が集まっているみたいな奴勘弁ですからね?」


「ははは!あの案件は特別だって言ったじゃないかそれにあれは土地とか人が悪かったと言っているだろ、それにあんな案件そうそうないぞ!w」


「しかし最近ニュースで行方不明者が多いですね..こう言う案件来たら拒否して下さいよ絶対に!」


「ははは!なんてわかりやすいフラグなんだwそんな事言っていると来るぞw」


2人は朝食を取りつつ談笑をしている、彼女の家兼事務所は

普通の一軒家で2階まである。1階は事務所で依頼や相談などを受け持ちをしている2階は生活空間になっている。2人で生活するには少し狭いが特別不便言う訳では無いので、のんびりしている。

仕事の内容は除霊、霊障の解決、相談等をしている時には

警察から相談をされる。


「さぁ片付けますよ早く食器を下さいそろそろ開業ですよ朝から嫌な予感がするので」


「美味しい食事だったんだがね...君の予感は当たるからね

さて忙しい1日になりそうだよお互い頑張ろうじゃないか」


食器等を片付けて開業準備をしていると事務所の扉を叩く人がいるまだシャッターは降ろしていると思っていると叩いた人物が声をだしそれで分かった。


「すいません〜警察の者なのですが」


「どうします?開けて話聞きますか?」


「うん聞こう恐らく朝やってたニュースの事だろうさ」

大輝は嫌々ながらも扉開けて警察を向かい入れる

尋ねて来た警察の者は多村と名乗ったかなり大柄な男が優しい雰囲気がある

「すいません朝早く...上の者が貴方に相談しろとうるさく言われたの物で...」


「いえ恐らく朝ニュースでやってた連続行方不明者についてでしょ?」


「えっと貴方が沙苗さんですね。良かった話が早くて助かります。その件なんですが

行方不明者は愛する者よ待っててくれ、願いが叶うんだこれで助けられる。私の心配はしなくていいと書き置きをしているんです。」


「なんですかそれ、まるで俺はいいから安心と言わんばかりな...あ、コーヒーどうぞ...」

大輝は話を聞きながらもお客様への飲み物を用意していた


「君は助手の...ありがとうございます。そうなんですですが書き置きした者は帰らず願い?は叶ってないみたいなんだ」


「それってなんか矛盾してません?普通なら叶えたら帰って来るんじゃ.....」


「君達..私を忘れて話を進めないでくれるかい?助手の言う通り叶ったら帰るが普通なんだろうけど、帰って来ないし叶ってないって事は、まだ終わってないのかもしくは叶えられない状況になっているって事じゃないかい?」


「それってつまり....」


「ああ多村と言ってましてね貴方の思ってる通りです」


「ですが!まだ行方不明者の遺体などが出てこないですよ!まだ決めつけるには...」


多村は急に声を荒らげる、多村は薄々感じてはいたが望みを捨てきれてはいなかった


「まぁまぁ、落ち着いてこれはあくまでも仮定の話です。それにもし遺体があればそこにいる助手が見つけてくれますから」

そう言いながら沙苗は笑いながら言っていた不謹慎とは思っているが、実際大輝の眼は行方不明者の魂が見えてはいなかった。


「ですね...確かに亡くなってはいないと思います..多分..」


多村は焦っているかのように大輝に聞いてきた


「なんで!そんな事が分かるんです!?そこまで言うには理由があるんでしょ!」


「僕の右目は亡くなった人の魂が見えるんです。簡単にいえば幽霊ですかね?それで分かるんです」


多村はそれを聞いて少し落ち着いた様子になっていた、沙苗はそれを見てひとつの疑問が出てきたなぜこの刑事はそんなに焦っているのか...まるで家族か愛人がいなくなったようなそんな疑問を持っていた。


「すいませんあつなってしまって...つい一刻でも早く行方不明者の家族を安心させたいと....」


「いえ大丈夫です、慣れていますから我々は..警察としては一刻も早く原因究明したい...だが手掛かりがない、通常では無いと判断し我々に、手助けをして欲しい..そんな所ですか?」


沙苗はおおよそこんな感じか..と思いながらもこれは厄介な事になりそうだと思っていた。警察が心霊系に頼って来るのは概ねそう言う類いと薄々感じていた。


「はい...警察としてはその様にして頂けると嬉しいんですが..勿論この事は他言無用でお願いします。」


多村が頭を下げお願いをする。沙苗は少し悩んだこれは受けていい案件なのか...受けない方がいいのではないか...

