秘密と眠り猫
5月のある日
テクテク
俺は学校に向かっていたとき
「け…謙人君…おはよう」
「お、桜。おはよう」
ちょうど角から桜が出てきた
「偶然だね。今日は違う道なんだな」
「そ、それは…時間があったから寄り道してたの…///」
「そっか、でも朝に話す相手がいて良かったよ」
「にゃ!…///う、うん…///」
恥ずかしくて死んじゃいそう…////
テクテク
「あ、おがさん」
おがさんが前を歩いてたので声を掛けた
「よぉ、東さ………っと、お邪魔しました~ww」
「お、おい。なんで先に行くんだよ」
「だってお二人の邪魔をするのもねぇww」
「いやいや、一緒に学校行こうぜ」
「まったく…本当に東崎はバカだね。な、倉見」
「そ、そうは思わないけど…」
「しかし倉見と登校なんて初めて見たな」
「あぁ、さっき偶然角で会ったんだ」
「ほほぉ…倉見はよく考えてんだな」
「ち、違うよ。今日は時間があって寄り道してただけで…///」
「みなまで言うな倉見。俺はよく分かってるぜ」
「も、もう…///」
すると
「あ!東崎先輩、おはようございますにゃん!!」
「おはよう咲川さん」
咲川さんが声を掛けてきた
「倉見先輩おはようございます」
「おはよう…」
「ひぅ…小笠原先輩…」
おがさんを見た途端に怖がる顔をしてきた。
「咲川さん、前はごめんな(汗)叫んじゃって…」
「い…いえ…」
ススス…
「おがさん嫌われてるなぁw」
「俺はただ東崎の恋愛展開に自我が均衡を保てずに木っ端木っ端してしまったんだよ…」
「なに言ってんのお前…」
~~~~~~~~~~
昼休み
「ところで今日は委員会があんの知ってる?」
「え?そうなの?」
明石がある紙を渡してきた
「急に委員会の集まりが決まったらしい」
「まじかぁ…じゃあ今日は部活出来ないな」
「そうだね。じゃあ武蔵田君達に電話しておくね」
「よろしく桜。」
「ところで、映画部はどう?」
明石が聞いてきた
「新入部員入ってきたし、まぁ一応安泰って感じかな」
「そうか。じゃあ今年は大丈夫そうだな」
「でもよー明石」
いきなりおがさんが話に入ってきた
「なんだよ急に」
「東崎は今とんでもなく面白い状況に巻き込まれてんだぜww」
「なるほどw」
さっきから、おがさんと明石は何を言ってんだ?
「面白い状況ってなんだよ?」
「東崎は知らなくていーんだよ。俺達だけで楽しむんだから」
「そうそうw謙人は知らなくていいさ」
「明石まで…」
「ムーーー」
~~~~~~~~~~
放課後
テクテク
「何かあの2人変だったな…な、さく…桜?」
「プクー」
「桜どうした!?(汗)何か怒ってる?」
「怒ってないよ…」
「何かアイツ等が嫌な事を言ったのか?もしかして俺のせい?」
「分からないけど…なんか嫌なの…」
「???」
保健委員会の会議後…
「じゃあ、東崎君倉見さんよろしくお願いしますね」
「分かりました。」
会議後、なぜか知らんが書類をまとめる役を任されてしまった
「あー………これは面倒だな」
「結構量あるね」
「今日は早く終われば、部活やろうかと考えたのに…はぁ」
「でも早くやって帰ろうよ」
「あー」
ガチャ…トントン
「……………」
「……………」
どどどどど…どうしよう!!///謙人君とふたりっきりだよぅ!!
さっきはあんなそっけない態度取ってたのに、内心恥ずかしくてたまらなかった…
こんな保健室という密室で私はもう胸が破裂しそう//////
「?………桜、どうした?」
「にゃっ!?なんでもないよ///」
「顔赤いけど…」
「にゃあ!!///」
ガバッ
どうしよう…赤くなってる顔見られちゃった///
恥ずかしいよぉ///
「もしかして…桜。まだ怒ってる?」
「ち、違うの!!」
「なにが?(汗)」
「違うというか…その…ちょっとこれは緊張してたというか///」
「緊張?ふたりっきりじゃ嫌ってこと?」
「そうじゃなくて………///と、とにかく私は大丈夫だから!!」
「そうか?ならいいけどさ。」
「……………///」
私、テンパり過ぎちゃった…///
「桜」
「にゃふ!?な、何?」
「もし緊張し過ぎたら、休んでもいいぞ。作業は俺がやっておくし」
「だ、大丈夫だから心配しないで…///」
すーすー
「眠っちゃたな…」
つい5分前まで大丈夫と言っていた桜は書類を持ったまま寝ていた
やっぱり疲れてんだな…
まぁ、新入部員勧誘からだいぶ頑張ってたし、疲れるのは当然か
「ちょっと毛布借りよ…」
パサッ
「いつもお疲れさま」
俺は桜に毛布を掛けてあげた
………そういや、桜はなんでさっき怒ってたんだろうか?
昼休みに明石とおがさんが謎の会話してからだったような…
面白い状況…と言ってたが、もしかしたら…咲川さんが俺に告白したことか?
いや、それで桜が怒るか?
でも桜が怒るってことは……………
……………
……………
「ま、いいか」
~~~~~~~~~~
カーカー(←カラスの鳴き声)
「う…うん?」
「お、桜起きたか?」
「にゃ………あれ私…なんで毛布が…?」
「桜が寝てたから、毛布掛けといたんだよ」
「あ、ありがとう///」
「結構眠ってたな。もう夕方だ」
「そ、そう……………って、にゃう!!!??//////」
「?どした?」
「寝てたって…寝顔見てたの?///」
「え、そりゃまぁ」
カァァァァ………//////
どうしよう…寝顔見られちゃったよ///
変な顔で寝てなければいいけど…
「じゃあそろそろ帰るか」
「うん………///」
テクテク
「謙人…君」
「ん?」
「さっきは寝ちゃってゴメンね…書類まとめまでやってもらって…」
「いいよ。桜疲れてたみたいだし」
「だ、大丈夫だよ!私はまだまだ…」
ピトッ
「ひゃう!?」
いきなり謙人君が冷たい何かをほっぺに押し付けてきた
「あんまり心配させんなよ。ほら、それあげる」
渡してきたのは『ペプシカレーソーダ味』だった
「あ、ありがとう///」
「桜頑張るのはいいけど、たまには休憩も必要だぞ」
「でも…」
「俺もいるんだし、もっと俺に頼ってもいいんだから」
「……………分かった//////」
「じゃあまたな」
「バ、バイバイ…///」
テクテ…
「あ、そうだ桜」
「?」
謙人君は振り返ってこっちに近寄ってきて
「来週、2人で映画のロケハン行くか?」
「にゃっ!?/////」
「映画の撮影にいい場所見つけたから、桜も一緒に行かないか?」
「わ…分かった。い、行く…/////」
「そか。じゃあ土曜日に二鷹駅で」
テクテク…
謙人君とお出かけ………/////