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窓際の夢  作者: 桜瀬悠生
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 何も理解できていなくて、間違ったことを言っている。


 あきらかに知識が不足しているのに、偉そうなことを言っている。


 そんな人を見かけたとき、どんな気持ちになるだろうか。


 少なくとも僕は、たくさんの言葉が喉元までやってきてしまう。


 あるいは、指先までやってきてしまうと言うべきか。


 興味ないものに対してなら別だが、


 自分の好きなものに対しては絶対に無理だ。


 だが、そんな自分は間違っていないのだろうか。


 自分のほうが格上な気になって、


 相手のことを見下してはいないだろうか。


 相手よりも理解できていて詳しかったとしても、


 立場としては何も変わりはしないのに。


 人として間違ってしまっては、正しいことを言ったところで伝わらない。


 対等の人間だからこそ、お互いを理解しあうことができる。


 相手を尊重しながら、忌憚のない意見を述べあうことができる。

 

 スタート地点に立つことなく、ゴールにたどり着くことはできない。

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