少し考え、口を開けた


「分かりましたお受けしましょうそれなりの報酬は頂くつもりなんのでよろしくお願いしますよ?」


沙苗は少しいたずら地味た笑顔で応答する。多村は良かったと胸を撫で下ろす。大輝は沙苗の顔見て嫌な予感が的中する。あれ?これやばい案件受けたんじゃね?と思いながらもお客様のいる手前ポーカーフェイスをしているが、内心くっそ面倒くさい案件受けやがってと....


「分かりました!では上にはそう伝えますので!よろしくお願い致します!」


多村は本当に良かったと思い満面の笑顔綺麗なお辞儀する

颯爽と伝える為に帰る準備をし帰っていった。


「さて、開業だ!準備をしたまえどうした浮かない顔だそ〜」


と沙苗はニヤニヤしながら大輝を見つめる。大輝はほぼ無表情に近い顔になっていたなぜなら...


「どうせ..俺がやるんですよねこの案件...」


「おお分かってるじゃないか!いや〜嬉しいよ師匠として誇りに思うよ!w」


「.........くっそ...なんで......」


大輝が絶望した何故なら、師匠はあくまでも浄霊が専門であり今回は行方不明者を探すと言う事、彼は視える為おおよその位置が分かれば視えるので分かる、彼の経験上こういった案件の場合人を傷つける悪霊がいる場合が出る為、彼はそれを見て躱すしか出来ないのである。沙苗は基本に同行はしない、理由は廃墟だった場合虫がいるので嫌いだから行きたくない!と言って帰る始末....


「とりあえず行方不明者の家族に会いに行こうじゃないか、話を聞いてそれからにしよう」


「はい....そうしますか....」


うきうきしながら沙苗は出掛ける準備をそして大輝は落ち込みながら準備をする。両者の感情は真反対だがお互いに思っている事があるこの案件は簡単には行かないだろうと。2人は入り口から出て来て戸締りをする。張り紙をし、留守中にお客が来てもいいように。

貼り紙には現在調査の為外出しています。お急ぎの方は下記の番号に連絡お願いします。っと書いた貼り紙をする


「うんうんいい出来じゃないか」


「いい出来もくそもないと思うんですがね...これ対応するの俺なんでしょ?」


「当たり前じゃないか?なんで師匠である私が出なければならないんだ?もし相手が変態なおじさんだったどうするこんなか弱い女に出ろと言うのかい!?」


「か弱いね...普段悪霊と戦ってる所を観るとそうは思わないんですけどね..」


「う...それを言われると反論出来ないが...私は嫌だぞ電話越しでハァハァ言われてもみろ気持ち悪いにも程があるだろう!?」


「それ俺にも言えるんですけど....こっちが喋る前から言われる場合だってあるんですから」


お互いに言い合いながらも行方不明者の家族の所に向かっている。これから話を聞いて一体なんかあったのかを知るために......


アセロラの虜です

初の連続物に挑戦するしますので色々緊張はしています...夏なので少しホラーな物を書いてみようと思った次第で....最近身近で心霊現象なるものにも遭遇したりしているんです。電車に乗り降りる駅に着いた時扉の前で待っていると高校生ぐらいの男の子がいたのですが扉が空いた瞬間いなくなっていたり...後ろにも人はいなかったんですけどね....

なんて体験しているの者ですが頑張って書いていきたいと思います!!!

読んでくださった方ありがとうございます!

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