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Life is choice.  作者: 小野田ラコ
第2章 彼女のカノジョ
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カオルとユッキーのLINE 「頼み」

y: カオちゃん、どうしよう。

   元カノから連絡が来た。


k: マジで? なんて。


y: 会って、お茶でもって。


k: はぁ? 今さらなんで。

   まさか、離婚でもしたとか。


y: それは、ないみたい。


k: じゃあ放っときなよ。


y: あたし、会おうかと思って。


k: は? まさか、復縁したいとか言うんじゃ……


y: それはないよ。

   既婚者との恋愛には、懲りたもん。


k: でもユッキー。本当は、まだ未練あるんでしょ。


y: うん。正直なところあるよ。けど

   あたしこのままじゃ、前に進めないからさー。

   ちゃんと伝えたかったこと伝えて

   聞くこと聞いて、さっぱりしようと思って。


k: ふっきるために、会うってこと?


y: うん。

   ちゃんと話せないまま別れちゃったから

   だから余計にあたし

   ダメだったんだと思うんだよね。


k: そっか。なら、頑張ってきなよ。

   ちょっと心配だけど。


y: だいじょぶ。


k: 復縁はナシだよ。


y: うん。分かってる。がんばる。


k: いつ会うの。


y: 来週の月曜。

   そんでさ、カオちゃんにお願いがあるんだけど


k: 何?


y: 会った後、一人でいたくないから

   カオちゃんち泊まりに行っていいかな。


k: 月曜……その日、シノが来るけど。


y: えっ、シノちゃん。じゃお邪魔かー。


k: いいよ、別に。


y: いやいや、だめでしょー。


k: いいよ。おいで。

   シノがいても、よければ。


y: もちろんシノちゃんいるなら逆にあたし

   すっごく嬉しいくらいだけど

   でもさー……?


k: 大丈夫。むしろいてくれたら、助かる。


y: んん? てことは?


k: 襲いかねない。


y: まだ襲っちゃダメなの?


k: こないだ……全力で拒否られた。


y: あらら。


k: 時間かけなきゃいけないのは

   分かってるんだけど。


y: どうせカオちゃん、無理やり襲ったんでしょ。


k: シノがあまりにも可愛くて。


y: 何それ。超羨ましい。


k: でも嫌われそうで怖い。


y: あははー。惚れてるねー。


k: 笑い事じゃないって、マジで。


   ノンケ相手って、初めてだけど

   こんなに怖いもんだとは思わなかった。


y: そっか。いつもビアンの子だもんね。


k: 私が男だったら  


y: あら、ネガティブなカオちゃん出現。


k: 久しぶりに女の自分が嫌になった。

   私が男なら、シノは


y: こらこらカオちゃん。

   違うでしょ。男じゃなくて女のカオちゃんを

   好きになってるんだよ、シノちゃんは。


k: 好きで女に生まれた訳じゃないのに


y: そうだろうけどもさ。


k: また拒否られるかと思うと。

   でも手を出さずにいる自信もない。


y: ん。それは分かるよ。非常に。

  

k: だから月曜は、シノが泊まりには来るけど


y: 分かった。つまりあたしが

   カオちゃんのストッパーってことね。


k: そーゆーこと。頼むよ。


y: なら遠慮なく遊びに行くー。

 

   わーいシノちゃんに会えるー! 楽しみー。

   でもお邪魔だったら、すぐ退散するからね。


k: 邪魔になったら嬉しいけど。


y: あたしは嬉しくないけど。


k: そういうことで。


y: そーゆーことでね。



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